fc2ブログ

第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #205 「全ての対抗策」 感想

 岡田戦で最大の武器としていた鋭角クロスのタイミングが読まれてしまい、一気に追い込まれたエーちゃん。

(お前は強い・・・・。コントロールも展開力もある。それできっちり追い込んでくる。だからわかる。嫌な雰囲気を感じた瞬間が勝負・・・・)

 それは空振り以降岡田が取り戻していたネガディブ思考から導き出されたもの。

(矢沢さんや井出みたいなポジディブな選手に憧れて、そうでなきゃ『もってる』奴にはなれないと思ってた・・・・。でも・・・・彼らがポジティブな思考でチャンスを掴むように、俺は今、ネガティブな思考でピンチをチャンスに変えている)

 エーちゃんのコントロールショットに左右走らされ、鋭角クロスが来るというタイミング。
 それをいち早く察した岡田は、素早く動き出す。

(この『ネガティブ』こそ俺の最強の武器!!)

 と、両手バックハンドで一閃。
(もう俺に浅い球は通用しねえ)

 これで15-40とブレイクポイントまで追い込まれてしまったエーちゃん。
 今のままで通じなければ、球威をアップしてコースをより際どく狙わざるを得ない。

 すると、今度は狙いすぎてアウトになってしまう。

 これで4-2。
 痛恨のブレイク、しかも勝ちパターンが崩されての。

 この展開に心拍数は一気に高まり、平常心を失いかける。

 が、ガットの目を直すいつものルーティーンをしながら、落ち着くよう自分に言い聞かせる。
 そして浅く深呼吸を繰り返し、集中力を保つ。

 その練習も散々やってきたと。

(勝ちパターンが読まれたら、新しく作り直すしかないんだ!)

 何とか気持ちを落ち着けて、頭を切り替える。

 第7ゲーム。
 岡田のサーブはワイドへの厳しいもの。
 それを何とか深く返すエーちゃん。
 が、岡田はもう即座にジャンプショットでガンガン攻める。

 深く返していた分か、何とかそのジャンプショットには食らいつくエーちゃん。
 しかしリターンゲームでは攻撃を組み立てる余裕がない。

 岡田は一方的に攻め倒し、エーちゃんに息を吐かせる間を与えない。

 一方的にやられ苦しくなったエーちゃんは、ジャンプショットが打ちにくくて滞空時間が長いスライスで時間を稼いで、早くコート中央に戻ることしかできない。

 すると連続してバック側と逆を突かれたエーちゃん。
 急反転で、何とか腕を伸ばすと、ラケットのフレームに球が当たる。

 それが幸運にもネット際に落ち、これは岡田も取れず、0-15。
 しかし、これは単に運がよかっただけ。完全にやられていることは自覚。


 すると今度は岡田はストレーク戦の中、岡田が前に。
 岡田の動きを視界の隅に入れていたエーちゃんは、すかさずネット際に沈める球をコントロール。
 更に前に引きつけたところで、スピンロブで岡田の頭上を抜く。

 すると岡田はそこでジャンプ一閃。
 強引なスマッシュを放つ。

 それはアウト。
 しかし、かなり危なかった。
 一度下がるかボレーで深く返す選択もあった。
 にもかかわらず、どうして臆せずにこれほど危険なプレーができるのか分からないエーちゃん。
 自分の同じように全国制覇やプロを本気で目指しているはずなのに。
 こんな捨て身のプレーは真似できないと。

 そしてその盛り上がる試合を宮本記者も興味深く観戦中。
(岡田君は本当に魅力的な選手になってきたな。リスクを減らすことが求められる昨今のテニスでハイリスクに挑む潔さは間違いなく際立つ。
 ・・・・対する丸尾君は情報分析による戦略とコントロールか。これがジュニアの2回戦なんだから日本のテニスも面白くなってきそうだな・・・・)

 ノッている岡田にそう連続のミスは期待できない。
 強打に、スマッシュとあっさり30-30に戻されてしまう。


(くそっ・・。岡田くんがこのいい状態をキープできれば勝ち。それができなきゃ俺の勝ち・・・・。岡田くん次第で勝負が決まる。俺の人生のかかった試合が岡田くん次第で・・・・)

 自分にとって運命の試合であるこの試合が岡田のデキ次第で決まってしまうということに段々と腹が立ってきたエーちゃん。

(いくら岡田くんが強くたって・・・・、そんなの納得いかない!)

 やはり岡田のショットに押されるのは変わらず。
 深く返すのが精いっぱい。
 それでも深く返すしかできないのから、どう深く返すか。

 そう考え、工夫しながら岡田の猛攻を凌ぐ。
 すると、岡田のショットがネットに引っかかり、30-40。

 あと一歩でブレイクバックというチャンスを迎える。

 岡田に、そしてエーちゃんにも声援が送られる重要局面。

 そこで岡田にミスをさせたのは、深く返しながらも、ほんの少しだけサイドスピンをかけてみた結果。
 岡田のショットは打点がピンポイントなだけに、少しの変化でもその影響はおおきはず。

 はと言え、あまりに少しの変化なため、本当に影響したためなのかは分からない。
 それでも、その工夫が影響したはずだと、言い聞かせるエーちゃん。

(・・・・だとしたら、相手のミスでもこっちが積極的にとったポイント。どんな小さなことでも・・・・できることがあれば全部やる。
 ブレイク・・・・勝利も・・・・、自分の手で掴むんだ!)

 というところで次回<#206 最終局面>につづく。


 ネガディブ岡田絶好調。
 まさかネガディブ思考から、ピンチを察知し鋭角クロスを潰しているっていうのは、ちょっと笑った。

 てっきり、理想のプレーを追い、ゾーンにも入っていましたから、むしろポジティブになりかかっているのかと思っていました。


 しかし、あっさりブレイクされてしまったエーちゃん。
 その次のゲームで若干ブレイクバックのチャンスを迎えているものの、大ピンチなのは事実。

 ブレイクしてリードしたから守りに入ってもおかしくないはずの岡田。
 それでも、多少無茶でも強引に攻めてくるのは変わらず。

 この辺の捨て身っぷりは、本当に怖いんでしょうね。
 どうしてこんなプレーができるのかと。


 この第3セットは完全に岡田の独壇場。
 本当に、岡田劇場といっても過言ではないです。

 でもそれが逆にエーちゃんの心に火をつける事になろうとは。
 なんだかんだ言って、本当にメンタル強いですよね、エーちゃん。

 心折られる所で、むしろ燃え上がるわけですから。



 
 ベイビーステップ(20) (少年マガジンコミックス)
 ベイビーステップ(20) (少年マガジンコミックス)


 
 
 
スポンサーサイト




[タグ未指定]
[ 2012/04/14 21:27 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
FC2カウンター
QRコード
QRコード