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 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #272 「希望と絶望」 感想

 エーちゃんは練習と仕事で大忙し。
 球の入ったカゴを全部運び終え一息。

 が、普段鍛えていない目にいきなり負荷をかけたためか、若干の立ちくらみを覚える。

 そんなエーちゃんに声をかける神田。
「『仕事』って何かと思ったら・・・・本当に働いてたんだ・・・・。丸尾くん、プロ志望でしたよね。まさか、ここに就職とかいう考えもあるんスか?」
「そうじゃなくて。・・・・いろいろあってさ・・・・。プロになるかは全日本選手権の結果次第ってことになったんだ」
「そうなんだ・・・・。そう言えば出るんですよね。そっか・・。じゃあ迷ってるんスね」
「神田くんは、もうプロになるのは決まってるの?」
「ええ。俺はそこで迷ったことはないんで。じゃあ本当によかったっスね・・・・。全日本出れて・・・・」

 その神田の発言に流石に、モヤッとした気持ちが生じ、笑顔がぎこちなくなるエーちゃん。

 そして険悪な雰囲気が漂う二人の頭をがしっとやり、なでなでしてくる、長身の選手が。
 そのまま笑顔で二人の雰囲気を和らげようとする。

「ヘイ! その手を離せピート! だいたいケンカしてねーし。お前には関係ねー」

 という神田の叫びを聞いて、その人物が、目がいいというピートだということを知る。

 そしてコーチと敦士さんが来たことで、練習開始。
 その内容は新メンバーが来たことで、準備運動ごはクラス分けをするための試合をやることに。

 準備運動後は2コートに分かれての1セットのゲーム。
 今エーちゃんがいるクラスはプロかプロ直前の選手メインの『エリート』のクラス。しかし、人数が多いため、試合で順位づけをし、1軍と2軍に分ける。
 そして1軍は以前も見てもらったジュニア名コーチ、ケビンが見る。

 『エリート』は19歳以下で世界ランク500位以下のプロか、世界もしくは国内トップジュニアだけのクラス。
 アレックスは成績を上げ500位以内に入りそうな勢いで、このクラスではトップ。
 クリシュナも世界ジュニアランクのトップ10入りをし、今度日本でやるスーパージュニアに参加する。
 皆期待のトップジュニアなのだと。

 そしてピート・ゴンザレス。
 中学までは野球選手で高校でテニスに転向して3年で全米オープンジュニアで準優勝という全米注目の選手。
 わずか3年で世界のトップクラスになった逸材。
 テニスも少ししていたものの、大きな試合には出てこなかった。
 
 そんなピートは大きいながら動ける選手。
 だからこそ期待も大きくスポンサーもつていて、プロになることも決まっている。

 そしてエーちゃんの試合はそのピートと。
 改めてネット越しに握手をしていると、その迫力は圧倒的。
 新調も2mを超えるのではないかというほど。

 タクマさん以上の身長だけに、間違いなくサーブは速いと確信して構えを取る。

 が、ピートのサーブは、その予想を超えるもの。
 エーちゃんが一歩も動くことができず、エースを取られてしまう。

(いやいやいやいや・・。速いサーブはそれだけ速く返るんだ!)

 頭を振り、気持ちを切り替え、リターンの準備。

 続くサーブは、何とか触り、返す。
 が、ピートは既に前に来ていて、エーちゃんの動きを見ながらボレーでうまく決めてくる。

(・・大きくて、動けて、ビックサーブでボレーがうまいとなれば、タクマさんタイプ)

 でもピートのそれはタクマさんのラケット面を作るセンスで勝負してくるものとは違い、目の良さを活かして反応で勝負してくるもの。
 ストロークも目が良いため早くて正確。
 その上、歩幅がある為、余裕をもって追いつくことができる。
 大きいためゆったり見えるが、実際は違う。
 正しい位置へ効率的に動いているから無駄がなく、全然決めることができない。


 結局ピートを攻め崩すことのできなかったエーちゃん、6-2で完敗。
 それでも今の実力を見せることはできたエーちゃん。

「しばらく見ない間にマルオは基礎も技術もかなり向上したようだな。歓迎しよう」
 というケビンコーチ。

(ダメ・・・・。完敗だ・・・・。でも・・俺はこれを求めてここに来たんだ。課題は・・・・体力向上と攻撃力の強化・・・・。この2か月、やれることを全部やってこの人に勝つ・・・・。それくらいじゃなきゃ、今度の目標は超えられない!)

 そしてピート以外にも様々な強豪がいるこの中でどこまで行けるかとチャレンジ精神が燃え上がるエーちゃんは、思わず笑みが。

「やっぱりマルオは今日も負けたのにうれしそうだよ」
「またノート見せてもらおう」
「ノート?」
(気持ち悪い奴・・)

 とクリシュナ、アレックス、ピート、神田。


 その翌日。
 池と朝食をとるエーちゃん。

「練習はどうなの?」
「やっぱり来てよかったよ」
「池くんのお蔭で、とにかくプロを身近に感じられるし。レベルの高い選手が多いし、発見もあるし・・」
「そうでしょ。しかし、丸尾くんは、ほんと練習が好きなんだね・・・・」
「え・・・・? そうかな」
「じゃあ俺、そろそろ行くわ。午後のコート練ヘルプ頼んだよ」
「あ、待って。俺も行くよ。ロニーコーチにアドバイスのお礼言いたくて・・・・」
「OK」

 ということで、池が練習するところに同行するエーちゃん。

 この瞬間まで、手に入れた恵まれた環境にやる気最高潮だったエーちゃん。
 ここで努力すれば目標は必ず達成できると思えるほどに。

 しかし、そこで見た池の練習――どころかウォームアップ。
 それは400m全力ダッシュ後に休まずジョグで400m。
 それを10本繰り返し。

「世界大会を最後まで戦い抜きたいなら、疲労物質が溜まらない身体を作るしかない! 5セットマッチの7試合目の最終セットこそ、ベストな動きが必要な時なんだ! わかってるなら絶対抜くなよ!」

 そうロニーコーチの激しい激が飛ぶ。

 本当に苦しそうな池のウォームアップに、言葉を失うエーちゃん。

(有頂天だった俺は今すぐ、心を入れ替えなければならないことに気づかされた)

 というところで次回<#273 海>につづく。



 噂のピート登場。

 bs272-02_R.jpg


 かなりの長身。
 それこそ2mくらいの。

 そしてテニス転向3年で、目が良く、反応がいい。
 それを活かしたプレースタイル。

 
 ………………………………。

 ………………………………。


 身長はともかく、どこのエーちゃんですかっていうスペック。


 難波江がソフト的なエーちゃんの上位互換だとするなら、ピートはハード的な上位互換といったところでしょうか。

 まぁ、上位下位は今の所はというだけですが……。


 エーちゃんの心構えだって悪いわけではなかったと思うんですけど、それでも池の練習を見てしまうと……って感じですが……。

 これ、完全に煮詰まってしまうフラグなんじゃないでしょうか。
 エーちゃんのスイッチが悪い方に入ってしまう的な。

 にも関わらず、次回サブタイが『海』。
 これはどう取ればいいんだろう。

 ちょっと海的なものを期待してはいんですかね。



 しかし、何気ない一言でエーちゃんのモヤッとスイッチを押す神田がスゲー。

 bs272_R.jpg

 うん。
 ちょっと、このやり取りに笑った。


 ベイビーステップ(27) (少年マガジンコミックス)
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[ 2013/10/09 22:46 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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