第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #367 「強行」 感想


 いきなりサービスゲームをブレイクされてしまい、ゲームカウントは0-2。

 しかもここまでチャンスは死ぬ気で粘って少し浅くなった1球のみ。
 サーブゲームですら自分らしいテニスをさせてもらえない。

 技術的にも身体的にもレベルが違うと痛感させられる。

 それでもエーちゃんは気持ちを切り替える。

(いや・・。・・・・俺は世界54位からチャンスを作った・・・・)

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(1球できたってことは可能性がある・・・・!)


 一方の1ブレイクアップの門馬さんは、ギアを上げていく。

 門馬さんのサーブはセンターへの直球。
 エーちゃんも何とか触るものの、甘くなったリターンをフォアのクロス一閃。

 これで15-0。

(くっ・・・・。1ブレイクでサーブに勢いが出てきた・・・・。リターンゲームじゃ、スピン球でも簡単に粘れない)


 それは事前に青井コーチと検証したことでもある。

 門馬さんはどんな相手にも慎重を期すタイプ。
 だからこそ優勢になって初めて、それに見合うリスクを負ってくる。
 そのため、ランキング下位を相手に取りこぼしが少ないのだと。

 優位に立つサーブゲーム、門馬さんは多少深い球だろうと構わず狙ってくるようになってきた。

 状況に合わせて堅実で現実的なギアチェンジ。
 その門馬さんを前に、エーちゃんはあっさりとキープを許すことになる。


(クソ・・。門馬さんのサーブをブレイクするビジョンが全く見えてこない・・。まず自分のサーブだ。・・・・一つキープするんだ!)

 エーちゃんのワイドへのサーブ。
 そしてその後、下がり、門馬さんのショットに備える。

(チャンスを作った1球はスピン球での粘り勝ち・・・・。・・・・だったら初めから定位置より下がって徹底的にチャンスを待って来たら一気にいく!)

(新世代だからか、単なる無知なのか・・・・。国内線で敢えて俺と粘り合おうとするお前や神田は新鮮だ)

 エーちゃんが下がったため、門馬さん優位のストローク戦は再び集中力合戦の様相を見せる。
 過去に集中力で数々の大番狂わせを演じたエーちゃんは、それらをイメージして集中力の維持に努める。

 しかし、門馬さんは門馬さんは持ち前の集中力で、幾度となく日本のテニス界の窮地を救ってきた男。

 集中力を支える経験値に圧倒的な差があるだけでなく、現状門馬さんに1ブレイクの心理的余裕がある。

 門馬さんのギアが上がっているため、先ほどのサーブゲームと同じでは突破されてしまう。

 そのため、積み重なる結果が追い打ちをかけるように集中力の差を広げていく。

(落ち着け・・・・。具体的に足りてないものは・・? 力、脚力、技術。・・それだけじゃない・・・・。自信のあるコントロールや戦略の数、集中力でも勝てない。一つでも優位な何かがあれば、そこに懸けたいけど、それがない・・・・)

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(だからって・・・・まだ負けたわけじゃない。その上で・・・・、勝つための最善の策は・・・・)


 エーちゃんはリターンゲームで門馬さん同様リスクを上げる。
 スピン球で粘る戦略はそのままに、逆襲を恐れず攻め込まれる前に攻める。

 結果、アウト、ネットとミスが増える。

 
 かといって、少しでも甘くなれば、逆襲を食らう。


 サーブゲームでこそ、幾度か粘り勝つポイントはあったが、門馬さんもスコアの広がりと共に少しずつギアを引き上げる。

 そして結果第1セットは、1時間近い長丁場を戦うものの、キープできず、6-0で落としてしまう。


 影山とエーちゃん母にも勝てないかもという思いが過るが、なっちゃんがエーちゃんは後半になるほど力を発揮するタイプだから、まだまだここからだと励ます。


 一方、センターコートの池と難波江の試合の最終盤。

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(いける・・・・。流れは、まだだこっちにある・・・・)

(押してる今こそ決着をつける!)

 難波江の鋭角へのクロス。
 若干逆を突かれた池は体勢を崩し、前のめりに。

 そこを難波江はロブで抜こうとするが、池はこれを強引にスマッシュ。

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 これを読んでいた難波江は、バックハンドのダウンザライン。

 しかし、これが僅かにアウトとなり、勝負あり。

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 6-4、6-4で池が決勝進出を決めた――というところで次回<#368 ひとつ>につづく。




 前回、前々回と試合が動かなかったと思ったら、一気に巻いてきましたね。
 さすがにビックリしました。

 いくら門馬さんが格上とはいえ、エーちゃんがここまで一方的にやられるのは久しぶりに見た気がします。


 まぁ、相性も悪いってのもありますよね。

 如何せん、守備力と精神力というストロングポイントが被っていて、経験、技術、身体能力等々が上ってのは、本当にどうにもならない。

 これでもメンタルの折れないエーちゃんが、凄いとしか言えない。
 まだ第2セットがありますので、エーちゃんノートでどこまで巻き返せるかですが……。


 そして池と難波江の試合に決着。

 うん、これ、難波江の大善戦じゃないですか。
 正直言って、難波江と池の差はもっと大きいものだと思っていましたが、どっちもワンブレイクダウン。
 しかも最後まで池に流れを渡さなかったわけですからね。

 第1セットで爆発した後、ズルズル池に流れを持っていかれてしまうのかと思いましたが、あの後踏ん張ったって事ですから。

 いや、凄いなぁと。

 
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[ 2015/11/18 22:47 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
久しぶりに調子が悪くなかったので、ベビステ感想のブランク部分埋めが完了。
次はコミックの感想にいけたらいいなぁ。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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