FC2ブログ

第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #219 「飛躍の点」 感想

 第1セットを取った緒方。
 その緒方を応援するのは、彼女の渡辺リサと緒方の母。
「おばさん! 克己が先にセット取ったよ!」
「ええ・・・・いつもより調子よさそうね。克己がこんな楽しそうにテニスしてるの見るの・・久し振りかもしれないわ」
 リハビリ、そしてプレーヤーとして復帰するための苦労をしる母としては、それだけでも喜ばしいこと。
「両手バックハンドだって、前みたいに打ててるじゃん。・・・・ううん、なんか前よりうまくなってる気がする」
 やはり当時の緒方のことを知っているリサもまた嬉しそう。


「がんばれ克己――っ!!」

 しかし、その声援も緒方には届かず。
 緒方は、ノートに物凄い勢いで書き綴る様に、言いようのない不安を感じ、視線を離せずにいた。


 これだけ追い詰められて、もう勝てないと思うことは以前にもあった。
 それは難波江との最初の試合。
 それでも、こういう時どうあるべきか。
 勝てると思い続ける、そのことはなっちゃんに教えてもらった。

 可能性がある限り、何でもやる。
 それがダメなら新しい何かで勝負する。

 エーちゃんは、決して諦めない。


 緒方の強烈なサーブを受けながら、ここまでのチェンジオブペースを活かして、敢えて単調なペースで緒方のリズムを乱そうとしてみる。
 しかし、リターンゲームでは、逆にリズムに乗せやすくなるだけ。

 とりあえず、この強烈なサーブゲームで優位を奪わなければならない、今まで自分がしてこなかった何かで。

 しかし、結局、緒方から優位を奪うことはできずに、第1ゲームは易々とキープを許してしまう。

 緒方もエーちゃんが何かをやろうとしている気配は感じとり、気は緩めない。

(まずはリターンから攻撃の糸口を見つけたかったけど・・・・。こうもファーストサーブの確率が高いとどうしようもない。
 第2セットの0-1・・・・。次、俺がキープできなきゃ緒方くんは一気に攻めてこれる・・・・。ここだ・・・・。ここを取られたら・・・・終わる」

 エーちゃん、顔は強張りつつも、気合は十分。

 そして緒方もここぜ何かしてくると、より注意しながら構える。

 エーちゃんはセンターに好サーブ。
 そして少しだし浅くなった緒方のリターンに対して、エーちゃんはまさかのジャンプショット。

 今までにない強烈なショット、しかし、それは僅かにラインの外。

「おお・・・・!? い・・、今丸尾が珍しく速攻でエース狙わなかったか?」
「思いっきりジャンプショットでいったよな・・・・」

 緒方はあんなのも打つんだと。

 エーちゃん、打点が合わなかったことに気づく。
 しかし、高い打点で打ったから、いきなりエースを狙える剛速球であったことも把握。

 速球を剛速球に見せて追い込むのがエーちゃんのチェンジオブペースの王道パターン。
 それには遅い球を見せる準備段階が必要となる。
 でも、緒方クラスが相手だと、その準備段階やもっと早い時点で攻め込まれてしまう。
 だからそうなる前に、準備の必要ない本当の剛速球が必要。

 物理的に威力を上げるなら、高い打点から打ち込むのが一番。
 それこそ岡田のやっていたジャンプショット。

 さすがにアレはリスクが高すぎる。
 しかしエーちゃんの持ち球は岡田の直球とは違ってスピン。
 威力は減るものの、安定感とコントロールは増す。

 そうはいってもエーちゃんが今まで試合では打ってこなかった無理のある超速球。
 それでも負けるくらいなら打つしかない。


 連発できないジャンプショットをどこで使うかが鍵となる。
 深く返ってきたショットは無理。

 ギリギリ行けそうなショットには、このままじゃ押される一方だと迷いを生じる。


 ジャンプショットは試合でこそ使っていなかったが、STCで練習はしている。
 というのも、派手なショットを好む諭吉が『やりたい練習』の時にリクエストするため。

 その時の青井コーチのアドバイス。
 ジャンプショットは空中でスイングするため、腰の回転、つまり体幹が重要になる。
 コツは身体をコンパクトに捻って、その力を空中の一番高い所で一気に解放させること。

 そして意外と気持ちが大事。

 青井コーチのアドバイスに従って、スイングはコンパクトに、そして思いっきり行く。

 これは緒方のラケットも届かない、が、これまたアウト。

 0-30となってしまう。

(クソ・・・・。ジャンプショットは本来こっちが有利な時に打つショット。こんな強引に使うべきじゃないんだ・・・・。
 前進してジャンプする分、打点が合わせづらくなってコントロールに難が出る・・・・。かといって打点を合わせにいって威力が減ったら本末転倒。この威力を保ったまま少しでもコントロールを維持できないのか・・・・。とにかく威力は出せてる・・・・。超ハイリスクだけど、うまく入れば使えるはず・・・・)

 しかし、エーちゃんのジャンプショットでのミス2連発に、観客はざわめく。
 コントロールが武器のはずのエーちゃんが派手に外しているだけに。
 エーちゃん父もヤケクソになっているのかと不安になるが、青井コーチがこれが自分なりの新しいことのトライなんだろうと説明。


 無理しているため、入らなかったが、緒方も万一入ってきたらイヤだと、ジャンプショットを警戒。
 スライスを多用して、ジャンプショットを打たせない。

 岡田、そして緒方と戦ったことで、エーちゃんは理解する。
 ストローク力をアップさせて臨んだとはいえ、全国トップレベルとの対戦になると、自分のテニスは物理的に球威が足りないということを。
 どんな状況でも一撃で決められる球威があれば、入る入らないにかかわらず脅威になる。
 一発逆転は可能で、ハッタリにもなり相手を踏みとどまらせる抑止力にもなる。

 ここで戦う以上球威は絶対に必要なのだということを強く意識。。

(この1球が入ろうが入るまいが・・・・、やれる球威を誇示できなきゃダメなんだ!)

 やや強引かとも思えるバックハンドのジャンプショット。
 これが決まり15-30。
 反撃の狼煙となるか――というところで次回<#220 ピンポイント>につづく。


 ジャンピングエーちゃんバズーカ!?


 いや、言いにくいってか書きにくいんでジャンプショットで通しますけど、まさかのチャレンジがこれですか。

 まぁ、確かに諭吉はそういう練習リクエストしてそうですよね。
 青井コーチとの最初のフリー練習もスマッシュからでしたし。

 何だかんだで練習はしていたってことでしょう。
 恐らく、また抜きショットよりは高い完成度で。

 とはいえ、岡田せんがあったからこそ、ここで使う気になったのでしょうが……。
 

 元々エーちゃん、対戦相手のよかった部分を吸収していきますからね。

 タクマさんの前に出るフリとかサーブ。あと岩佐のロブボレーとか、宮川のドライブボレーなんかも。
 あとはサーブのバリエーションも難波江を参考にしてますよね。

 今さら驚くことでもないですね。

 とはいっても、流石に驚きましたけどね。

 ですか、これで要約、勝負することができる。
 コントロールが定まらず自滅しないってのが大前提ですが。



 で、ちょっと話は変わりますけど、緒方の彼女のリサ嬢がちょっとイメージと違いました。
 結構ボーイッシュですね。

 緒方があまり運動が得意じゃない的なことを言っていましたので、もっと華奢な感じかとも思いましたが……。
 デートコースに美術館とか入ってましたし。


 でも、ひょっとしたら、緒方と比べるとってことですかね。
 そうなると、人並みにできる程度じゃ、あんまり認定されてしまいますし。

 緒方の天然ぶりを考えると、その可能性も否定できない気がします。



 ベイビーステップ(22) (少年マガジンコミックス)
 ベイビーステップ(22) (少年マガジンコミックス)

スポンサーサイト




[タグ未指定]
[ 2012/07/25 22:08 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
FC2カウンター
QRコード
QRコード