雪ノ下家のリムジン、そしてあの事故との関係は果たして──? 八幡は釈然としない思いを抱え、より一層ぐだぐだと残り少ない夏休みを過ごしていた。そんなある日、比企谷家に結衣が訪れた。結衣の愛犬・サブレを預かっていたのを迎えに来たのだ。結衣は、サブレの面倒を見てくれたお礼として八幡を花火大会に誘うのだが…。
予想通りにして、予定通り、5巻を1話で終了。
サブレを預けるシーンもなければ、由比ヶ浜のことを忘れている部分もカット。
というか、イヌリンガルネタも端折るかと思っていただけに、やった方がビックリ。
というわけで、由比ヶ浜とのデート回。
ゆきのんの出番が少ないのは仕様。
正直、5巻を通して出番あれだけですし。
陽乃さんの『なにヶ浜』ってのは、強烈な牽制といったところか。
ヒッキーも(胸中で、故にTVではカット)いっていますが、ゆきのん以上のスペックの持ち主ですからね、陽乃さん。
葉山の『ヒキタニ君』と根っこは同じってところですか。
ある意味似た者同士といったところでしょうか。
一応幼馴染ってことになるのかな? になるわけですし。
そして満を持しての6巻部分に突入。
原作既読者にとって一番評価が高い話ですので(かく言う僕も6巻が一番好きだったりします)期待が高まります。
追記。

「事故がなくたってヒッキーはあたしを助けてくれたよ。そんでこうやって一緒に花火行ったと思う」
「ううん、そんなことない。だってヒッキー言ってたじゃん。事故がなくても一人だったって。事故は関係ないんだって。……あたしもこんな性格だからさ。いつか悩んで奉仕部連れて行かれてた。で、ヒッキーに会うの」
「そしたら、ヒッキーがまたああやってくっだらないバカな斜め下のすぎる解決法だしてさ。助けてもらうんだ。きっと、それでさ、」
「それで、きっと……」
「あたしは……」
何だかんだ言って、この辺の由比ヶ浜のセリフは非常に好きだったりします。

そして次回以降の重要人物となるさがみん。
由比ヶ浜が連れているヒッキーを見て嘲笑しちゃうような感じで、初登場から印象最悪ですが……。
これが今後、更に下降の一途を辿るとは……。
あと個人的に好きだったのは、やはりヒッキーの「まだ時間あるみたいだけどどうする? 帰る?」だったりします。
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