第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #352 「野望」 感想


 ようやく地に足がついてきたエーちゃん。
 第4ゲーム、一撃必殺には一撃必殺と打ち込んだ、渾身のダウンザライン。

 これは追いつけないと種村さんも足を止め、ポイントすることに成功。
 15-0とする。

 この展開。
 今の球威と種村さんとの距離感、この感覚を覚えておく。
 そして種村さんは長いラリーを避け、体力温存を図っていると判断。

 エーちゃん、サーブが少しでも甘ければ一気に決めに来るだろうと予想し、そうさせないように、回転系のサーブでコースを突く。

 そして少しポジションを下げ、中央深くを突けば簡単には決められない。

 実際に球は遅いものの、攻撃的な深さのこの球を種村さんは嫌がり、強引に決めようと強打でくる。

 エーちゃんはその球も何とか深く返し、ラリー戦へ。

 そんな中、機を見てエーちゃんからの反撃。
 これが決まり30-0となる。

(相手に一撃必殺させないように一撃必殺を狙う・・・・。長いラリーになるだろうけど、その分俺には情報が入る。・・・・しかも種村さんを長期戦に引き込める)

 このゲームから、エーちゃんは攻撃的に中央狙いで粘り始め、チャンスには一撃必殺。

 サーブゲームでなら自分のテニスでの展開が可能となる。
 これでこの試合初キープで1-3。

(ビビるな・・・・。調子に乗る所でもない・・・・。ブレイクに挑戦するんだ!)


 ようやくエーちゃんらしさを見せたこの試合。
 これで種村さんもその身体で3回戦まで来れるわけだと、改めてエーちゃんを評価。

 そうすると種村さん、さらにサーブの球威を上げてくる。
 それでもエーちゃんは何とか一撃では決めさせないようにし、リターン後は後ろに下がり守備的に。
 それでも何とか中央深くに返して、チャンスを伺う。

 そして機会があれば、リスクを負って勝負にでる。
 フォアのクロスでコースを狙ったショット。

 bs352-01_R.jpg

 すると種村さんは、この試合初めて見せる本気のダッシュ。
 これが予想以上に速い。

 そしてエーちゃんのクロスに追いつくと、逆にクロスにカウンター。
 これが決まり、15-0。

 種村さんの意外なスピードに、ざわめく観客。

 が、今のは足もそうだが、動き出しが早かったと荒谷は気づく。
 判断力がずば抜けていると。


(かなり、リスクを負ってうまくいったのに・・・・、ここにきてサーブゲームでの動きが一変した)

 一方、うまくいった展開で逆襲されてポイントされたエーちゃんはショックを受ける。

 bs352-02_R.jpg

 が、一方で今の動きだけで、種村さんがもう汗をかいて息が切れていることに今度は驚くことに。

(まさかこの人・・・・、効率的にワンブレイクを活かして、リターンゲームは捨てて、サーブゲームだけは意地でもキープする気なんじゃ・・)


 一方の種村さん。
 走るべき時に走って、取るべき時に取ればいい。
 そう考えてのプレーをしている。
 自分は走るのが嫌いなだけで、速いのだと。


 そして種村さんは渡米した時のことを思い返す。

 bs352-03_R.jpg


 まだスリムだった種村さん(19歳)はプロ転向してすぐ単身渡米した。
 テニスは世界に出なくては上にいけないから、若いうちに海外へとはずっと思っていての行動。

 大した実績がないため僅かな企業との契約金と賞金だけを頼りに、カリフォルニアのテニスアカデミーを拠点にギリギリの世界つを送ることに。

 衣食住に必死な当時の種村さんが真っ先に行ったのはコミュニケーション。
 コーチもトレーナーも友達もいなかったため、強くなるために練習相手が必要だった。

 苦労したものの、そうしたこともあり、英語もうまくなって世界中に友達ができた。

 しかし、結果が出ない。
 そうすると海外遠征費が重くのしかかってき、ホテルの朝食だけで1日持たせなければならない時もあった。

 それに見かねた友達が奢ってくれると言ってくれた時に、ありがたく、また断れない自分が情けなく涙を流した。

 そして食べれる内にと、安い食事――高カロリー低栄養価のものでもおかまいなしに腹に詰め込んだ。

 そうしたことを繰り返し、また、それに加えてのストレス。
 気づけば種村さんはテニス選手として明らかに重量オーバーになっていた。

 自制心がない、意志が弱いと言われるが、当時の種村さんには食が救いでもあった。

 そして太るたびに走るのが嫌いになり、その文技を磨くことで必死にカバーした。
 勝てはしなかったが、順調に強くなっていた。
 その矢先、金銭的な限界を迎え帰国することに。

 そして帰国した種村さんを見て、誰もが遠征失敗だったと言った。
 それでも、得たものは多かったと種村さんは思っている。

 また何より、帰国後は減量しているし、結果も出ている。
 まだ遠征の結果は出ていない。この全日本選手権の結果次第となる。


 それだけに負けられない種村さん、サーブゲームだけは全力で取りに来ている。
 既にワンブレイクを許しているエーちゃんは、この種村さんを乗り越えなければいけない。


 しかも、種村さんの守備範囲はかなり広い。

 bs352-04_R.jpg


 しかし、その広い守備範囲を見極めるんだ――と種村に反応すらさせかい完全なドロップを決め、15-15へというところで<#353 境界>につづく。




 要約エーちゃんの方もエンジンがかかってきた感じですね。
 初キープに続き、リターンゲームでも完璧なドロップと。

 後者は15-15になっただけですが、なんか可能性がありそうな雰囲気ですよね。


 そして意外と動けた種村さん。
 まぁ、すぐスタミナ切れを起こしちゃうみたいなので、いつまで動けるのかは分かりませんが。


 しかし、種村さんの海外遠征は、うん、まぁ、これは失敗と言われても仕方がないかと。
 強くはなったのでしょうが、色々と残念な感じなんですよね。

 まぁ、ストレスとか、色々とわかる気がしないでもないですが。


 こうしてみるとエーちゃんが行っていたIMGとかの選手の食事までしっかりとしていて、そういうのも大切だなぁと思いますよね。


 こう、アスリートにとっては食事のとり方も、練習の一環みたいなものでしょうし。
 ホント。


 
スポンサーサイト

[タグ未指定]
[ 2015/07/15 21:52 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
FC2カウンター
QRコード
QRコード