第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #440 「職人」 感想


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 ノート分析VS.地頭分析!!
 理と理がぶつかり、更なる高みへ!

 というわけで巻頭カラーです。


 守備位置を後ろに下げたことで、見えた微かで僅かな糸口。
 それを頼りにクリシュナに追いすがるエーちゃん。

 まずはクリシュナのサーブにも、後方の守備位置で対応。
 そこから、ベースライン1.5以内を狙い、逆襲されず安定する球威で、コントロールし続ける。

 その上で、ドロップは常にケアすることで、劣勢でもラリーは続く。

 膠着状態になったら次のステップ。
 できるだけ安全で、クリシュナが苦しむピンポイントの場所を割り出して、1/81でコントロール。

(こっちが優位でも決定打にいかないと微妙に攻めてくる。それなりに足を使わされる上に安定した配球になってる)

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(絶妙な場所を割り出したら・・、打点を正確に合わせて・・・・コントロール)


 決定打にはならないが、厳しいショットを続けるエーちゃん。


(いちいちペースが変化するから神経を使う)

 ――打点を合わせてコントロール。

(安定したショットの範囲内でできる限り攻撃的にということか・・・・)

 ――打点を合わせてコントロール。


 それでも、今はクリシュナのサーブゲーム。
 どうするかは、クリシュナ次第。

(前は終始警戒されてる・・・・。あんな後ろへの強打は効果的じゃない・・・・。なら・・・・)


 クリシュナの勝負の鋭角クロス。

 これが打たれた瞬間にエーちゃんは、即座に動き出す。


(前をケアして、後ろで耐えたら、鋭角にくるのは予想できる・・・・)

 しかし、これがあと一歩及ばず、30-30とされてしまう。

(わかってても取れない決め球・・・・。ここも無理をさせるまではできた)


 このゲームに入って、見ごたえのある長いラリーが続くようになってきたと観客もざわめく。


 そして、この展開に大林も自身とエーちゃんとの試合を思い出す。

「なんか昔、丸尾くんと試合した時のことを思い出すな! シコラーの頃の」

「それは違いますよ」

 と、それを聞いた諭吉は即座に否定。

「今のアニキは大林くんと試合した時とは雲泥の差です。あの時は逃げるだけでしたけど、今は狙いがありますからね」

 と豪語する。

「確かに同じ粘りでも大違いか」

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「あの時が逃亡者なら、今は逆に狙撃手なんです。・・・・フットワークとコントロールはアニキの攻撃の要ですから」


 そんな二人の会話をすぐ前で聞いていた、宮本記者はなるほどと、納得。

 そんな間にも試合は続く。

 再び、緊張感のあるラリー。

 エーちゃんは、この遠い距離からの適度な球威でリスクの低い場所へのコントロールショットの連続。

 相手がガンガン打ち込んでくるタイプでないことが条件だが、このテニスは前の守備位置とは違う独特なリズムがある。
 遠くの狙いと打つべき球を決めたら、打点を定めてスイングの繰り返し。

 想像と単調作業のリズミカルな連続は、向いていると自覚。

 このラリーを見る宮本記者は諭吉たちの話も合わせて、記事にすべき内容を考える。


(あんな遠くから淡々といい所に打つな。・・・・まさに狙撃の職人技だ。
 ん・・・・? コレいいんじゃないか? 優秀な経営者と愚直な職人。さてどっちがいい仕事をするんだろうか?)


 ここのポイントは、ラリー戦の末エーちゃんのショットがアウトとなり、40-30。

(クソっ・・・・。こっちがミスしちゃダメ)


 続くポイントはクリシュナの鋭角ショットがアウトとなり、デュースに。

 そしてクリシュナがアドバンテージを取り、エーちゃんがデュースに戻すしシーソーゲーム。

 2ブレイクアップとはいえ、ここは落とせないクリシュナはギアを上げ、このゲームのキープを狙う。

 ダウンザラインでのウィナーでアドバンテージを取り、続くポイントは前に出て勝負に。

 エーちゃんも反応勝負に持ち込むため、足元に沈む球を打つが、クリシュナはこれをボレーで上手く捌いてこのゲームもキープ。

 これでゲームカウントは5-0に。


 ここでコートチャンジ、エーちゃんはノートに書き込みながら、情報を整理。

(すごく緻密な制御が必要だけど、意外に安全で差し迫った重圧は少ない。それに同じことの繰り返しだけど、想像力も必要で集中力がいる。そしてこの何とも言えないリズムが肌に合う・・・・)

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(この守備位置も自分のモノにしたい・・・・)


 とはいえ、すでに0-5の大ピンチ。
 このサーブゲームでどこまでやれるのかで、この先が決まる。


 一方クリシュナの、このままではいけないと、先ほどのゲームで危機感を抱く。
 2ブレイクのリードを活かすべく、強気のリターン。

 それでも、下がっている分、そのリターンで状況がひっくり返る事はない。

 その上で、サーブの優位を活かして、攻撃的に。
 打つ球を決めたら、安全な球威とコースに1/81でコントロール。

 サーブの優位もあっての、ピンポイントコントロール。
 これには、さすがのクリシュナのショットも、浅くなりチャンスに。

 すかさず、エーちゃんはアプローチ。

 次のボレーをしっかり決め15-0に。


(なんとか追いついて、打点を合わせて全ての球をピンポイントにコントロール・・・・。これって正に俺のテニスの第一歩・・・・)

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(『全ての球に追いつき、それをコントロールできれば、理論上は負けない』・・・・)

 気づけばまさに追い求めてきた展開――というところで次回<#441 悦>につづく。


 というわけで、ウィンブルドン開催目前の巻頭カラーです。
 あと、『錦織圭選手&エーちゃん、ウィンブルドンへの道!』ってな感じで、特集が組まれていますね。


 まぁ、それはさて置いた本編の話。
 経営者vs狙撃の職人。

 エーちゃんのこの守備位置を突破するのって、中々に難しいものがあるんじゃないですかね。
 ただのシコラーとしてもエーちゃんの守備力は厄介なのに、その上、安全で微妙に嫌な場所へのピンポイントコントロールって……。

 ハードヒッターならともかく、クリシュナはリスクを上げることで突破しているわけですしね。

 実際にリターンゲームでデュースを繰り返したことを考えれば、かなり効果的かと。
 それにエーちゃんの肌に合っているのもいいですよね。

 これ一辺倒では恐らく対処されてしまうのでしょうが、その間に情報が蓄積されて、更なる打開策を持ってくるのがエーちゃんですので。

 これからの流れにも期待が持てるのではないでしょうか?


 
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[ 2017/06/28 20:25 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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