第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

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 だいさんのしょこ

 好調更新中です。

 たぶん、きっと、おそらく。


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[ 2017/10/31 20:59 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ベイビーステップ #453 「再会」 感想

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「じゃあ来年の夏、アトランタで会いたいな・・・・」

 なっちゃんがアメリカに行く際に、言っていたことが、今まさに実現しようとしている。

 そんなこともあり、エーちゃんは落ち着けず、アトランタへの飛行機内でもあまり眠れず。
 ここまでの1年、下部大会での成績はまずまず。
 世界ランキングは300位を切るところまで上げた。

 だから本当は本選からの出場――つまり、いきなり世界ツアーデビューを狙っていたものの、及ばず予選からの出場となった。
 とはいえ、ついにアトランタに来た。

 ATP250はここが世界ツアーの入り口ということもあり、今まで出ていた下部大会とはあらゆる事が違ってくる。
 今大会のATP250アトランタは予選16ドローの、本選32ドロー。
 その予選の第1シードは世界112位の選手。
 これは本選からの出場がGS並みに難しいことを意味する。

 当然予選からハイレベルにもかかわらず、初戦で負けてしまったポイントは0。
 でも、もし予選を勝ち抜ければ、世界ツアー初出場と同時に15Pが入り、さらに本選初戦を勝てば20P。
 仮に優勝でもしようものなら、250Pが手に入る。
 もしも、そうなれば、世界ランキングは150位まで跳ね上がる。
 これはGS本選出場も夢ではないレベル。
 これが世界ツアーATP250の下部大会にはないインパクト。


 そしてもう一つの大きな違い。
 ATP250からは、予選からの出場選手でも車の送迎がある。
 エーちゃんのプロデビューのオーストラリア遠征。
 地図を片手に、常にトラブルの危険があった、あの大会とは雲泥の差。

 その上、立派なホテルも手配されている。
 部屋も広く、キッチンもついているコンドミニアム――分譲マンション式の部屋で長期滞在でも快適そうなもの。


 ホテルに着いたことで、安心したエーちゃん。
 飛行機内で眠れなかったこともあり、眠気が襲ってくるが、現地時間はまだ午後4時。

(試合は3日後・・・・。時差ボケを早く治すには、今寝ちゃダメだ)

 首を振って、眠気を振り払う。

 と、そのタイミングで、なっちゃんからの電話が。

「もしもし、なっちゃん!?」

『エーちゃん、着いた?』

「うん、着いたよ。今、どこにいるの?」

『家だよ。でもまだ、準備してるから、7時頃ウチに来れる? 住所で場所はわかるよね?』

「うん、大丈夫だと思う・・・・。じゅんび?」

『じゃあ後でね』

「うん後で」

 なっちゃんからの電話で、気持ちを切り替えられたエーちゃん。
 今のうちに一汗流そうと、練習に向かうことに。

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 そしてたどり着いた試合会場。
 そこは立体駐車場に囲まれたテニスコート。

(ここがATP250アトランタの予選会場か・・・・。立体駐車場の下にあるコートなんて面白いな)

 そして早速練習を開始するも、エーちゃんにしてはコントロールも定まらず、集中できない。
 また時間を気にするあまり、集中できない。

 というわけで、一汗かいたところで、集中できないからと練習を切り上げることに。



 そして約束の時間になり、地図を片手になっちゃんの家までやってきたエーちゃん。
 やっと会えるという喜びを噛みしめながら、ノック。

 すると喜びのなっちゃんがお出迎え。

「なっちゃん、久し振り! 会いたかったよ」

「うん。私もだよ」

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 そして、思わず抱擁。

「あはははは、本物だー! うんうん・・・・。なんか感動!
 ねぇ早く入って。ご飯作っておいたから!」

「え・・! わざわざ作ってくれたの? ありがとう!」

「うわぁ・・! うれしいな。準備してるって、そういうことだったのか!」

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「あとは心の準備とかね」

「えっ!!」



 そして翌日。
 ホテルのラウンジには、チーム丸尾の面々が。

 そこになっちゃんと共にやってきたエーちゃん。

 実は、本日がチームが揃うのは初めて。
 というわけで、それぞれに自己紹介。

 相変わらず強面なエディコーチ。
 そしてエディコーチに気後れ気味の室賀さん。

 そして、現在コーチ勉強中の諭吉。
 
 諭吉はまだ正式なチームではない。
 しかし、エーちゃんの世界ツアーデビューを見逃すまいと自腹でやってきた。
 
 そして――。

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「僕の恋人の鷹崎ナツさんです」

「はじめまして! ジョージア大学テニス部の鷹崎ナツです。よろしくお願いします」

 エーちゃんの照れっぷり。
 そしてなっちゃんの異常なキラキラオーラにあてられるエディコーチと室賀さん。

 そしてこの二人を昔から知っている諭吉は……。

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「いや・・。ついにというか、察したというか・・・・」




「えー・・・・。今回の遠征で、僕は初めてATP250に挑戦します。まずは予選を突破して、絶対世界ツアーデビューしたいので・・・・。何とぞ協力をお願いします!」

 と、エーちゃんが改め頭を下げ、お願い。
 というわけで、チーム丸尾始動。

 室賀さんは、早速相手の練習の様子をチェックに。
 諭吉はコートでの練習の準備を。

 そしてエディコーチは夕方の練習に、世界135位の左利きという、予選の初戦対策にバッチリの選手を準備。


(すごい・・・・。いきなり機能している気がする。)

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(そうだ俺は1年間かけて準備をして、ここに勝ちに来たんだ!)

 テニスで生きるということは、世界で戦うということ――というところで次回<#434 衝突>につづく。



 うん、まぁ、とりあえずは、普通に感想といきますか。



 えっと、袋とじはどこですか?

 いや、なんでもないです。


 うん、まぁ、予想通りというか、予想以上というか。
 あー、予想以上というのが、やっぱり素直な言葉ですかね。

 エーちゃんの照れ具合。
 なっちゃんの嫁オーラ。
 諭吉の反応。

 どれをとってもね。



 しかし、いよいよエーちゃんがATP250に挑戦。
 ……ですが、エディコーチが初戦対策として用意してくれた相手が、世界135位の左利きの選手。

 で、予選の第1シードが、世界112位の選手。

 エーちゃん、予選の第1シードが相手ですか?
 まぁ、エーちゃんはATP250初参戦ですし、基本は格上が相手なんでしょうが……。


 それでも、エーちゃんなら、やってくれそうという期待が。

 期待が……。



 期待が…。



 期待が。



 期待があった時期が僕にもありました。



 というわけで、今回の本題。


 えぇ、祝! 10周年。

 こんなタイミングですからね。
 何かしら、重大発表があってもおかしくなかったのかもしれません。

 ほら、アニメ3期とか、ドラマ2期とか。


 いや、ゴメンなさい。
 まだ現実逃避をしていました。




 うん。
 ホント、なっちゃんとのラブラブっぷり以上の話題はないと思っていたんですよ。


 思っていたのですが……。


 最終回まであと2話ってどういうことですか。


 これにはココノイさんも怒髪天です。
 しばらく生えてなかったトサカを生やしちゃいますよ。


 はぁ。

 いや、まぁ、無理やりテンションを上げましたが、やっぱりダメです。





 ACTⅡの期待も、しているのですが……。

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 巻末コメントを読むと、正直、そんな雰囲気もない気がするんですよね。

 ベビステロスは僕にはダメージが大きすぎます。
 

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[ 2017/10/18 11:14 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)

ベイビーステップ最終回へカウントダウンスタート


 うん、まぁ、ネタバレを踏みました。
 今回は意図せず。

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 もう、何と言うか、完全に頭真っ白状態。

 完全に心を折られているココノイさんなのです。
 いや、ホント。


 なんにも手がつかない。


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[ 2017/10/15 21:22 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)

ベイビーステップ #452 「ジョージアにて」 感想

 渡邊さんの活躍もあり、デビスカップワールドグループ1回戦突破した日本代表。
 過去最高タイの成績まで上り詰めた。

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 この試合を観戦していたエーちゃん達も大興奮。

「おおおーっ! 勝っちゃったよ、日本っ!」

「すげえ・・・・。チームワークで掴んだ勝利って感じだったな」

「渡邊さんてこんな強い人だったっけ?」

「確かに実力は100以内ってずっと言われてたけどな・・・・。ついに一皮剥けたんじゃねえか?」

「丸尾くんは渡邊さんに直接勝ってるじゃん。だったら、俺もって思ってるんじゃない?」

「いやいや・・・・。そんなこと思ってないよ。
 経験したことのない重圧とか仲間との連携とか・・・・。
 普段とは全く違う戦いだってことを実感したよ」

 この試合で一番興奮した井出は、たまらず自分も早く出たいと。
 実際、こういう大舞台は井出が最も得意とするもの。

 と、そんなエーちゃん達の会話を聞いていた、隣の席の老人が思わず笑いながら話しかけてくる。

「頼もしい限りだね」

 突然話しかけられ疑問符を浮かべるエーちゃんだが、神田と荒谷はすかさず立ち上がり挨拶をする。

「君が丸尾くんか。初めまして」

「あっ、はい。初めまして・・」

「テニスにはいろんな『世界』があるだろ? 君達に明るい未来は見えたかな?」

「あ・・はい。日本代表戦のデ杯と個人戦のGSは全然違いますけど、どっちもすごく魅力的で・・・・。なので・・強くなってどっちにも出たいと思いました・・・・」

 老人は、エーちゃんの話を聞き、頷く。
 確かに、それが今の若いテニス選手がもつ、最も自然で輝かしい未来なのかもしれないと。

 でも、もし世界のトップで戦う選手だというのなら、もっと夢を見て欲しいと。

 日本には現在、ATP500のジャパンオープンがあるが、いずれはマスターズやGSを開催して、そこで優勝するといった。

「若い選手には自分の成績だけじゃなくて、テニス界を動かす気概を持って欲しいね」

 クリシュナの夢を聞いていたが、日本でのグランドスラムという話に驚きを隠せないエーちゃん。

 全英に勝つには芝への対応と速さと技術が。
 全仏に赤土では持久力と強い精神力が必要。
 全豪と全米のハードコートには力と脚力がいる。

 その上で、日本でGSをやるなら、どんなコートがいいのか。
 日本でやるなら日本人向けのコートがいい。

 例えば、コード表面の素材は4大大会すべての平均値になるように日本の技術で作ってみる。
 天候の影響を最小限にして、またお客さんや放送のことも考え、唯一の室内大会というのもいい。

 それなら室内の空調はコンピューター管理で温度も湿度も気圧も一定に保って、観客がいても声の届かない防音環境を作るのもいい。

 そうしたら環境や運や与えられた条件に左右されない、ある意味本当の世界一を追及する大会とも言えるし面白いのではないのか。

 老人の話す内容に、目から鱗が落ちるといった体のエーちゃん。

「確かに、常識に捉われなければ、いろんな未来が想像できますね。個人的にも、もしそういう大会があれば、情報の価値が高まるし、僕には戦いやすいGSになるかもしれません」

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「もっと情報戦に拘りたいなら、いっそコートにコーチや情報端末を入れられるようにするのもアリじゃないか?」

「!」

「そうやって規則や運営から日本全体で作り上げた大会を僕は見てみたいんだ。そこで日本人が優勝してくれたら最高だね。
 まあともかく、こんな事を考えてる老人がこのテニス界にいるってのを、覚えておいてくださいね。・・・・では!」


 そう言い残し去っていく老人。


 その後ろ姿が遠くなった所で、エーちゃんは疑問をぶつけることに。

「今の人って・・・・誰?」

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「原口さんな・・・・。日本テニス協会の理事長兼世界テニス連盟の理事だよ」

「言わば日本テニス界のトップだな」


 思わぬ大物と話をしていたことに、衝撃を受けるエーちゃん。


 というわけで、その時の話をなっちゃんとの電話で。

「これから先のテニス界もどんどん変わっていきそうで、俺もそれを考えていくべき選手なんだって言われて、ちょっとワクワクしたんだ」

『そうだね! 日本代表に入ればもっと具体的な話になるかもよ。それもきっともうすぐだと思うよ。
 エーちゃんは、もうBチームじゃなくて、日本代表のレギュラーを目指すべきだよ』

 そう豪語するなっちゃんだが、当の彼女は大学でのレギュラーに選ばれていない。

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『私も一応日本一にはなったけどさ! ここの大学、全米のトップクラスだから、この辺の強い人は皆集まってきてるんだよ! アメリカ思ったよりでっかいよ!』

 そう叫ばずにはいられないなっちゃん。

 その上、勉強の成績が下がると試合に出してもらえない。
 というわけで、課題も終わっていないため、エーちゃんとの電話もここで切り上げなければならない。

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 そしてPCに向かい、勉強を始めるなっちゃん。


 彼女ももう渡米して半年。
 エーちゃんとは違う形ではあるものの、世界と戦うための強力なサポートを受けている。
 おかげで現在は勉強とテニスだけに集中できている。

 チームメイトはアメリカ国内だけでなく、世界中から集まった強豪たち。
 日本なら世界ランキング500位でもスポンサーがつくものの、こちらでは200位以内でなければ見向きもされない。

 でも、それが世界標準。


 そんな中、なっちゃんがコーチから受ける指導内容は、もう少し戦略的なプレーを増やせないかというもの。
 レベルアップするために、もっと新しい挑戦をするべきだと。


 そんな中、チームメイトのエマが突然怒鳴り声をあげ、コートを去っていてしまう。
 レギュラー決め練習試合がミスジャッジで不利になった。
 それに加えて、最近行き詰っていたこともあり、キレてしまったのだろうというのが、他の仲間たちの話。

 そこで、思わず彼女を追い掛けたなっちゃん。
 当然キレて飛び出してしまった相手だけに、放っておいてと冷たくあしらわれてしまうのだが。

「ねぇ・・。悔しいなら、明日から一緒に練習しない?」

「ハァ?」

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「レギュラーじゃない私たちが強くなんなきゃ面白くないじゃん」

 なっちゃん相手に、折れたのはエマの方。


 なっちゃんは留学して、日に日にチームのことを大事に思うようになった。
 だからこそ、ここでの楽しさが、わかってきたのだと。


 テニスはコートでの練習とトレーニングだけでは強くなれない。
 それをするのは大前提だが、勉強や仲間との会話もすごく大事なのだと。

 たくさん知識を増やし、色々な考え方を知り。
 そういう仲間と目標や苦しみを共有していると、皆と一緒に相乗効果で自分も強くなっている。
 一人の時より自分の幅が広くなって、大きく成長できる気がすると。

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 そしてなっちゃんとエマの戦績が伸び――ダブルスで試合に出るという思いがけない結果に結びついたりもする。


 そして迎えた8月――。


 折角練習が休みだが、猛暑。
 ということで、海に遊びに行こうと計画したエマ。

 そこになっちゃんが通りかかったため、早速誘ってみるが、なっちゃんは先約があるからと、それを拒否。

 というのも、この日はなっちゃんがずっと楽しみにしていた。


 1年ぶりにエーちゃんに会える日。

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 というわけで、エーちゃん、なっちゃんのいるアトランタへ到着――というところで次回<#453 再会>につづく。



 ある意味予想通り。

 でも、予想外。

 この3週で1年くらい話が進みましたよ。
 ちょっと、衝撃的でした。


 まぁ、それはさて置いた、物語的な話。


 テニス協会の原口さん。
 日本のテニス界のトップながら、保守的ではなく、色々と斬新な発想で日本GSを考えていてすごいなぁと。

 そして、そんな大物をエーちゃんが知らないのが意外……なのか?

 あと、地味にレスポンスの鈍い井出も知らなそうな気がしますが……。



 そしてなっちゃんの大学生活。

 うん、エーちゃん分が不足してそうですが、充実している感じですよね。


 そしてエーちゃんは宣言通り、ATP250の大会に出場できるだけのポイントを稼ぎましたか。
 いよいよ世界ツアーデビューですね。

 えぇ、そのためのモチベーションも充分だったでしょう。


 ――なっちゃん家にお泊り。



 的な話になるのか次回、どんなイチャイチャ回になるのか楽しみです。

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[ 2017/10/11 01:34 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)

ベイビーステップ #451 「日本の戦い」 感想

 2月――国別対抗戦デビスカップ、ワールドグループ1回戦。

 日本代表入りを逃したエーちゃんが、その日本代表チームのロッカールームに。


「アルゼンチンは格上。・・・・だが正に俺達が今倒さなきゃならないすぐ上にいる相手だ」

「絶対勝つぞ!」

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「おおっ!!」


 門馬さんを中心に、円陣を組む日本代表の面々。
 その様子を荒谷、井出、神田達と一緒に目にするエーちゃん。

(いつもと全然雰囲気が違う・・・・。いつも控え室では全員ライバル同士なのに、テニス選手同士でこんな一体感があるなんて・・・・)


「将来の日本代表候補の諸君・・・・。今日、君たちがここにいる意味はわかってるよな。この三日間をよく目に焼き付けておいて欲しい」

 そう語る浅野さん。


 国別対抗戦は初日のシングルス2試合から始まり、2日目にダブルスが1試合。
 そして最終日にシングルス2試合と3日間の計5試合で勝敗を争う。

 この3日間、4名の登録選手は、1日1回出場できる。
 例えば、池なら3試合に出場する権利はあるが、試合はタフな5セットマッチ。
 3日連続出場は世界ツアーを回る選手には不可能に近いので、この5試合中いかにして3勝して勝利するかは策略が必要になる。

 初日の初戦は日本のS2世界55位の門馬さんと、相手のS1世界26位ラモン・レドンドの対戦。
 デ杯が全てと公言している門馬さんの試合。

 この試合を観て門馬さんの全てを吸収しようと、ノートを手にするエーちゃん。


 この試合は壮絶なものとなった。

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 持久力が要の門馬さんのスタイルからは、あり得ない序盤からのトップギアで始まり、そのままペースを落とさない猛攻で、確実に格上の相手を自分の土俵に引きずり込んだ。

 が、世界には30位台にまた一つ大きな壁がある。
 その壁はもう一息で崩れそう。
 それだけにプレーを見せた門馬さんだったが、その『もう一息』が大きいものだと感じさせられる敗戦となってしまった。

 そして、試合は内容次第で次に戦う選手にも影響すると言うことを思い知らされることになった。

 世界39位の池の相手は、世界40位のニコラス・ベレス。
 大黒柱が折られ、苦境に陥った日本を若きエースは救えるか。
 全国中継された試合の注目度は高く、池はこういう機会を逃さない。

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 日本にテニスブームを起こすほどの衝撃で、圧倒的に勝利して、劣勢の日本を奮い立たせる。

 そして二日目のダブルス。
 相手は世界5位のペアで、日本の吉道さんと渡邊さんは明らかに格下。
 しかも吉道さんはエーちゃんとの試合以降、怪我で休んでいたこともあって苦戦が予想された。

 でも、吉道さんもデ杯に全てを捧げる人物。
 この試合に合わせて万全の状態に仕上げてきたのは、誰の目から見ても確か。

 渡邊さんも、気合が入っているだけでなく、力も動きもかなりのレベルアップ。
 これは渡邊さん自身の成長だけでなく、吉道さんと組んでいる影響も大きい。
 二人は間違いなく実力を足した以上の力を出していた。
 吉道さんが渡邊さんを精神的に支え、渡邊さんが吉道さんの守備範囲をカバーし、吉道さんが試合を造り、渡邊さんが決める。
 これで世界5位と互角に渡り合っていた。

 国別対抗戦は力を合わせて戦う特別な試合だと改めて思い知らされることに。

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 この試合、フルセットまでもつれたものの、勝利は掴めず。

 そして迎えた最終日。
 オーダーが発表された瞬間、会場が騒然。

 というのも、本来出る予定だった門馬さんが、右手首の不安から急遽おオーダーが変更になったから。

 門馬さんが誰よりも出たいということは誰もが分かっていたが、その門馬さんがファン、日本の将来、スポンサー、関係者などすべてを総合的に考えて、監督に直訴した。

 その上で、最終戦を任されたのが、渡邊さん。


 その前のエース対決。
 背水で、相手も格上という逆境が、池に火をつける。

 相手は2日前の門馬さんと同じラモン・レドンド。
 しかし、門馬さんとの試合でかなりの体力を消耗。
 出だしから池の猛攻で優勢に試合を進め、セットカウント3-1で勝利。


 これで対戦成績を2-2とし、勝敗は最終戦の渡邊さんのシングルスに託された。

 ホームの大声援を浴びながら登場の渡邊さん。
 その重圧を一身に浴びるため、表情は優れない。

「大丈夫! 俺たちがついてる!」

 そんな吉道さんの声援。
 そしてその周りの日本代表のチームメイトたちを見て、渡邊さんの表情も引き締まる。

 そしていざ試合が始まると、エーちゃんとの試合とは別人。
 丁寧で力強い。

 無理はせず力強い渡邊さんに対し、世界40位のニコラス・ベレスはミスを連発。

 精神面が整うと、渡邊さんは日本で数少ない世界で戦える身体を持った選手なのだと実感させる内容。
 大事なポイントでミスをしないため、丁寧に打っている球が驚くほどに力強い。

 試合は渡邊さん有利に進み、セットカウントは2-1。
 池、門馬さんを除いて、世界レベルに一番近いのは渡邊さんかもしれない。
 日本代表が最後を渡邊さんに託した理由がよくわかるほど。

 そして2セットアップで迎えた第4セット。
 ここを失い最終セットに入るとホームの有利が逆に重圧に変わる可能性もある重要な局面。

 渡邊さんはタイブレークで攻めに攻め、奪取。

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 日本代表は世界グループ1回戦を突破し、ベスト8に――というところで次回<#452 ジョージアにて>につづく。




 しっかり2つ勝って、エースとしての存在感を見せつけた池も流石ですが。

 最終戦、急遽選ばれて、ジャイアントキリングを起こした渡邊さんが完全に主役ですね。

 慶稜チャレンジャーでエーちゃんに負けて、浅野さんとのトレーニングが実を結んだという所でしょうか?
 元々、伸び悩んでいただけで、実力は日本トップクラスですからね。

 エーちゃんに打ちのめされたのが、いい方向に動く。
 まぁ、最近は見られませんでしたが、よくある話ですので。


 しかし、余所でも少し触れましたが、門馬さんの突然のアクシデントで最終戦に急遽登場。
 その上で、格上相手に勝利とか、最終回でやってもおかしくない様な内容ですよね。

 こんなオイシイ場面、ここで使っちゃって良かったのかどうなのか。


 それはそうと、シングル戦オンリーのエーちゃんは物珍しそう的な雰囲気もありましたが、荒谷は団体戦のノリ好きそうですよね。
 円陣のシーン、目を輝かせていましたし。

 神田なんかも鹿梅の経験がありますし。

 井出の団体戦のキャリアは知りませんが……。


 しかし、次回サブタイが『ジョージアにて』。

 …………明らかになっちゃん回ですよね。
 なっちゃんのジョージア大学での話になるのか。

 あるいはまた時間が飛んで、エーちゃん世界ツアーデビューを狙っているアトランタの大会的な話になるのか。

 どう転んでも、なっちゃんメイン回だとは思います。



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[ 2017/10/05 20:50 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
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