第5シードの宮川卓也(みやがわたくや)が栄一郎(えいいちろう)の前に立ちはだかる。宮川は、180㎝の長身から繰り出される強打を武器とする実力者。実家はテニスクラブを経営していて、物心ついた時からテニスをやっていた。試合中にはコブ茶と梅干しで一息つくという独特な休憩方法をとる宮川。栄一郎にとって、1年の練習の成果が試される勝負が今始まる。

原作から追加されたのは、勇樹が彼女? にルール説明をしつつ的な部分。
というか、アバンの時点でアイキャッチが入りましたので、今回OP無しかと一瞬ビックリしました。

そしていよいよ始まる宮川戦。
七色のストロークに苦戦するものの、エーちゃんもコートカバーリングとコントロールで、戦えている。
ストロークの鬼VSコートカバーリング&コントロール。
勝算はあるが、それはエーちゃんが、どう弱点を克服するかにかかっている。
エーちゃん。
その弱点は。

そのありとあらゆるショットをまんべんなく平等に練習したことによる弊害。

端的に言うと決め球がない。
それでもエーちゃんは、7ゲームを終えて、4-3とタイ。
しかし、エーちゃんは違和感に襲われる。
それはこれだけ苦しい展開なのに、スコアがタイだということ。
そしてノートを確認していると、宮川のストロークがあらゆるショットを平均的に使われ、情報を収集されているのだと痛感。

このままでは、次のゲームブレイクされ、その次キープされ、負けてしまう。
そこでエーちゃんは勝負に出る。

予想外のサービスダッシュ。
ミスが出るものの、エーちゃん、サーブ&ボレーで一発で決めるわけではなく、前に出ても粘って決めるスタイル。

すると宮川も本来は得意ではないロブで対応。
これが際どくもアウト。
エーちゃんのボレーと、宮川のパッシングとロブ。
どちらもが想定外のショットの応酬となっている。
しかし、この流れを作ったのは、エーちゃんから。
というわけで、打たされている宮川よりも、打っているエーちゃんが有利。
これで、エーちゃんキープに成功。

ゲームカウント4-4となり、宮川の勝利のシナリオを崩す。

しかし、それでも宮川は笑みを――というところで次回につづく。
エーちゃんの弱点。
決め球がない。
………………………………。
え?
あれ?
そういえば、随分先まで決め球らしい決め球がなかったりするエーちゃんなんじゃないですか?
1/100コントロール? チェンジオブペース? ジャンプショット? どこからがエーちゃんの決め球になるんですかね。
まぁ、それはさて置き。
ちょっと、フライングして触れましたけど。

塾をやめて、スケジュールを組んでギリギリまで練習して、それでも3観戦を超えられず涙するエーちゃん。
それだけに、
宮川君のストロークには負けていい!! でも試合には負けない!!
っていう、エーちゃんが素敵すぎる。
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