ルフィとエース二人のために、高町に戻ったサボ。
残った2人にブルージャムは自分も貴族に生まれたかったと。
そしてサボに近づくなら殺すことになると脅し、ポルシェーミの件は水に流し、2人に仕事を手伝わせるブルージャム。
一方高町の検問所では、サボはルフィとエースに唆されて仕方がなく暴力事件に巻き込まれていたという“事実"が作られていた。
そんなことを認めることができないサボは自分の意志で動いていたという主張を続けるものの、力づくで止められ、さらには札束の力で書類は父親の都合のいいように作成される。
久しぶりに家に戻ったサボ。
彼を迎えたのは、母親とサボが不在の間に養子として迎え入れられたステリー。
父親からもステリーからも陰口、いや陰じゃないですけど、を言われるサボ。
そしてさらにステリーの口から出る“可燃ゴミの日”とゴミ山にいたら死んでいたという発言。
王族だちは少しでも天竜人に気に入られるように、国の汚点を焼き尽くすために“不確かな物の終着駅”に火をつけるという計画が持ち上がっていることを聞き出す。
それを知ったサボは即座に窓から飛び出し、情報収集。
ブルージャムも関わり、計画が本当に進行していることを知る。
一方のルフィとエース。
ルフィはサボもことを気にして日付が変わっても眠れず、エースはサボの幸せを願いつつも一旦忘れろと言いますが……。
不確かな物の終着駅が燃やされるとしったサボ。
でも高町の様子に変化がないため皆知らないのかと思い、屋敷を脱走。
その先々で火事のことを聞き込み。
皆がその事実を黙認しつつ、平然と過すように言ってくる様に狂気を感じたサボは2人にこの事実を告げるために走る。
一方、ルフィとエースはブルージャムから火事のことを知らされ……。
騒ぎ立てる2人。
ブルージャムは作戦に邪魔になりそうな2人を抑えつけ、財宝の溜め込みの有無を確認。
そして深夜、ゴミ山から火の手が上がる。
高町以外の住人はその様子に慌てて、軍隊は端町の住人を非難させつつ、火事の範囲をさらに広げていく。
そしてゴミ山で火事を実行させたブルージャム。
その報酬は貴族の称号を得て、高町に住めるようになること。
でも、大門は既に閉ざされていて、ハメられたことに気づいたときにはあたりは既に火の海。
その頃、縄で縛られていたルフィとエースは要約、その縄を切ることに成功。
火の海に思わず泣き言をこぼすルフィを叱り付け、なんとかなると進むエース。
端町側の大門前にたどり着いたサボ。
エースとルフィの名を叫ぶものの、大門の前にいる軍隊に何度も放り投げられ、ボロボロに。
そんなサボに近づく黒ずくめの男。
その男にこの火事の黒幕が“王族”と“貴族”であると告げるサボ。
さらにこの町の人間の腐ったイヤな匂いと自由になれないという言葉を続け。
――俺は貴族に生まれて恥ずかしい!!!
と涙ながらに叫ぶ。
子供がここまで言う状況になっていることに動揺する黒ずくめ男は――ドラゴン。
サボの心中を理解するものの、まだこの国を変える力を持たないと言うドラゴン。
そんなドラゴンに「準備が出来ティブルわよ!!!」とどこかで聞いた口調の叫びが。
と言うところで次回に続く。
サボの父は優秀な養子を取ったのに、なんで、ここまでサボ奪還に固執したんだろ?
生きているのを喜んでいる風でもないし、血筋に拘るって感じでもなさそうですが……。
そして何気にステリーが子育てを放棄されたという事実が気になる。
貴族の家系で優秀らしいのに。
何かしら原因があるのか?
いつ養子入りしたのか語られていませんので明確なことは分かりませんが、サボ奪還に拘ったのはその辺のこともあるのかな?
ステリーのために使い捨てる駒を欲しがっているっぽい感じですし。
正直、ステリーがそこまで優秀なのか、いまいち判断がつかないのですが……。
そしてゴミ山が火の海に。
そのタイミングで現れるドラゴンとイワさん(?)
このまま何も起こらないわけがない。
今後の展開がどう転ぶのか分かりませんが、この火の海はエースにとって忘れられない光景になる可能性が高いような気がします。
仮にそうだとしたら結局エースが食べることになった悪魔の実がメラメラの実というのは皮肉な運命の悪戯か。
いや、本当にこの火の海が更なる悲劇を生むのか分からないですけどね。
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