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 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #243 「足りないもの」 感想


 自分の最高のテニスですら神田に跳ね返されたエーちゃん。
 ならばとサーブの質を変え、それを軸に反撃する。

 コントロール重視のサーブの後に、速さ重視のサーブ。
 そして神田にリターンに対して、ドロップ。

 神田は即座に対応。
 自慢の脚で前に詰め拾うものの、ネットを越えず、40-15となる。

 球威重視の速いフラットの後にドロップ。
 究極のチェンジオブペースが成功したとエーちゃんは手ごたえを感じる。

 サーブでコースと球威の絶妙なバランスを狙った結果は出ている。
 サーブで大事なのは強い球威でも厳しいコースでもなく、最終的にポイントがとれるかどうか。
 時には思い切りリスクを上げて攻撃する必要もあるが、絶対にサーブを落とせない今はとにかく高確率で優位を保てるサーブで勝負する。
 そのサーブを自分のテニスに繋げ、自分を見失わないように信じて戦う。
 それがエーちゃんの方針。

 一方、神田は微妙に変わったエーちゃんのサーブに警戒心を強める。

 エーちゃん、次はセンターに遅いスピン。
 そしてコースは厳しいところを狙っていく。

 が、このサーブは神田に読まれてしまい、強烈なリターン。
 それは何とか返すものの、続くクロスへのエッグボールには追いつけず、40-30となってしまう。

 とは言え、今のは神田の一か八かが当たっただけ。
 サーブの球威が落ちたものの、質は上がっていることを神田は実感。
 もしも自分の守備範囲を想定して、安全性と攻撃性の両方を考えた絶妙な所を狙ってきているのだとしたら、それはとんでもないコントロール。
 それこそ難波江にだって引けはとらない。

 一方のエーちゃん、今のでやられるなら、もう少しコースを厳しくするか、球威を上げると。
 ハイリスク勝負の神田とは逆。
 どこまでローリスクでポイントできるかの勝負になる。
 しかし、それも反撃されるギリギリを狙わなければならず、相応の度胸が必要となる。

 そして次のサーブ。
 センターを狙うスライス。
 神田の守備範囲を考え、放たれたサーブは、エーちゃんの予想通り逆クロスにしかリターンできない。
 そこで優位に立ったら一気に攻撃。
 チェンジオブペースで一番有効なスピン。

 しかし、それを待っていたとばかりの神田の強烈なショット。
 が、それはアウトとなり、エーちゃんはこのゲームもキープ。
 5-3と1ブレイク差を死守。

 危ない場面もあったものの、サーブのコースと球威を調整して優位を保って、自分のテニスでキープ。
 これでいいと手ごたえを感じる。

 逆にキープを許した神田。
 これがノートでの分析の結果なら、実行する能力を含めて大したものだとエーちゃんを再評価。
 その上で、エーちゃんと難波江が似ているという印象を抱く。
 だからこそ絶対に負けたくないと。

 一方、キープしたとは言え追い込まれているエーちゃん。
 ここでブレイクできなければセットダウン。
 攻めるしかない。
 先ほどのサーブがチェンジオブペースを強化するのなら、同じように強化するリターンが必要となる。
 神田のファーストサーブはハイレベルで確率も高い。
 でもその分、情報も多く集められていて、コースを読める確率も高いと。
 そして実際神田のサーブはエーちゃんの読み通り、クロスへ。
 エーちゃんは読みを活かしてクロスへ強烈なリターン。
 神田はそれに追いつく。
 それでも優位は奪えるかと考えたエーちゃん。
 しかし、神田はここで、これまでとは違った雰囲気の球を放つ。

 これにはエーちゃんも一歩も反応できず。
 それだけではなくこのショットは、鹿梅サイドの応援団もザワつく一球。

 やられたエーちゃんは、結構いいリターンだったのにやられたこと。
 それ以上に、今のショットは今までの無理やり叩き込んでくるのと違い、同じスピンでも針の穴を通すような丁寧で繊細なショットだったことに驚きと戸惑いを感じる。

 そしてエーちゃん以上に戸惑いが大きいのは鹿梅応援団。
 今のショットは狙って打ったのか、あるいは強気でいった成果なのか。
 でも基本、技ありショットは鹿梅の得意とするところではない。

 それだけに監督の表情には厳しさが増し……。

 その一方で満面の笑みを浮かべるのは、神田と同室の仲間2人。

 神田が鹿梅工業に入って1年。
 だった1年だけど神田は沢山のものを手にいれた。
 自分の限界を無理やり何度も越えさせられたけど、それは自分で勝手に作っていた限界で、案外越えられるものだと気づかされた。
 練習の効率、非効率なんて自分の意識次第。どんな練習でもほしい技術、体力、精神力の方向性が明確なら手に入れることはできると知った。
 鹿梅に来る前の神田は自惚れていた。
 が、ここで根っこからヘシ折られてよかったと。そうでなければここまで成長できなかった。
 
 そしてそれだけではなく、自分が強くなることだけしか頭になかった神田に、本気で向き合える仲間ができた。
 自分のためだけに戦うことしか知らなかった自分が、誰かの声で踏ん張れる時があることを知った。

(沢山教えてもらったからこそ気づいたんだ・・・・。俺には、まだ足りないものがあると・・・・)


 一方のエーちゃん。
 今のが狙ってきたのだとしたらまずいと。
 神田らしくない情報にもないタイプの球。
 強烈なエッグボールに加えて、繊細なタッチの球が加わったら、間違いなく脅威となる。

 そうなると今までのリターンで勝負していたらダメ。
 状況を一変させるリターンが要ると、サーブだけでなくリターンも新しいスタイルでいかなければ――というところで次回<#244 根幹>につづく。



 とりあえず、新しいサーブスタイルでキープには成功。
 そしてやっぱり、神田もエーちゃんを難波江と似ているという印象を抱くか。

 まぁ、難波江自身、そう思っているわけですし。
 実際、その通りなんでしょうけど。

 神田が難波江に似ているエーちゃんに絶対に負けたくないっていうのは、神田自身がまだ難波江に勝ったことがないないからかな?
 いや、一度も勝ったことがないのかは知らないですけど、この難波江へのライバル心を考えると。

 なっちゃんの清水さんへの気持ちのそれに近いものがあるのかも。
 まぁ、なっちゃんのそれは気持ちが強すぎてか、苦手意識に昇華されてしまっているわけですが・・・・・・。


 まぁ、その辺は置いておいて、神田の新しいショット。
 繊細なボールタッチ。

 やっと追いつけそうな雰囲気が出てきたと思ったら、また突き放しにくる神田。
 第1セットだってのに、神田は持っている手札をこれでもかと晒してくるなぁ。

 とは言え、これが鹿梅のテニスではないというのが気になるところ。
 監督の表情も含めて。


 あるいは、このショットから鹿梅との離別の意思を感じ取ったとか?


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[ 2013/02/20 21:48 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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