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 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #256 「最終セット」 感想

 難波江と荒谷の準決勝は決着。
「やっぱ強えなお前は・・・・」
「荒谷は・・・・変わったよね。いろいろ予想外だったよ」
「いーや、俺は変わってねえよ。お前と同じで根本は何も変わってない」
「そうか・・・・自信家だな。荒谷は・・・・」
「お前ほどじゃねーよ」

 熱戦冷めやらぬ中、舌戦は続くといった感じで。

 この試合の宮本記者の総評。
 荒谷は圧倒的な力に加え緩急やリズムや戦略の変化でパワーテニスの幅を広げ、強くなった。
 それでもパワーショットでの自信を掴んで、それを軸に圧倒的技術を総動員した難波江がキギリギ総合力を上回ったというもの。
 拮抗した内容だけに、この二人の今後が楽しみだと。
 そしてこの世代のプロの層が熱くなりそうだと。

 そしてまた一方で女子の決勝進出者も決定。
 それは清水さん。

 1-6、6-4、7-5での大逆転勝利。
 女子の決勝は、なっちゃんと清水さんで決まり。

 その清水さんは自分の力で手にした勝利を噛みしめる。
 そしてその試合を観ていたなっちゃんも、この清水さんと戦うということに改めて認識。

 その上で、今度はエーちゃんの試合の方へ意識を向ける。

 それはなっちゃん以外もで。
 残る試合は一つのみ。

 多くの人の意識が最後の1枠へと向く。


 そのエーちゃんと神田の試合は第8ゲームへ突入。
 スコアは4-3とゲームが消化されるごとにキープ合戦がヒートアップ。

 神田の公式戦最終セットまでもつれた試合の勝率は高い。
 それは接戦を得意とする井出に次ぐ高勝率。
 その要因は圧倒的脚力とストローク力だけではなく、クソ度胸に代表される鹿梅で鍛えられた精神力と、ダッシュ&強打の連続に耐え得る持久力。更には幼い頃からの豊富な経験によるもの。
 攻める時は全身全霊でラケットを振りぬき、守るべき時は丁寧かつ抜け目なく安全な場所を瞬時に見つけ出す。
 一つのミスが勝敗を左右する緊張感の中、その激しくも冷静なコートさばきは、まだ高2ながらジュニアレベルを遥に超えるもの。

 そんな神田はやはり強打を決め、また鋭角ショットを読まれても、その次を決めみせる。
 そしてスコアは4-4。

 一方、経験では神田に及ばないエーちゃん。
 しかし、その経験不足を情報収集と分析による戦術で補う。そして実戦こそが何よりの情報収集の機会。
 2セット分の生の情報を得た後の最終セットはエーちゃんにとっても得意とするところ。

 そんなエーちゃんは、コントロールとジャンプショットのコンビネーションが功を奏している。
 やはりリスクが高いものの、これを6割成功すればキープはできる。
 そして神田の強いエッグボールや鋭角クロスのタイミングを掴めてきているため、それを糸口にこのコンビネーションをリターンゲームでも展開しようとする。
 それさえできれば、きっと大きな岩が動くと。

 エーちゃんは神田の持久力を考え、長期戦を避けるため、リターンゲームでは早めにリスクを負う。
 しかし、神田の強烈なサーブ&エッグボールとそこに織り込まれる多彩な技術から優位を奪うのは困難を極める。

 エーちゃんも急ぎすぎなのは自覚しつつも、いくら待ってもチャンスが来る保証がないことも自覚。

 また神田も譲れないサーブゲームで強いエッグボールのタイミングを掴まれていることを感じているだけに長期戦に光明を見出しているわけではない。
 それ故に先行ブレイクからの勝利を狙い、安定感を重視していた強いエッグボールでライン際に決めていく。
 とはいえ、フルスイングでの絶妙なコントロールを強いられる神田にも重圧がかかっていく。

 また、エーちゃんはジャンプと見せかけのドロップという、緩急落差の大きいチェンジオブペースでハイリスクの勝負をものにする。

 共にブレイクを目前に攻めるもあと一歩届かない。
 そして両者がキープを重ねる度、1ポイントに掛かる重みは増していく。

 ゲームカウントは7-7。
(あんなフルスイングの連続なのに、球威も脚力も第1セットと全く変わらない・・・・。信じられない体力・・・・。こっちもジャンプショットを軸にしている分、体力の消耗は激しいのに・・・・)
(短距離を効率よくカバーしてるから、こっちのサーブでとにかくしつけえ・・・・。そのクセ、隙を見せりゃ一気に攻め込んできやがる)

 2ゲーム差がつくまで延々と行われる最終セットは、どちらかがブレイクした時点でほぼ勝敗が決まる。
 試合はこの極限の緊張状態に達して既に30分が経過。
 内容的に均衡を保ったまま、お互いに望まぬ長期戦の様相、
 ・・・・とは言え、常に目の前の1ポイントで勝負が決まりそうな気配が漂っていた。

 この均衡した大接戦に荒谷も難波江に問いかける。
「お前は丸尾が神田相手にここまでやるって予想してたか?」
「・・・・・・うん」

 そして第16ゲーム。
 エーちゃんは勝利を狙い、大きな決断をしようとしていた――というところで次回<#257 力と技>につづく。



 エーちゃん、久しぶり。
 ってな感じがする、今回です。

 いや、まぁ、実際、そうなんですけど。

 前号休載で、その前の回は出番なくて。


 閑話休題。


 前回難波江が決勝進出を決めて、今度は清水さんが大逆転での決勝進出を決定。

 清水さんおめでとー的な。
 僕、篠田さんも好きだってんですけど……。

 
 bs256_R.jpg

 

 この表情を見ちゃうと素直に、そういう言葉が出てくるのですよ。


 
 エーちゃんの方は際どい均衡のまま、キープ合戦が続く。
 どちらも際どいところを狙っているだけに、体力的にはもとより、精神的疲労も来ているはずなんですよね。

 しかし、ジャンプショットと見せかけて、神田が対応しようと力を入れたと見るやドロップって、なにアレ。
 ものすごくかっこいいんですが……。

 さてさて、エーちゃんが勝利に向けて何をやるのか。
 もう、ギアもリスクも上げ尽くしていそうなのに。


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[ 2013/06/12 23:56 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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