第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #312 「必然」 感想


 試合開始前に影山と佐々木さんがコートサイドに。
 そしてエーちゃんの母と合流してエーちゃんの応援に。

 そしてそこに解説役として諭吉も。


 一方岩佐はスケッチブックを用意して、別の場所に。


 するとエーちゃんと玉越選手共にコート入り。
 影山達の声援を受け、気合充分のエーちゃん。

 しかし、一方の玉越さんはというと、今ごろになってストレッチを開始。
 そして練習時間となると、今度は「グリップテープを巻いていいですか?」と。

 焦らし作戦かと思いきや、本当に取り出したラケットに巻き始める始末。
 その上、実際にそのラケットを使い始める。
 これはむしろ計画性のないマイペースな人だと判断。

 エーちゃんにとっては初めて戦うタイプの選手。

 が、この玉越さんもプロ。
 プロ3年目で日本ランキング46位、エーちゃん同様予選上がり。


 玉越さん、高校までは世代トップで抜けた存在だったものの、プロになって時々大物食いをするものの期待ほど勝てていないという実績。
 ある種ムラッ気のある選手。

 そうなると常に安定性のあるエーちゃんとの相性はいいというのが諭吉の見解。

 玉越さんの調子の良し悪し、もし良いのなら、どう乗せないようやれるかが勝負の鍵となる。


 そしてタイムのコールがかかり、いよいよ試合が始まる。
 サーブはエーちゃんから。

(やっと、ここまで来たけど、まだスタート地点・・・・。ここから証明するんだ・・・・。俺はプロになれるって・・・・)


 最初は外に逃げるスライス。
 そして玉越さんのリターンを、完璧に意表を突いたドロップで返す。

 これが決まり、15-0。
 これには玉越さんだけではなく、観客も完全に意表を突かれた形。

 これで先ず一本。
 マイペースな人にペースを奪われてはダメと、自分のペースで戦うことを心がける。


 今の一本でエーちゃんが技術系だと判断した玉越さん。
 若い奴では珍しいが、そっちの方が得意だから、まあいいと、自分のペースを掴むために動く。


 そうして試合が進む中、会場にはタクマさんの姿が。
 シードであるタクマさんは今日の試合はない、というわけで向かう先は8番コート。

 次の対戦相手が決まるエーちゃんと玉越さんの試合。
 しかし、試合は進み、第2セット。

 第1セットは6-2で取り、第2セットも1ブレイクして、3-1でリード。


 この展開に一番混乱しているのは、玉越さん。

(ちょっと待ってくれよ・・。でも、まだ日本ランクもない相手だぞ・・・・。そこまで差があるわけがないだろ!)


 エーちゃんの予選前に追い込んだ身体が、予選をスムーズに戦えた上に中1日休みがあったことで、今ベストの状態になっている。

 それだけでなく、小西さんとの試合で知った『最低限のリスクで高いパフォーマンスを出す戦い方』、秋元さんとの試合ではさらに事前に『情報』をしっかり集めて、それを実践できた。
 そして浅野さんとの試合で得た『戦術』。

 予選は厳しいハンデだと思っていたが、全く違ったと。
 心技体全部に想像を越えた効果があった。


 エーちゃんはフォアのスライスを打ち、前へ。

 玉越さん、このフォアのスライスはバウンドしてからが速いと理解しつつも、まだ捉えられていない。
 だから、待つのは中央でいいと。


 玉越さんは、とにかく沈めるのが精一杯。
 そうなると決まる範囲は広い、ということで、エーちゃんは確実なオープンコートを狙い決める。

 これで4-1。

 これで完全に混乱する玉越さん。
 押しても引いても自分のペースにならない、自分の力が出せてないかと言えば、そこまで調子は悪くない。

 にもかかわらず、無名の高校生相手に完全にやられている。

 力、スピード、技術どれも、そんなに差はないのに、コンな展開になるのが分からないと。
 誰か教えてくれと。

 そしてエーちゃんのジャンプショットが決まる。

 緊迫の初戦は圧倒的優勢――というところで<#313 制圧>につづく。




 うん。
 玉越選手は出オチでしたか。


 高校まで世代トップだったわけですから、才能的には申し分ないんでしょうけどね。

 諭吉の言う以上に相性が良かったというのもあるのでしょうが、何だかんだ言ってこれがエーちゃんの実力だと言ってもいいんだと思います。

 本当に強くなったなぁとしみじみ。



 

 概略ver2.0。

 下書きをいくら探しても見つけられず、改めて概略を書いたら、単に公開していないだけで書き終えていたという事実。

 全僕が泣きました。
 どっちかを消すとなると癪なので、こっちも公開。

 ver1.0を書いてから半年……ヘタすると一年後に書いてます。
 全く同じ内容のものを書きながらも、書き方が変わっているってのは不思議なものですよね。

 まだ僕自身、読み比べてはいませんが、まったく同じ文章を書いているところがあったら、あぁやっぱり僕はそう書くんだなぁってことなんだと思います。







 全日本テニス選手権初日。

 影山の佐々木さんがエーちゃん母に合流。
 そしてそこに諭吉も。

 また別の場所にはスケッチブックを用意した岩佐の姿も。

 そして時間となり、エーちゃんと玉越選手がコート入り。
 その際に影山は声援を送り、エーちゃんもその応援団の存在に気づく。


 そしてエーちゃんは荷物をベンチに置き、玉越選手の様子を覗うと、そこでは今ごろになってストレッチを行っている玉越選手の姿が。

 そして試合前の練習時間が始まろうかというタイミングで、今度はグリップテープを巻いていいですかと。

 一瞬じらし作戦なのかと疑ったエーちゃんだが、玉越選手が確認もせずに取り出したラケットにテープを巻いていることからそれを否定。
 ただの計画性のないマイペースな人なのかと推察。

 そしていざ練習になると、実際にそのラケットを使い、またエーちゃんの意思を確かめずに球出しすることから、マイペースな人なのだと確信。
 今までに戦ったことのないタイプだと。

 一方応援席の方では今日のエーちゃんの相手のことを影山が諭吉に確認。
 玉越伸二、22歳。
 プロ3年目で日本ランキング46位。エーちゃん同様に予選を勝ち上がってきた選手。

 そして肝心のエーちゃんとの相性は。
 初対戦でエーちゃんにランキングがないために比較がしにくく、あくまでも諭吉の推察になるが。

 玉越選手は高校まで世代トップで抜けた存在だった。
 プロになって時々大物は食うものの期待以上に勝てていない印象のあるムラッ気のある選手と言えると。

 そういう意味ではエーちゃんはいつも安定しているので相性はいいだろうと。
 エーちゃんほど調子にブレのない選手は珍しいので。

 そうなると玉越選手が今どの程度調子がいいのか。
 もし調子がよかったらエーちゃんはそれを乗せないようにやれるかが勝負のポイントとなる。

 そしていよいよ試合が始まる。
 まずはエーちゃんのサーブゲームから。

(やっと、ここまで来たけど、まだスタート地点・・・・。ここから照明するんだ・・・・。俺はプロになれるって・・・・)

 エーちゃんの最初のサーブは外に逃げるスライスサーブ。
 そして玉越選手のリターンに追いつき、フォアのテイクバック。

 からのドロップショット。


 これには完全に意表を突かれた玉越選手。
 追おうとするものの、完全に間に合わず15-0。

(いきなり・・・・。しかもうめえ!)

 初っ端にやられた玉越選手。


 一方のエーちゃんはまず一本取ったことに手応え。
 その上で、マイペースな人にペースを奪われてはダメだということで、自分のペースで戦うことを決意。


(技術系か? 若い奴では珍しいな・・。まあいい・・・・。俺はそっちの方が得意だ・・・・。まずは俺のペースを掴む・・・・!)

 一方で出足をくじかれた玉越選手もうまく自分のペースに持っていこうと画策。


 そして試合が始まってしばらくして。

 試合会場に本日は試合のないタクマさんの姿が。
 それにいち早く気づいた岩佐が声を掛ける。

「江川、久しぶりだね。次当たる可能性がある二人を観に来たのか?」
「ああ・・・・。まあな・・」
「そうか・・。でももう結構進んじゃってるよ」


 そう言って岩佐がスコアをさすと、既に試合は第2セット。
 第1セットは6-2でエーちゃんが取り、第2セットも3-1で1ブレイクアップ。

 この展開に一番理解が追いついていないのは対戦相手の玉越選手。

(ちょっと待ってくれよ・・。でも、まだ日本ランクもない相手だぞ・・・・。そこまで差があるわけないだろ!)

 一方のエーちゃんは予選前に追い込んだ身体が、予選をスムーズに勝ち上がれたことで、また中一日休みがあったことで、今ベストになっている。

 また小西さんとの試合で知った『最低限のリスクで高いパフォーマンスを出す戦い方』。
 秋元さんとの試合で事前に『情報』をしっかり集めることでそれを実践でき。
 そして浅野さんとの試合で得た『戦術』。

 予選は厳しいハンデだと思っていたが、実際は違い、心技体全部に想像を越えた効果があったと。


 エーちゃんは高速スライスを打つと、即座に前に。
 玉越選手もバウンド後が速いことは理解していても、まだ捉えきれていない。

 ということで、エーちゃんはネットに出て中央で待つ。
 玉越選手にできるのはただ沈めるだけ。

 すると既に待ち構えていたエーちゃんにとって、決められる範囲は広い。
 ということで確実にオープンコートにコントロール。

 これが決まりゲームカウントは4-1に。


(おい・・。押しても引いても俺のペースになんないぞ・・・・。自分の力が出せてないのか? いや確かに絶好調じゃないけど・・・・。正直調子は悪くない・・。なのに俺が無名の高校生相手に・・。どうしてこんなことが起こる?
 力、スピード、技術どれもそんな差はない! やべえ・・・・混乱するな・・・・。でもどうする? ・・・・わかんねえ。
 ・・・・誰か・・教えてくれ!)

 混乱し、単調になったラリーの球を、エーちゃんはジャンプショットで叩く。
 それも決まり、緊迫の初戦、圧倒的優勢――というところで次回<#313 制圧>につづく。


 
 
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[ 2014/09/03 21:16 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
久しぶりに調子が悪くなかったので、ベビステ感想のブランク部分埋めが完了。
次はコミックの感想にいけたらいいなぁ。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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