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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ネギま! 320時間目 「負けない、負けられない!!」 感想

 手を拘束されながらも、調の前に立ち塞がった、のどかと夏美。
 彼女らを排除するために、調は『凶器の提琴』を。

 その能力を知るのどかは、あわてて、夏美に体当たりすることで、その攻撃を避ける。
 一方、そんな調に背後から迫るアーニャと古菲。
 そんな2人にも調は対応。
 魔法障壁で防御しようとするアーニャだったが、音の衝撃は障壁で防げず。

 さらには調は千雨達にも攻撃を。
 全方位からの音の衝撃“救燐唱”が千雨達を襲う。
 それを古菲が盾となり、衝撃派を耐え切ってみせる。
 しかし、そのダメージは決して少なくない。

 さらに追撃をかけようとする調。
 そこで美空が超高速での動きで、調の『凶器の提琴』を奪い取る。

 しかし調、そこで慌てずに、アーティファクトを退去、再召喚しようとする。

 が、ここでその再召喚を妨害するのは、高音の『黒衣の夜想曲』。
 調は高音の影槍を最小限で防御しつつ、その一方で樹の根を操り明日菜を祭壇へと運ぶ。

 その根進行を防ごうと動き出す愛衣とコレット。
 しかし根が枝分かれし、彼女らに邪魔はさせまいと動く。

 それは調全身全霊の力。
 それに愛衣もコレットも防御が精一杯で明日菜奪還に動くことはできない。

 とそこに横から放たれた古菲の神珍鉄自在棍がクリーンヒット。
 その隙をついて、高音の影槍が多段ヒット。
 降伏を迫る高音だが、調もここを譲ることはできない。

 というのも、彼女の一族はどこかの一族の恨まれ壊滅状態に。
 さらに彼女らの角は高値で取引され、その後は奴隷以下となってしまう。
 幼かった調はその際に隠れることしかできず、それもむなしく発見されてしまう。
 それを救ったのが、フェイトとルーナだった。
 復讐に手は貸せないが、一緒に世界を変えようと手を差し伸べたフェイトへの思いもある。

(神々に祝福されて生まれてきたあなた達のような人間には、絶対に負けられない!!)

 樹の根で愛衣とコレットを吹き飛ばし、明日菜を祭壇へ。

「我々の意地の勝利です・・。樹霊結界を施しました。もう、姫御子に手は出せません・・よ」


 明日菜が祭壇に戻されたのを、フェイトとの戦いの中目撃したネギ。
 そんなネギに言葉を投げかけるフェイト。
「調さんの粘り勝ちだね。君の仲間もがんばったようだけど、調さんに感謝すべきだよ、ネギ君。姫御子が祭壇にいないまま、儀式が不完全に発動すれば六千五百万人の「人間」は弾き出されて、火星の荒野に投げ出されるところだった。最悪の事態だよ、君達のせいでね」

 しかしネギは動揺を見せず。

「儀式自体を止めてみせる、そう言ったろうフェイト」

「ならば、僕を殺して儀式を止める他はないね」

 フェイトは一瞬で間合いを詰め、ネギの断罪の剣を握り砕き、石剣を振り下ろす。
 それに対して、ネギも石剣に拳を合わせ剣を叩き折る。

「殺すなんてしない、フェイト僕は・・」

 そんなネギの言葉を遮り、顔面に突き刺さるフェイトの掌底。
「甘いよ、ネギ君。甘すぎる。その甘さで・・世界を背負うつもりかい?」
「ああ、そうだ」

 フェイトの蹴りで吹き飛ばされるネギ。
 しかし吹き飛ばされた先で激突し、砕けた岩を足場にし、頭突き。

 そして戦いは一層激しさを増していく。


 一方その頃。
 麻帆良学園では、世界樹の上に映し出される墓守り人の宮殿が。
 それ意味がわからない生徒達は、3D技術やUFOの母船、工学部のデモンストレーションと様々な憶測が飛び交う。

 そんな中、笑顔を浮かべるのはエヴァ(本物)。
「ハ、これは壮観だな」
 その横にはザジ。
「まさかこんな形で向こうと繋がるとは・・。まだ蜃気楼のようなものですが」

 とそんな中、宮殿内で輝く光が。
 その光の原因を探るため目を凝らすエヴァ。

 そこで目撃したのは、ネギとフェイトの戦い。
 そのネギの様子に、
「ぼー・・や?」
 と半信半疑な様子のエヴァというところで次回に続く。



 何と言っても今回は調回。
 古菲、アーニャ、高音、それに愛衣にコレット、あと美空。小太郎や楓といった格上相手がいなかったとは言え、数の上では圧倒的に不利な状況で、明日菜を祭壇にまで運んだ意地は見事の一言。

 彼女らの戦闘は非常に見ごたえがありました。


 そして儀式を止めるための手段。
 フェイトは自分を殺すしかないと言っていますが、ネギはそれをしない。

 これはフェイトに負けを認めさせるようにするしかないのか。
 一番いいのは、この勝負で死なないようフェイトを負かして、その上でネギの持つ魔法世界を救うための手段を聞かせ納得させるといった感じしか思い浮かびませんが……。

 あといよいよ麻帆良に出現した墓守り人の宮殿。
 そしてそれを見上げるエヴァ。

 最後のコマのエヴァの驚いたような表情が印象的でした。
 それはネギの実力故か、闇の魔法を使っていたが故か、それとも一目見てネギが人間を止めたことを見抜いたが故か。

 いずれにしろエヴァの反応の意図も気になるところです。


 CD付き初回限定版 魔法先生ネギま! 33巻 (講談社キャラクターズA)
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[ 2011/03/10 23:30 ] 魔法先生ネギま! | TB(1) | CM(0)

ネギま! 319時間目 「1000%バトル!!」 感想

 いよいよ始まったネギvsフェイトの決戦。
 その余波にのどかと夏美が巻き込まれそうに。

 一瞬そちらに視線をやるが、ネギは油断せずにフェイトの攻撃を捌き、逆に吹き飛ばす。
 
 そんな戦闘が始まったことを確認しつつ、別の場所で調の傍で気絶している明日菜を発見する木乃香。

 ネギはフェイトに向け、“魔法の射手連弾・光の1001矢”を放つ。
 基本攻撃魔法とはいえ、それはもう大魔法と変わらない、それはフェイトにかつての千の呪文の男を彷彿とさせるほど。

 光の矢を避けるフェイト。
 しかしそのフェイトに間合いを詰め、足を掴み、右腕開放、魔法の射手の1001矢による桜華崩拳を放とうと。

 しかし、そこでフェイトはネギの振り下ろそうかという拳に“石化の邪眼”でネギの攻撃を止める。
 どころか今度は、ネギがフェイトの視線から逃げることに。

 するとフェイト、その間を利用して“石の息吹”の詠唱を完了。
 それはかつてネギが京都で喰らった石化魔法。

 迫り来る石化の雲をネギは“雷の暴風”で吹き飛ばす。
 でもフェイトはそんなネギの背後を取る。
 その上で放たれる“千刃黒曜剣”。

 ネギは飛来する黒曜剣のすべてを破壊。
 そしてフェイトに視線を向けると、視界いっぱいに広がる黒杭が。

「『万象貫く黒杭の円環』。ジャック・ラカンは凌いだよ。君はどうだい、ネギく・・」

 最後まで台詞を言い切れず殴り飛ばされるフェイト。
 それはネギが“雷天大壮”によって黒杭の間隙を縫うようにフェイトにたどり着いての一撃。
 ネギの攻撃はそれだけに止まらない。
 反射的に反撃しようとしたフェイトの腕を取り、もう一撃ボディへ、さらに肘、そのまま殴り飛ばし、雷速瞬動でフェイトを地面へと叩きつける。

 そんなネギの攻撃を受けて、突如として笑い出すフェイト。
(この重さ・・! クウィントゥムとは比べるべくもない)
 と雷速で迫るネギに対して肘でのカウンター。

「ネギ君。その技への対策は君の師匠が全国ネットで公開済みだろう。ダメだよネギ君、この戦いで出し惜しみはなしだ」

 ネギはあの試合中継を見られていたことに驚きつつも、さらに千の雷を掌握し、雷天双壮に。

「これで満足かフェイト」
「ああ、大いにね。かのJ・ラカンすら対応できなかった君の独自魔法。見事だよ、僕からも賞賛を贈ろう」
「――いつも無表情な君が、今日はよく笑うじゃないか」
「楽しいからだよ、ネギ君。僕にとってはこの戦いこそが・・唯一の望みだった」
「唯一の望み・・だって?」

 ネギとそんな会話をしながらも、フェイトは調にテレパス。
 明日菜を祭壇に戻すよう頼む。

 が、そのそんな調に対して蹴りを放つ古菲。
 それを木精防御で防ぐが、さらにアーニャの蹴りが木精防御を燃やす。

 彼女らに付き合ってられないと祭壇に向かおうとする調、彼女の前に立ちふさがるのは、手を拘束されたままの、のどかと夏美。


 その一方で激突するネギの断罪の剣とフェイトの石剣。
「唯一だって・・? 君の僕への評価がそれほど高かったとは意外だね」
「フッ・・。さあ、見せてもらおうか。君の全てを」

 というところで次回に続く。


 今回のバトルはあくまでも小手調べといった感じ。
 でも僕はこういった即全力vs全力といった感じではないバトルが好きだったりします。
 
 しかしフェイトは本当にネギとの一戦を楽しんでいる印象。
 唯一のとか言ってますし。

 その一方で調にテレパスって、明日菜のことを任せたり、何だかんだでそつがないなぁ。



 本当はもう少し書きたいこともあるのですが、考えがまとまりませんでした。

 CD付き初回限定版 魔法先生ネギま! 33巻 (講談社キャラクターズA)
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[ 2011/03/04 23:35 ] 魔法先生ネギま! | TB(1) | CM(0)

ネギま! 318時間目 「決戦!!」 感想

 刹那vs月詠から。
 刹那との戦いを歓喜の笑みを浮かべる月詠、刹那はなぜ笑っていられると

問うが、刹那だって木乃香以外どうでもいいくせにと。
「所詮、この世界は夢まぼろし。センパイがそれを気にかけるはおためごか

しにしか聞こえまへんわ」

 一方、いよいよフェイトの所までたどり着いたネギ。
 戦いになった場合、余波がどれほどになるのか予測ができないため、備え

るよう言って、パル様号から降り、フェイトのところへ。

 そしていざ、フェイトの目の前まで来ると、雷天双壮の術式を解き、平常

状態でフェイト向かい合うネギ。

 そしてそんなタイミングで祭壇に転移してくる千雨達一行。
 雷化を解いての対峙に木っ端微塵にされるのではと危惧するカモ。

 そんな心配を余所に、ネギは話し合いを始める。
「できれば話し合いで決めたい」
「・・本気でいっているとは思わないね」

 そしてお互いのガンの飛ばしあい。
 そこで先に動いたのはフェイト。
 拳一閃、その拳はネギの頬を捉え、さらに周囲を吹き飛ばす威力を見せる



 カモは生身のネギがそれに耐えられるはずがないと、青ざめるが、ネギは

木っ端微塵にならず、そこに健在。

 フェイトは一瞬の間を置き、「そういうことか」と何かしらの納得をみせ

る。
 一方のネギの反撃。
 その一撃はフェイトを吹き飛ばす。

「フフ・・、・・京都で僕は君に今はまだ無理だと言ったよね。・・・・遂にここま

で来たか」
「オスティアで君は僕に・・何も知らないただの子供だと言ったね。全てを知

り僕自身の答えを携えて来たぞ」
「その答えは受け入れられない」
「ああ・・だから、拳でわからせてやるって言ってんだ、フェイト」
「フ・・」

 しかしネギが生身でフェイトとやりあっている疑問への答えの予測。
 それは内面の試練的アレで闇の力を我がモノとして取り込んだたかそうい

う流れの可能性が浮上。
 闇の魔法を異物ではなく自らのモノとした、けどそれは常に自然状態で闇

の魔法を維持しているということ。

 千雨の脳裏を過ぎるのは、偽エヴァの二度と人間に戻れないといった言葉。
 つまりネギはエヴァ同様、「人間」とは呼べないモノになっているということに。

 そして人でなくなった(かもしれない)ネギはフェイトを拳を交える――というところで次回に続く。


 冒頭はまさかの刹那vs月詠。
 いや、前回妙に気になる描写があったものの、殆ど描かなかったのは、今回のためか。
 いや、しかしネギvsフェイトの決戦が始まろうという中、こっちは決着がつくのかどうか。


 しかしネギが人間ではないモノとなる。
 今回千雨が思い出した偽エヴァの言葉は若干ですがフラグだと思っていましたし、デュナミスとの相討った状態からの復活が何の代償の支払わずではないと思っていましたが、本当に人間でなくなる展開とは……。
 と言っても、パッと見何も変わっていないだけに、いまいち実感はわかないです。

 その辺後で触れることになるのかなぁ。

 まぁ、とりあえずその辺の話しは置いておいてもいいので、今後のネギvsフェイトの激戦がどうなるのかに期待です。


 最後となりましたが、『ネギま!』今週で8周年。
 おめでとうございます。


 CD付き初回限定版 魔法先生ネギま! 33巻 (講談社キャラクターズA)
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[ 2011/02/24 23:28 ] 魔法先生ネギま! | TB(1) | CM(0)

ネギま! 317時間目 「崩壊へのカウントダウン!」 感想

 ポヨとの対決中でもネギの復活に気づく龍宮。
 そしてポヨも勿論気づく。

 だが、それとほぼ同時に世界を救うには遅かったかもしれないという事態

の発生にも。

 一方、タカミチ、大小合わせて五十万の召喚魔の相手をしているため、ネ

ギのサポートには回れない。
 クルトはタイムリミット二十九分前で魔力増大速度の一時減衰を確認。し

かしながら、本国より緊急入念が。
 それは連合各地で強力な魔力嵐が発生し、その嵐に触れたものはチリのよ

うに姿を消したというもの。
 それは魔法世界崩壊の開始。
 動揺を隠し切れないクルト。

 一方、メガロメセンブリア、メガロ湾沿岸。
 そこでも嵐が視認できる。

 メガロ市民はアナウンスにも関わらず、メガロ軍がいるから大丈夫と避難

する様子を見せず。
 しかしながら、そのメガロ軍の船が、そしてゲートポートが使えないとい

うことで市民は一気にパニックを起こす。
 そのな市民も目に入らない様子で、ドネットは魔力枯渇による神造異界の

崩壊だと確信。
 竜巻の向こうに荒れ果てた荒野が、魔法世界という皮が剥がれて依代の火

星がむき出しになっているのだと。

 そしてその嵐は次々と全てを飲み込んでいく。
 イリジウム大陸、ケルベラス大森林。
 自由交易都市アグニクス。
 魔法学術都市アリアドネー。
 メガロセンブリア信託統治領、新オスティアナ。

 そしてそんな中。
 月詠との激戦中だった刹那。
「く・・お嬢様・・」
 と血を流しながら呟く。

 そんな中、デュナミス達のところから脱出し、上に向かっている千雨達。
 亜子のアーティファクトで身体強化して走る。

 そんな彼女等の前に立ちはだかったのは――アーニャ。
 普通の静止では止まらない千雨達を殴らんかという勢いで。

 彼女がそこにいたのは、子供だから安全な場所にいろと置いていかれた結

果、彼女は無事だった。
 そして作戦を見ていて、アーウェルンクスシリーズに皆がやられたこと、

それにフェイトが仲間割れをしたこと、とにかく皆を助けにいかないといけ

ないことを報告。

 そしてそのフェイトがいる祭壇。
 そこで調がフェイトに起こされる。
 彼女が目を覚ますと、明日菜を奪還していて、のどかと夏美は捕らわれの

身。
「『孤独な黒子』に『いどのえにっき』か。全く・・これほどの、レア・アー

ティファクトが揃うとは、君たちには驚かされるよ。――でもこれで終わり

だ」
 2人のアーティファクトカードを手にフェイトはそう言う。
 しかしのどかはフェイト相手にも全く退かずに反論。
「アーティファクトなんかなくたって、あなたが考えていることくらい分か

ります――」
 そう言って、フェイトがネギの言葉の意味が気になっていること、だからこその仲間割れという行動に出たのではという。
 その上で、ネギが言った『僕は、フェイトと友達になりたい』発言を伝え、さらにフェイト達が悪い人たちとは思えないとも。
「コ・・コーヒーがお好きなんですよね? ぜ・・ぜひ魔帆良学園に来てください。おいしいコーヒーのお店知ってますからー・・、だから・・」
 とそこでフェイトのビンタがのどかに。
 しかしのどか、そんなフェイトの行動にも笑みを浮かべ――。

 そんなのどかの様子に何か言いたそうなフェイト。
 しかし、そこでパル様号に乗って、ネギが到着。

「やあ、待ちくたびれたお。ネギ・スプリングフィールド」

 というところで次回休載。



 スゲー、魔力嵐怖ェー。
 という展開に始まり、のどかの強さ、そしていよいよ満を持してネギ登場という今回。

 魔力嵐に対する楽天的考えの野次馬達がパニックを起こす様は数ページの中に上手く表現されているなぁと。

 こんかいは何と言ってものどか回でいいんじゃないでしょうか。
 クゥィントゥムとの戦闘でより一層人間っぽさが増したとは言え、あんな感じにフェイトを激昂させようとは。

 何と言うか、相性が良いのか悪いのか。
 本当にフェイトにとってはのどかは厄介な存在となっているのでしょう。
 
 そして満を持して登場のネギですが……何と言うか、またいい所でと言わざるを得ない。

 しかし、今回さり気に気になるのは刹那の様子。
 ダメージは深刻、でも何となく、戦闘中って雰囲気ではないのですが……。

 その上、「く・・お嬢さま・・」発言。
 刹那は月詠にやられたってこと?

 で、目的は不明ながら、月詠は木乃香に標的を変え移動中とか?
 まぁ、目的としてありえそうなのは、木乃香を狙って刹那をブチキレさせて、もっと戦闘を面白くしたいとかそんな感じでしょうが……。

 とりあえず、龍宮vsポヨは決着つかずで終わりそうですが、刹那vs月詠はネギvsフェイトとの間に挟みつつ決着を描きそうな雰囲気かな?

 CD付き初回限定版 魔法先生ネギま! 33巻 (講談社キャラクターズA)
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[ 2011/02/11 23:56 ] 魔法先生ネギま! | TB(1) | CM(0)

ネギま! 316時間目 「「真実」は何処に!?」 感想

 フェイトvsクゥィントゥムはフェイトの圧倒的劣勢。
 蹴り飛ばされながらも放った石剣乱舞、それも遅いとクゥィントゥムにかわされ、一方的にラッシュ。
「主より世界の守護者として莫大な魔力と戦闘力を与えられていながら、同型の僕に反撃すらままならぬその体たらく・・やはり君は欠陥品のようだね。実力で排除する」

 フェイトが一方にボコられている中、のどかが目を覚まし、この状況に疑問符を。
 それを夏美がよくわからないと言いつつも何とか説明。

 フェイト、クゥィントゥムの雷撃を浴びつつ、思い出すのはラカンとの戦闘での言葉。
『真実? 意味? そんな言葉俺の生にゃあ何の関係もねぇのさ』
『けど楽しかったろ? もっと楽しめや、フェイト』

 夏美はフェイトがやられる前に造物主の掟を使って逃げようと。
 しかしのどかはその言葉が耳に届かず。

 クゥィントゥムはフェイトに止めを。
 『轟き渡る雷の神槍(グングナール)』それをフェイトめがけて投擲。

 リライト不完全発動を防ぐために姫君と鍵を戻さなければと即座に次のことを考え出すクゥィントゥム。
 しかし神槍を受け止めるフェイト。

 雷系最大の突貫力を有する魔装兵具を止められたことに驚きを隠せないクゥィントゥム。
 ならばと肉弾戦を挑む。
 その拳はフェイトの頬を確かに捉える、しかし同時にフェイトの放ったカウンターがクゥィントゥムの顎を的確に捉える。
 脳を揺さぶられ、一気に足にきたクゥィントゥム、その一方でフェイトは独り言のように呟く。
「・・J・ラカン、彼の言葉は今もってわからないけれど、君の拳には彼ほどの重さがないのはわかるよ。クゥィントゥム、なぜだ? なぜ君の拳は、こんなにも軽い? ・・僕も、同じ・・ということか?」
 何をわからぬことを、と放った拳。
 それを右手で捌き、その捌いた右手でクゥィントゥムの左胸に軽く触れる。
 そして
「そう・・確かにわからない」
 そう言って力を込めると、クゥィントゥムの障壁を破り左半身を吹き飛ばす。

(馬鹿な・・ッ、一撃だと・・!? いくら彼が膂力に優れる「地」属性とはいえ、魔力、多層障壁、基本性能を同じくする僕を一撃で潰すなどということが・・ッ)

 そして一撃でクゥィントゥムを撃破したフェイト。
「君は・・答えを持っているのか? ネギ・スプリングフィールド」

 そしてフェイトはのどか達の前に。
 のどかは即座に最後の鍵に手を伸ばすものの、それより先にフェイトが鍵を自分の手元に引き寄せる。
 その上で、お姫様を渡せと、のどかに迫る。
 でものどかは、そんなフェイトに一歩も退かず、なぜ仲間割れをして自分達を助けてくれたのかと問う。
 助けたつもりはないというフェイト、でものどかは「あなたの行動は矛盾しています」と。
「・・うるさい女だ。やはり君はどこかですっかり石にしておくべきだった。・・・・勘違いだよ。計画は完遂する、この僕の手でね」


 一方、魔法世界に行けなかったあやか達は麻帆良への帰路のネギジェットの中。
 長旅ながら疲れは見せず、はしゃぐ面々が多数。
 しかし、そんな中、ジェットの中でも光輝く世界樹が目撃可能となっていて。

 そして学園では既に生徒達もその異常に気づきつつも、興味本位で写メを撮ったりするのみ。
 事態の大きさに気づかず。
 しかしそんな事態に気づき、スキ間から漏れ出す魔力でこれほどの輝き、暴発したら学園まるごと吹き飛ぶと廃墟生活になる可能性も考慮し嘆息するエヴァ。
 現実世界では手の出しようがない、そんな中、弟子は何をやっているのかと。
 まぁ、ネギには荷が重いと言うものの、その発言を否定する人物が。
 それはザジ。
「彼の手は、かつての父の背に届かんとしています」
 ザジが向こうの様子がわかるのは、彼女の姉を通してネギ達が見えているため。
 そしてザジから、ネギが魔法世界の命運をかけて最後の戦いに望むところだという話を聞くエヴァ。
「くっくっくっ・・、それはそれは。可愛い弟子を旅に出した甲斐があったようだな」
「御主人ノ廃墟生活モカカッテルシナ」

 というところで次回に続く。


 フェイト復活――というよりは覚醒。
 この辺は正直言って完全に予想の範疇、というかこれ以外の展開は考えられなかった。
 ラカンの台詞が活きてくるというところまで含めて……もいいのかな?

 僕が初登場でアーウェルンクスシリーズを過小評価したのは、この辺が理由の一つでしたし。


 うん。
 予想の範囲内ですが、僕はこういう展開は大好きなので、大歓迎でした。


 しかしクゥァルトゥムを一撃粉砕したネギと同じくクゥィントゥムを一撃粉砕したフェイト。
 実力は伯仲か?

 いよいよ迎える最終決戦が楽しみになってきました。

 もう少し書きたいこともあるのですが、書いている時間があるか微妙。
 時間があれば加筆したいのですが……。


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[ 2011/02/03 23:55 ] 魔法先生ネギま! | TB(1) | CM(0)
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
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