第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #298 「戦い方」 感想


 いよいよ始まる全日本選手権予選。

 エーちゃんの緒戦の相手は日本ランキング82位。
 企業に所属するアマチュア――小西公男。

 この小西選手の顔を見て、荒谷は彼のことを知っていたことを思い出す。
 小学生の頃、教立大からインカレに出て、雑誌に載っていたのだと。

 そして神田も松本銀行ってそうとう優秀じゃないと入れないため、文武両道のエリートサラリーマンだと評価。

 そんな小西さんの応援に駆け付けるのは奥さん。
 その奥さんのお腹は大きい。

 ということで、エーちゃんは小西さんは、銀行で働いていて、奥さんがいて、もうすぐ子供も生まれる。
 それでいて日本ランキング100位以内で全日本選手権に出てくるすごい人だと。

 そんな感心しているエーちゃんを余所に、荒谷と神田は気合十分というか、予選突破後の心配。

「俺らも本選で暴れたきゃ予選で苦戦してるヒマはないぜ。予選からの俺らはタクマや難波江より3試合も多くやんなきゃなんねえからな。うまく戦えばいきなり本選から入るより勢いに乗れることもあるだろうし、ヘタにてこずれば疲労のハンデを背負うことになる」
「いかに体力を温存して勝ち上がれるか。連戦が続くテニスのトーナメントではそれも大事な戦略の一つですよ」

 二人の言葉はエーちゃんにとって、考えてもいないこと。

 とはいえ、一般の男子選手はジュニアとは違い熟練の技術には気を付けなければならない。

 気を引き締め、絶対に勝ちあがらなければならない戦いをどう乗り越えるかが試される。


 全日本ジュニアでは1回戦からの苦戦が響いて準決勝で力尽きたエーちゃん。
 それを考えれば、この1回戦が重要になる。

 試合開始前の練習。
 そのラリーの感触で、エーちゃんは自分の方が実力が上だという予測をする。

 とはいえ、テニスが相手より上手ければ勝てるというものではない。
 プロになるため気を引き締め、アマチュアには絶対負けない気迫でいくというエーちゃん。

 本選で優勝すれば確実にプロになれる。
 それを見越すのなら、一球入魂は当然、展開も速めて1ポイントでも早く終わらせると。


 そして試合開始。

 エーちゃんは高確率のファーストサーブをコースに決める。
 すると小西さんのリターンは甘くなり、いきなりのチャンス。

 それを鋭角に1/64コントロール。
 これが決まり15-0。


 エーちゃんのこの滑り出しに、観客も騒然。


 そしてエーちゃんも手ごたえを得る。


 そんなエーちゃん好発進で、試合は進むが、第5ゲームを終え、ゲームカウント3-2とキープ合戦の様相。


 小西さんのサーブは予想以上に強烈。
 しかし、無理には攻めてこない守備的なスタイルで、しゅっとは深くて安定しているが、球威はそこまでではない。

 ならばと、エーちゃんは早めに優位を奪うべく、ジャンプショットを駆使。
 しかし、若干無理をしているせいもあり、なかなか決まらない。

 ポイントはエーちゃんの方が多く、サーブゲームも圧倒的にキープしているが、リターンゲームで攻めきれずスコアはタイ。

 それでも、積極的にプレーはできていると、流れは悪くない。


 そこで、エーちゃんは小西さんの強烈なサーブ。
 これを当たればそれだけ強く返ると、やや強引なリターンエース狙い。

 しかし、これがアウトとなり、ゲームカウントは3-3。


 その後も、キープ合戦が続き、ゲームカウントは5-4。
 次をブレイクすれば、エーちゃんが第1セットを取れるという場面。

 これまでの情報を使い、さらにリスクを高めて勝負に出る。

 とはいえ、本当はもっと早くブレイクチャンスをモノにしたかった。
 そんなことを考えても仕方がないと気持ちを切り替え、このゲームに懸ける。


 そして第10ゲーム、30-30の場面。
 エーちゃんは、ここでこの試合初の速いフォアのスライスで勝負をかける。
 が、これはアウトとなり、40-30となってしまう。

 しかし、続く2ポイントをエーちゃんが取り、デュースが続く。


 そしてこのゲーム、エーちゃん3度目のアドバンテージ。
 焦らず、ベースを変えて、タイミングを奪い優位を得ようとするエーちゃん。

 するとここで、小西さんの球がネットイン。
 半端に減速した球はエーちゃんのチャンスボールとなる。

 そこでエーちゃんはここで強打。
 するとエーちゃんのショットもネットにかかりイン。

 これにはタイミングを完全に狂わされた小西さん。
 エーちゃんが運を味方にし、第1セットを取る。

(よかった・・・・。なんとかラッキーで取れた・・・・。でも、このままじゃダメだ。こんな戦いを続けてたら、本選まで身体がもつかわからない。・・・・とはいってもなんとかセットは取ったんだ。確実に取れてるわけだし、この調子でやればいいのか・・? いや、なんかもっといい方法がある気がする・・・・。まだ力を出し切れてないような・・・・。効率の悪い試合をしてるような・・・・)

 するとエーちゃんの脳裏を過る神田の言葉。

「いかに体力を温存して勝ち上がるか」

 bs298-01_R.jpg


 温存。
 その選択肢がエーちゃんを悩ませる――というところで次回<#299 未知>につづく。

 エーちゃん、その選択肢は危険ですの。

 エーちゃんに温存とか、そういうのは向かないと思うんですよね。
 とにかく、一球入魂。

 一球でも早く終わらせる。
 それだけでいいと思うのですが……。


 鹿梅精神のある神田の温存だってそんな感じな気がしますし。


 うん。
 せっかく、運の味方にして取った第1セットですが、これで流れは小西さんにいってしまうことになったりすんじゃないかと戦々恐々。


 というか、小西さんって、どことなくエーちゃんに似ているのかも。

 文武両道で、可愛い奥さんがいて。

 そしてサーブが強くて、攻めてこない守備的なスタイル。
 エーちゃんの成長がちょっと違ったら、こんな感じになっていたという可能性があったんじゃないのかなぁと思ってみたり。


 bs298-02_R.jpg

 って、小西夫人、マジかわいいですけど。
 このダンナのサーブに念を送っている様子とか。


 あと、やっぱり神田の相手は高橋ですね。
 プロ1年目のシード選手と言っていましたし。

 ってか、あまりにも対応がドライでちょっと笑いました。
 もう少し因縁めいたものとかあるのかと思いましたが……。

 まぁ、全日本ジュニア当時1年と3年。
 そして同じくベスト4というわけで、直接対決はなかったわけですが……。


 そんなもんか。





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[ 2014/05/14 23:21 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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