FC2ブログ

第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #442 「全情報」 感想


 第1セットは6-1でクリシュナが取る。
 落胆する大林だが、ここからだと声を大にする諭吉。

 bs442-01_R.jpg

 そしてそんな、会話を近くに聞いていた宮本記者は。

(第1セットの最後、クリシュナ君はギアを上げつつも、丸尾君の後方からの攻撃に、どの程度リスクを負うべきか計りかねてるように見えた。
 そこで、あの不運とも言えるコードボールをきっかけに、徐々に上げていたギアを一気に数段上げた・・・・。おろらく長くなると運が左右しやすくて、危険だと強引な攻撃にシフトしたんだ。
 敏感に勝負の流れを読んで、迅速に判断して不運を機会に変える・・・・。まさに敏腕経営者だな)

 第1セット後半をそう振り返る。

 そして青井コーチも。

(第1セットはクリシュナ相手に有効な守備位置を見つけただけでも収穫があったと考えるべきだろう。
 ・・・・でもここからは失えば負けの第2セット。互角の展開じゃ、先に丸尾に重圧が掛かってくるのも確かなんだよな)

 そしてクリシュナ。

(スコアで先行してたから思い切っていけたし、単純にリスクを上げるだけじゃ危険過ぎる。マルオと戦う時はいつも頭を使わされるから、大変だよな)

 ノートと格闘するエーちゃんも。

(クソ・・。よくなりかけたのに、勝負所で強引にやられた・・・・。それも全ては前半に大きく差を広げられた俺が悪い・・・・。クリシュナは試合の流れをつかむのも、そこからの判断と実行もとにかく早くて正確・・・・。
 この対応・・・・相当な量の情報が頭にあるからできるんだろうな。でもセット終盤はキープできたし互角には戦えてる。あと一息で崩せるところに来てるはずだ!)

 そこでタイムのコールが。


 第2セットの頭。
 大事な出だしのサーブゲーム。

 ここもエーちゃんは後ろからの展開。
 そして早々にフォアのスライスも使っていく。

 bs442-02_R.jpg

 低いバウンドに浅くなったクリシュナのショットを見逃さず、一気に前の守備位置で勝負にでる。

 バックのクロスを鋭角に決め、最初のポイントはエーちゃんに。

(よし・・・・。これならキープできる!)

 この展開に手ごたえを得たエーちゃん。

 そしてその通り、このゲームをキープすることに成功するエーちゃん。


 そしてクリシュナ。
 第1セット終盤のようなリスクは負えない。
 かといって、積極的なエーちゃん相手に、守る時でもない。
 大事なのは、最低限のリスクを設定する感覚。

 要するに、攻め勝つより負けずにチャンスを見出す戦い方が必要な時。
 ラリーが続いてもいい。
 不運な流れは前のセットで切れているから。

 bs442-03_R.jpg

(少しでも早くブレイクしたいマルオが動く瞬間は絶対に逃さない。それ以外にもいける瞬間があれば、いつでもいく。この臨戦態勢のままマルオの情報は、常に吸収し続ける・・・・)

 クリシュナがギアを戻したことは、エーちゃんもすぐに気づく。
 しかし、甘い球が来るわけではなく、来るのは厳しい球。

(あそこに打てば、バックハンドは深めにスピンで、あそこだとスライスでやや鋭角が多い)

 そしてクリシュナはコース、球種によってエーちゃんが返してくる球のデータを集める。

 エーちゃんも何とかクリシュナを抜こうとするも、全てのショットに追いつかれてしまう。

 bs442-04_R.jpg

(きっと今、僕たちは同じことをしてる・・・・。
 機会を狙いながら、情報収集と分析・・・・。そして作戦立案。
 僕は頭の中で、マルオはノートで・・・・。当然、僕の方が効率はいい)

 ダウンザラインの強烈なショットをエーちゃんは返しきれず、クリシュナがこのゲームをキープ。

 そして第3ゲーム。

(遠くからのピンポイントなコントロールもリズムが大事。
 前の守備位置での速いリズムは後ろにも適応できる。リズムに乗ると身体が自然に動いて、頭に余裕ができる。戦略が出てきて精度も上がる・・)

 1/81にコントロールしたスピンが決まり、エーちゃんが再びキープ。

 そしてエンドチェンジ時。
 ノートにペンを走らせるエーちゃんを横目で見ながら。

(パターンが多すぎて、全体が把握しづらい。攻撃の展開は緩急、球種、コースの組み合わせだけで、こんな多彩になるのか。これは全体の一部・・・・。それとも大方見えているのか? もっと全体像を見て理解したい)


 そして第4ゲーム。
 1/81のコントロールをしながら、クリシュナを崩そうと工夫するエーちゃん。

 bs442-05_R.jpg

(本当に全部の球を取って、それをコントロールできたら、・・・・楽しいだろうな。
 目標に近づいたり、遠ざかったりだけど・・・・。全体的には徐々に近づいてきてる。この感覚がよくて集中できる・・・・。
 一つのブレイクも許されないギリギリの緊張感の中なのに、不思議な感覚・・・・)

 とはいえ、クリシュナのサーブゲームだけに、完全に思い通りというわけにはいかない。

(状態はいいんだ。・・・・ブレイクさえできれば・・・・)

 そしてお互いにキープ合戦が続き。

(本当にすごい・・・・。情報が増えるほど、マルオの丁寧な創意工夫に気づかされる。パターンらしいのは今まで第1セットの『前に出て、ダウンザライン』くらい。アレは後方から打ってこないから、もはや規則性は見出せない。終始、その都度の対応が求められる。
 見かけではわかりにくいけど、見ないうちにテニスの中身が驚くほど成長してる)

 bs442-06_R.jpg

(・・・・だけど今日、どこにどう打ったのか事実は頭にある。
 この中から、攻撃的な球だけをピックアップ・・・・。
 マルオの攻撃の起点は、両サイド深くに散ったスピン球が多くなってるのは、間違いない)

 クリシュナはそう読み、エーちゃんのサイドへのスピンを待ち、それを決め返しウィナー。

 bs442-07_R.jpg

 これで第8ゲームまで終わり、ゲームカウントは4-4。

 膠着状態を動かすべく先に動いたのはクリシュナ!

 というところで次回<#443 武器に武器>につづく。


 第2セットはいい感じでエーちゃん入る事が出来ましたね。
 勢いは十分。
 展開は互角。

 あとは切欠次第でブレイクできそうな雰囲気はありますが……。

 しかし、ここでも先に動いたのはクリシュナ。
 先手先手で動いてくるなぁと。

 本人が言っている通り、ノートのエーちゃんよりも、頭で考えるクリシュナの方が先手は打ちやすいんでしょうね。

 だからといって、クリシュナがエーちゃんの上位互換かと言えば、そうでもないんでしょうね。
 頭で考えているからこそ、先手先手で動きやすい。

 一方で、そう動いてしまう分、客観性を失うというか。

 そういう意味で、一度冷静にノートを見返すエーちゃんの怖さも半端ないと思うのです。




[タグ未指定]
[ 2017/07/12 20:54 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
FC2カウンター
QRコード
QRコード