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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟 感想

 学園都市宇宙エレベーター『エンデュミオン』。
 その完成を目前に控えたある日、上条とインデックスは無能力者(レベル0)の少女・鳴護アリサと出会う。路上ライブで素晴らしい歌声を披露していた彼女と意気投合し、放課後を楽しんでいたところ、アリサにオーディション合格の知らせが舞い込む。エンデュミオン開通のキャンペーンのイメージソングに、彼女の曲が大抜擢されたのだ。そんな幸せもつかの間、魔術師を引き連れたステイルが突如襲い掛かってくる。ターゲットは、アリサ。なぜ科学サイドの人間である彼女が魔術サイドに狙われるのか? 魔術サイドの強襲を受け、学園都市側は女リーダー・シャットアウラ率いる秩序維持部隊『黒鴉部隊(くろからすぶたい)』を展開する。上条とインデックス、そしてアリサを取り巻く状況が混迷を極める中、ステイルは、こう言った。

「そこの彼女は、魔術サイドと科学サイドの間で戦争を引き起こしかねない」


 と――。

 科学と魔術、そして、歌と奇跡が交差するとき、『エンデュミオン』を舞台に物語がはじまる――!



 というわけで、要約、劇場版禁書目録を見に行くことができました。
 評判は結構良さそうってなことくらいは知っているのですが、ネタバレを嫌がってというわけでもないですが(基本的にネタバレをまったく気にしないココノイさんなのです)、レビューやら感想やらは触れずに行きました。

 冒頭は3年前の事故、そして『88の奇跡』という伝説を作ったオリオン号墜落事故から。
 そして上条さんとインデックスの会話中に宇宙エレベーター・エンデュミオンの説明といった感じで進み、ストリートライブ中のアリサに出会う。

 ちょうどそんなタイミングでアリサのオーディション合格の連絡が来て、そのままお祝い。
 その後、ステイル達に襲われ、その際にアリサの護衛としてシャットアウラが介入してきたり。
 また魔術師に襲われないように、アリサが上条さんの部屋に居候することになったり。


 で、上条さん補習となり、アリサのデビューイベントに付き添えなくなり、その代わりにアリサが頼んだのは美琴。
 そして電磁砲組がマネージャーもとい応援団となり、イベントに参加したり(負傷中の包帯ツインテール車いすの黒子は不可だけど)。
 そのイベント中、シャットアウラを目撃した上条さんがその後を追うと、彼女と自動人形の先頭を目撃し、加勢したり。
 上条さんの幻想殺しで形勢不利を悟った自動人形がビルを爆破させ、上条さんが負傷ったり。
 イベント中のアリサは奇蹟を起こし、観客は無事だったり。


 そして上条さん、土御門に今回の一件の魔術サイドの事情を訊こうと。
 そこで出てくる、アリサ聖人説。
 まぁ、聖人ということで、その辺の説明はねーちんも交えて。


 その一方でファミレスで食事中のインデックスとアリサ。
 が、そのウェイトレスがステイルの弟子3人組で……。

 ということで攫われる、アリサ。
 車を使い移動するステイル達、それを追うのは、黒鴉部隊。
 そしてその連絡を受け、小萌先生の運転で追う上条さん。

 上条さんの登場で一瞬停滞するステイル達と黒鴉部隊の戦闘。
 その間隙を縫い、シャットアウラはアリサを回収。
 しかし、その際、アリサが持つ、ブレスレットの欠片に目が行き……。

 が、それも依頼主であるレディリーの通信で、その事情の説明をすることも含め、アリサを連れてくるように指示。
 そこれ明かされる事実。


 シャットアウラも乗っていたオリオン号墜落事故。
 その乗員乗客88名全員が助かったはず、にもかかわらず、出た唯一の犠牲者。
 それがオリオン号のパイロット、それがシャットアウラの父だった。
 
 が、その事故の契機となったのが、レディリーの実験。
 そこで偶発的に生まれたのが、アリサであるということ。

 それを聞いて、思わずシャットウラアは激昂。
 レディリーをナイフで突き刺す。
 が、彼女はそれでも死なず、自動人形に指示をだし、シャットアウラを拘束。


 そして舞台は宇宙へ。
 レディリーがエンデュミオンを舞台に発動させようとする大規模魔術。
 それの鍵となるのが、アリサの歌。
 エンデュミオンの招待客を人質にし、彼女に歌を歌わせようとするレディリー。

 一方その頃、地上では黒鴉部隊がリーダーであるシャットアウラを救出。
 彼女の宇宙エレベーターで上がる。

 そしてまた上条さんとインデックスも土御門の計らいでシャトルに乗り、宇宙へ。


 宇宙に上がった早々にシャットアウラさんが破壊工作で大惨事が起こったり、その影響でエンデュミオンが倒壊する可能性が出て、それをパージすべく、ボルトを手動で点火する必要がある。
 それを実行したのが、美琴、そして通信に割り込んできた『人生と書いて妹と読む』という男の指示で動くステイル、そしてラストオーダーのおねだりで動く一通さん。

 この3人の活躍で無事、パージ。

 あとは上条さんがいつものゲンコロパンチでシャットアウラをKOしたり、シャットアウトとアリサがドラクエ6みたいだったり。
 という感じで。


 あっ、今回は珍しくインデックスも活躍していたのに、書くの忘れた。
 まぁ、いいか。


 さすがに、一度見ただけでは箇条書きだけでもしんどい。
 パンフレットを見ながら、物語の概略を箇条書きっぽくしてみましたが、これにいろいろと補足し始めると、あと何時間かかるかわかったものじゃない。

 まぁ、時間をかけたからって、いい文章が書けるわけでもないんですけど……。


 閑話休題。


 さて、個人的な感想なのですが、普通に面白かったです。
 絵も綺麗ですし、戦闘面も派手で見応え十分。

 アリサを攫った時のカーチェイス。
 トンネル内にルーンをばら撒き、魔女狩りの王の召喚とか素直にかっこよかったですよ。

 しかし黒鴉部隊の機動メカのアンカーワイヤー。
 シャットアウラの『希土拡張』なんかにも使っていましたが、最初から突っ込みたかったのですよ。


 ガンバレルですか!?
 エンデュミオンだけに!!



 あとはアリサのライブ演出も良かったです。
 特にライブは映画館ならではの音の迫力ってのも有り、余計にそう感じるのです。

 あと全体的にエロ……もとい、肌色が多めと言うか、何と言うか。
 いや、まぁ、美琴達が最初に出てきて、ファミレスの席に座る場面からもう、ね。


 肝心の物語本筋ですが、ちょっと駆け足だったかなぁという印象は拭えないですよね。
 出番の大小はさて置いて、主要キャラは殆ど登場。
 キャラ紹介なんかは端折り、テンポはいいんですけど、それでもやや尺が足りなかったのかなぁと思ってしまったり。
 というか、エピローグはもう少しちゃんとやってほしかったのですよ。

 まぁ、全体的な伏線は分かりやすかったのではないのかなぁと。
 冒頭でのオリオン号の事故、パイロットが無事とは思えない演出がありましたし、アリサがあの事故で生まれた存在であることも、アリサの夢の中で示されてしましたし。
 それにアリサがシャットアウラの幻影的なものであることも、こう、何となく感じましたし。
 レディリーの自殺自演も、1000年と言わずも、1800年代だかの彼女の写真がありましたし、不死の存在であることを示すものがありまししたし。
 超展開とかそういうものはなかったんじゃないかなぁ。


 そして爆笑せずにはいられなかった、この場面。
 上条さん達が宇宙へと上がったシャトル『バリスティック・スライダー』、その唯一の武器。

「ねーちん、出番だぜい!」

 ここは完全にやられました。
 あの登場と「土御門…覚えておきなさい…!」は反則ですよ。
 そして生身のまま大気圏突入とかしたと考えると。


 あとは余談。
 というか、これは僕の読み違いの可能性の方が高いかな?

 それでも少しでも思ってしまった以上、書いておきたいので。


 シャットアウラが奇蹟を願った代償。
 その大事なものが『音楽』とうか『歌』だったんじゃないのかなぁと。

 だからこそ、シャットアウラは音楽をノイズとしか受け取れなくなり、アリサは歌で奇蹟を起こす存在となったんじゃないのかなぁと。
 アリサは3年前にシャットアウラの望んだ未来そのものだったんじゃないのかなぁと。

 そしてアリサが言う、自分が無能力ではなかったら云々は、そのままシャットアウアのことに当てはまっている気もしますし。

 まぁ、読み違いの方が高いですけど。
 この辺も若干うろ覚えな部分が多いですし。


 もう少しいろいろな人の感想とか考察とかを読んでもう一度見に行ってみるのもいいかなぁって思っています。

 できればフィルムリベンジも兼ねて、特典が残っているうちに。


 あと、パンフレットが結構読み応えがあってよかったです。
 用語集とか小ネタが混じっていて、結構僕好みでした。


 最後に来場特典の第1弾の小説は欲しかったなぁ。
 いや、本当に、本当に今更なんですけどね。




 ポラリス (劇場版「とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟 」劇中歌 )
 ポラリス (劇場版「とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟 」劇中歌 )

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[ 2013/03/13 23:27 ] アニメ感想 | TB(1) | CM(0)
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ココノイ

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サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
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週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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