『ぼく、シキガミになる。ずっと一緒にいて、ずっと護ってあげる』
それは遠い昔の約束。彼がまだ“将来”の意味を知る前の――。
霊的災害<霊災>が多発し、陰陽師たちが活躍する現代。
土御門春虎はトコトン運の悪い少年だった。
陰陽師の名門に生まれながら才能はからっきし。
この16年の人生で、死にかけた回数12回。
そしてある夏の日、極めつきの受難が、彼の前の訪れる。
「久しぶりです――春虎君」
土御門家次代当主である幼なじみの少女、夏目。
彼女との再会が、春虎をかつて見た“将来”へ――波乱に満ちた“未来”へと導き始める!
闇に舞う鴉たち(レイヴンズ)の、
時を超える陰×陽ファンタージ!!
は、いいんですが、ひ――……コンさん、何してるんですか!?

もう、本編の感想、全部忘れるくらいの笑劇でしたよ。
これはもう、完全に持っていかれた。
あぁ、原作は小説、コミック共に既読です。
何か、もう、本当に全部コンに持っていかれた感がありますので、本編感想とかいいやって思っちゃいますけど、一応。
全体的には、原作通り。
鈴鹿のはっちゃけっぷりが原作以上ですが、その辺は違和感なし。

なし?
流石に頭のピコピコ部分には吹きました。
原作既読者としてはいい感じの導入だなぁと思いますが、未読者にはどう映ったのか。
如何せん、9巻までの1部が壮大なプロローグってな感じの作品ですし。
しかし、北斗と夏目が可愛い。
「かわいくねー」
どさっ。

「可愛いでしょ。可愛いよね? 可愛いって言え!!」
そして「勝った!」の一連の流れとかね。
やっぱり根に持っていたんですねと。

原作だと、特にコミックだと春虎の可愛くない発言でだいぶお怒りだった夏目嬢ですが、こうやってショックを受けている図の方が可愛いかな?
しかし、夏目の場合、凛としているよりも春虎の発言に一喜一憂しているほうが夏目らしいと言えばらしいのかもしれませんね。
そして鈴鹿がエロい。

キスシーンなんてオマケ程度に。
いちいち。
あとOPが予想外のオシャレ系だった。
いや、嫌いじゃないんですけど。
むしろ好きですけど。
うん。
普通に次回が楽しみなのですよ。
あぁ、あと最後にひとつだけ。

このカットだけ見ると、むしろ飛車丸に見えてしょうがないです。
OP中、Dは示唆されていましたが、角行鬼も出てないですし、たとえ2クールでも、そこまではいかない気がするので、違うんでしょうけど。
東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫)
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