第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #343 「境界線」 感想

 エーちゃんとタクマさんとの試合も大詰め。

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 最終セット、タクマさんがブレイクすれば試合が決まる5-4。
 ミスや不運が重なれば、それで試合終了。

 そんな状況では、どれほどいい状態でも、冷静に自分を把握し、相手の動きのみに集中し続けるのは難しい。

 実際にエーちゃんの最初のサーブはフォルトとなる。

 そこでエーちゃんは大きく深呼吸。
 そしてノートに記した内容を思い浮かべる。
 数々の重圧の要因とそれをプラスにできたいくつかの経験。
 その成功体験をもとに大きい重圧による大きな成功を具体的にイメージする。

 エーちゃんは重圧で硬直する身体を適度に弛緩させ、よりムチのように撓らせる。
 そうすることで重圧を力の分散を抑えるように働かせ、サーブのインパクトの力を増幅させる。

 タクマさんに引きずられる形でゾーンに入ったエーちゃん。
 これまでに得た情報や経験により、この集中状態をキープする。

 一方のタクマさん。
 このゲームはブレイクすれば勝てる最大のチャンス。
 が、同時にここを逃せば最大のピンチを迎える。

 そうはさせないと、タクマさんは攻撃のギアを一段引き上げる。
 有利な武器で戦うため、リターンダッシュを仕掛けるタクマさん。

 ボレー勝負を簡単にさせないと前に沈めるエーちゃんのショット。

 そのボレーはほんの僅かな神経の高ぶりによる反射の動きが即ミスに繋がる、最も繊細なショット。

 コースを狙ったボレーは僅かにハズレ、エーちゃんのポイント。

 が、そのミスに繋がる反面、ハマればストロークを圧倒的に上回る決定力がある。
 次はエーちゃんの逆をつくショットで、15-15とする。

 感情の空回りから脱したタクマさんのボレーは明らかに鋭さを増しつつある。

 そんまタクマさんはなるべく早く、いけるならリターンダッシュを狙っていく。

 タクマさんは多少強引でもリターンからでも、積極的に前に出る。
 その分、パッシングされることもあるが、第1ボレーで勝負と前へ。

 しかし、この強引すぎるリターンダッシュも、ペースに変化をつける間もない早い段階の攻撃となり、エーちゃんにとっても脅威となる。

 実際、前に来るタクマさんの上を抜くのは難しい。
 一方で1/64の強打で確実にコントロールできれば抜けるという手応えはあるため、ダウンザラインに厳しくコントロール。

 これがウィナーとなり、エーちゃんもキープ。
 5-5となる。

 しかし、これは危ういキープ。
 この展開は明らかにタクマさんのペースに引き込まれている、それを実感するエーちゃん。


 一方でリターンゲームでのエーちゃんは、約40%の確率で来るセカンドサーブを強く意識。
 タクマさんはセカンドだと、サービスダッシュしてくる時と、してこない時がある。
 サーブ&ボレーは前に出てくるか来ないかは、事前に決めるもの。
 セカンドサーブの時も何かしらで判断しているはずだと。

 エーちゃんとしては、タクマさんに前に出て欲しくはない。
 そのためには、タクマさんがセカンドサーブで前に来たら、出なかったらよかったと思わせなければいけない。

 そのためには、大きなリスクを負ってでも、強打で狙っていく。
 実際に、タクマさんのセカンドサーブでのサーブ&ボレーを狙い打ち、リターンエースを決める。

 しかし、それでもタクマさんは第2セットと異なり理性的なプレー。
 それはサーブのリズムの安定が、テニス全体の歯車を回し始めているからこそ。

 リターンエースを決められても、次のサーブで218キロのフラットをワイドへ決め、すぐさま15-15とする。

 エーちゃん、10%はエースになるから仕方がないと割り切る。
 50%の何とか触れるファーストサーブからは40%くらいポイントしたいと。
 そして残りの40%のセカンドサーブからは何とか80%以上の確率でポイントする。
 それができれば理論上は50%以上ポイントできるから、いつかはゲームが奪える計算となる。

 エーちゃんは、タクマさんのセカンドサーブを有る限りの情報で予測し徹底的に攻める。
 タクマさんのファーストサーブの確率と威力を少しでも下げ、セカンドサーブから高確率でポイントするために。

 そうはいっても計算通りにはいかないが、目標を掲げた方が迷わなくて済み、エーちゃん自身は相手の動きに集中できると。

 そうなればエーちゃんのテニスはもっとよくなる。

 しかし、そうはいっても、思いどおりにはいかない。
 このゲームもタクマさんの猛攻を凌げずに、キープを許し、6-5。

 そして試合も最終盤。
 強すぎる重圧は本来の選手の動きを妨げるように働くことが多い。
 しかし、2人はそれに打ち勝つというより、自分の力にして相手のサーブに脅威を与え、自分のサーブをしていく。

 そこへ、時間の経過とともに、身体的、精神的疲労という要素がのし掛かってくる。

 そしてゲームカウントは第18ゲームまで終わって、9-9。

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 この不気味なほどの均衡を示したスコアは、あくまでこの試合においては、ほんの僅かなことで、このバランスが一気に崩れることを物語っていた。

 次の流れを掴むのは――というところで次回<#344 精神性>につづく。



 キープ合戦が続く。

 最終セットで9-9ってのは流石に、精神的にツライところですか。

 そこで次回サブタイが精神性。
 どちらかが折れることになりますか。

 ここで集中力がキレたら一気に試合が決まるのは間違いないと思いますが。


 こういうところで精神的に強いのがエーちゃんですが、どうですかね。
 精神的にはいけても、体力的に少し厳しい感じはしますが。

 
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[ 2015/05/06 21:44 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

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一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
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