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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #201 「違和感」 感想

 サーブを読み、その後のライジングのコースもドンピシャで読んだエーちゃん。
 読みが当たればどんなショットでもコントロールできると放ったのは、ドロップ。

 これが決まり、このセット2回目のブレイク。
 第2セットゲームカウントは5-1に。

 観客も岡田を完全に振り回り、その上絶妙なドロップでのフィニッシュ。
 第3シードを圧倒ということで、エーちゃんに注目し始める。


 第7ゲーム。
 ここをキープすれば第2セット奪取、タイに持ち込めるエーちゃんの勢いはは変わらず。
 岡田をサーブでコートの外にだし、速いライジングをストレートに。

 岡田はエーちゃんの戦術に対して、変わらずとことんライジングで対応と変化の兆しは無い。
 既にライジング直球のテンポをつかまれていることは、岡田自身気づいているはずなのに、何故違う球種を混ぜテンポをズラさないのか疑問に感じるエーちゃん。
 どんな球種にせよライジング直球より簡単に打てるはず。そうなれはさらにライジング直球を活かすことになる。
 そんなことに全国3位の選手が気づかないはずがない。

 それでも岡田が自身のスタイルを変えず、エーちゃんがポイントを取る。
 
 今度は明らかにエーちゃんの一方的の展開となりつつある。

 エーちゃんは岡田がリズムを変えてこない理由は置いておいて、テンポを変えられてもいいように準備だけはしつつも試合を進めていく。

 30-0、30-15、40-15と順調にポイントを重ねていき迎えたセットポイント。
 最後に放たれた岡田のライジングはネットを越えず、エーちゃんがこのセットを奪取。
 崖っぷちで踏みとどまり、ファイナルセットにまで持ち込む。

 これでタイ、しかも流れはエーちゃん。
 岡田がノーシード相手に苦戦という情報は会場内に広がり、試合を観に駆けつける人たちが増え始める。
 そんな中、岡田は自分がライジング直球に拘りすぎているのかと自問。
 プロになるため負けられないここで、このハイリスクを貫くべきかのか、それでプロになれず行った大学で伸び悩んでしまったら本末転倒なのではないかと迷う。
 この究極のテニスは矢沢さんみたいな世界トップレベル、ほんの一握りの才能ある人だけに許されたもので、自分には向いてないのでは。
 井出みたいに「もっている」男になりたいがため、自分に合わないテニスを続けてしまっているのではないか。
 それどころか、このテニスを負けた時の言い訳に使っていなかったかと、様々なことが脳裏をよぎる。

 しかしそれは今考えても始まらない。
 いま考えるべきは、どうエーちゃんの戦略を打開するかだが……。


 そして迎える第3セット。
 岡田のサーブ。
 もしも何かを仕掛けるなら苦しい時ではなくより優位な時。
 つまり違う球種を使うならサーブゲームの今がベスト。

 岡田もそう分かってはいるものの、結局とことんライジング直球と今までと変わらず。

 エーちゃんも第3セットの頭にペース変化があると警戒していたものの、この状況。
 どころか、そのショットが中途半端と岡田の迷いが見受けられる。

 そうなるともうここがターニングポイント。

 エーちゃんは即座に攻めに転じて、0-15。

 そうなっても岡田は迷わずにいられない。
 スピンやスライスを使うなら今だと分かっていても、自分はこのテニスで戦い続けたいという気持ちが消せない。
 このテニスは遠回りかもしれないが、完成すれば体格的に不利な日本人の自分でも世界で戦える高い所にいける――。

 その強い意志の元で放ったのはジャンプショット。
 それが決まり15-15。

 そして地味に井出の広報活動が実を結び、観客席に広がる“岡田バズーカ”の名前。

 そして続づくポイントもジャンプショットで取る岡田。

 テンポを変えるのではなく、威力を上げる。
 強引に速く深く来るショット。

 しかしそうなるとミスも増えてくる。
 実際にアウトとネットと2つのミスが続き、30-40とエーちゃんのブレイクポイントを迎える。

(このままじゃダメだ・・・・。また「自分を貫いたが勝てなかった」で終わっちまう・・・・。繰り返すのか・・・・迷うなら決断しろ)

(どんな理由であれ・・・・、有利に立てる方法が一つでもあるのに、それを選ばない相手なんだとしたら・・・・、そんな人には負けない!)

 とブレイクポイントを向かえ、両者の思惑が交錯するというところで、次号<#202 理想>につづく。



「先のことよりもまず目の前の1ポイントに勝つことを優先する。これはプロの発想」
 以前にフロリダでのアレックス2戦目でエーちゃんを評した言葉の一つですが、岡田はある意味これを真逆に行っている。

 まぁ、だからと言ってそれが悪いというわけでもないのでしょうが……。

 同じ試合でクリシュナが言ったことではありますが、エーちゃんに分析されるとはっきり自分が見えてくる。
 その自分を超えたくなる。

 うん。
 今回の岡田もこの心理状態に非常に近いはずですが、彼のネガティブさが決断が遅れているといったところでしょうか?

 まぁ、岡田がライジング直球に拘る気持ちも分からないではない気がします。
 幼少の頃からずっと磨き続けてきた技術なわけですし。


 まぁ、岡田がこのままライジング直球に拘り続けるのか、あるいは違う球種を交えてくるのか。
 いずれにしろ速いところ決断をしないと手遅れになりそうです。

 まぁ、手遅れになったところからまさかの巻き返し。その猛攻をエーちゃんが凌ぎ切る的な展開も悪くないかなぁと思いますが。

 ……って、それは宮川戦でやってますか。


 うん、しかし今回の展開は10巻のアレックス戦を彷彿とさせると言うか、逆の展開というか。
 ちょっと比較したかったので、セリフ引用とかをしました。


 しかし井出の影響力は半端ないなぁ。
 しっかり観客席に岡田バズーカの名前が広がっていますし。

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[ 2012/03/07 22:39 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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