ゲームカウント4-3で迎えたエーちゃんのサービスゲーム。
そこで出された岡田のジャンプショット、それによってエーちゃんは苦戦を強いられる。
2発目のジャンプショット。
それを返したエーちゃんのショットは、しかしネットを越えずに40-40となり、40-15から追いつかれ、あと2ポイント連取されたらブレイクされるという場面を迎えることに。
岡田独特のしかし単調なリズムだったために、何とかやれてきていたのに、ここにきてタイミングの違うショットに頭を悩ますエーちゃん。
ジャンプショットは高い打点の時に打ってくる、かといって弾まないスライスばかりではチェンジオブペースを展開できない。
結局のところ、ジャンプショットまで含めてタイミングを身体で掴むしかない。
それをあと2ポイントで出来るのかと一瞬、そんな不安が脳裏をよぎるが、サーブゲームなだけにサーブ次第で切り抜けることはできると。
意表を突きながらもあの伸びてくる球をバウンド前に処理するために前で勝負とサーブスダッシュ。
が、ここでサーブミス。
岡田はエーちゃんの固さに気づきながらも、前に出ようとした戦略から落ち着いているとも予想。
エーちゃん、セカンドサーブでは前に出られないため、ジャンプショットを避けるため少しでも弾まない直球を選択。
しかし岡田はこれにもジャンプで対応。
それは何とか返すものの、続くライジングショットには対応しきれずに、アドバンテージを許す展開に。
エーちゃん、ジャンプショットを2回くらい、フォームが分かりやすい分タイミングも掴みやすいと分析。
しかしそれをこの1ポイントだけで掴むのは無理と当然判断。
ジャンプショットの分析はそれはそれでやりながら、このピンチをしのがなければならない。
だからこそ、ファーストサーブをしっかり決めてサービスダッシュ。
そして今不利なストローク勝負は一時的に避けて前で勝負。
誰も彼もが伸びる直球に苦しくなったら前で勝負というのは幾度と無く経験済み。
前に出たエーちゃんの足元を狙う低空飛行のライジング。
それを返したエーちゃんは、ライジングかジャンプどちらが来てもいいように身構える。
そして岡田の動きはジャンプのモーション。
そうなると打点は普通のライジングより遅れるはずと頭を働かせる。
しかしエーちゃんの予想以上の速さで来たジャンプショットにタイミングを合わせられずにボレー失敗、アウトになってしまう。
いよいよブレイクされてしまう。
一方のブレイクした岡田。
しかしブレイクをしたことよりも、エーちゃんの最後のミスを気にする。
今の感じはよく球が見ていた故のミスだったのではないかと。
次のゲームを落としたらセットダウンとなるエーちゃん。
しかし前に出てジャンプショットのタイミングを体感できたことに手ごたえを。
後ろにるより前に出たほうがタイミングを取りやすそうだと感じる。
一方の岡田も自分の予想以上に球が見ていることを感じ取り、ここでセットを取っておくべきだと判断。
そんな両者の思惑が交錯する第9ゲーム。
リターンゲームということで相手の優位をストロークで跳ね返さないと前に出れないエーちゃんは、強気に攻め前に出ようとする。
そしてチャンスがあれば前に出る。
実際にその攻撃は功を奏し、岡田の球はアウト。
15-15となる。
やはり岡田相手には前の方がポイントしやすいと、どうすればもっと前に出れるかを考えるエーちゃん。
そして岡田もエーちゃんの目のよさを感じ取り、前に出さないよう後に縛りつけるべきだと考える。
岡田は徹底した深いショットでエーちゃんを前に出さないようしながらも、ポイントを決める。
しかしエーちゃんはこうしている間こそストロークでのライジング直球とジャンプショットのタイミングを違いを身体で掴むチャンスと。
後ろにしかいられない時は後ろでできることをする、そして前に出れたら一気に勝負をかける。
その勝負をかけるために何とかストロークで勝つ。
こういう時のためにストロークを強化して、その変化のパターンを増やしてきたんだ!
というところで次号<#198 コートの使い方>につづく。
さて、岡田のエア何ちゃらはジャンプショットってことで。
うん、試合のほうはエーちゃん第8ゲームをブレイクされてピンチ――って感じなのかもしれませんが、まったくそんな雰囲気がないんですよね。
正直言えば、次回にブレイクバックしそうなくらい。
いや、まぁ、流石にそこまでとは……とは……。
………………。
うん、なんとも言えないなぁ。
第1セットこのまま、岡田が取ったとしても、その頃にはエーちゃんがライジングフラットとジャンプショットの両方共にタイミングを合わせられるくらいにはなってそう。
こう、何と言うか、宮川といい岡田といい、こう自分の武器をとことん磨き上げたタイプってエーちゃんの分析力の前では物凄く相性が悪そうなんですよね。
ベビステ20巻は17日発売。
ベイビーステップ(20) (講談社コミックス) 表紙は6号のCカラーの時のやつですね。
最後に余談。
前回サブタイが間違っていたので修正しました。