第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #378 「アウェイ」 感想


 不可解なスピン。
 その原因がコートの傾斜にあるのではと思いついたエーちゃん。

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 ボールを置いて、転がる様子でその予測が正しかったのだと確信。
 試合規定の範囲内であるものの、傾いているのだとしたら、風だけでは説明がつかなかった違和感も理解できる。
 風下から逆風で坂上に向かって打つため、球は予想以上にスローダウンして跳ね、風上からはその跳ねた球を上からフラットで狙ってくるため、スピードとパワーが増し、球のバウンドが低く伸びる。

 クリストフは、エーちゃんの様子からもう気づいたのかと考える。

 エーちゃん、ここはなるべく跳ねないスライスサーブで、その上で風と傾斜分を計算した球種と力でのショット。

 これでクリストフはエーちゃんが、このコートの特性に気づいたのだと判断。
 しかし、現状風上にいて、力も上の彼の方が圧倒的に有利。

 強烈なフラットを決められ15-0。


 その後の早い段階で現状把握したエーちゃんだったものの、クリストフはさらに強風を活かし強打を連発。
 慣れない逆風の影響もありエーちゃんはまたもキープを逃すことになる。

 その後、ミスを重ねながらも風に対し、徐々にショットを調整したものの、風上のクリストフのサーブに力でねじ伏せられた。

 0-5と追い込まれたエーちゃん、しかし、今後はエーちゃんが風上。
 風と傾斜を利用し、高めを逃さずアウトに気を付けて、フラット系でコントロール。

 これが決まり15-0。

 エーちゃんは風上のゲームでようやくこの試合初めてゲームを取る。
 そして次の風上からのリターンゲームにブレイクを懸け臨むものの、慣れない風上からの攻撃に徹底的に粘られてブレイクには至らず。

 試合開始35分で第1セットを落とすことになる。


 第1セットは完全にやられてしまったエーちゃん。
 風には慣れてきたものの、相手はこの風を使うスペシャリスト。
 でも、攻め方は単調なため、風上ならキープはもちろんブレイクだってできるはずだと。
 そして風下でしっかりキープすればいけると、気持ちを切り替えて第2セットに臨む。


 一方第1セット中にアジャストし始めたエーちゃんに、この対応力は普通ではないという危機感を抱くクリストフ。


 威力が落ちる風下からのゲームをキープするには戦略が大事だと考えるエーちゃん。
 アウェイの不利を戦略で補う。
 風上から高い打点で打たせないように、弾まない球でコースを突く。

 低い球を走らせて打たせれば、強打はない。
 その上で、外に逃げる鋭角ショットで完全に優位に立ち、そこを決める――。

 つもりが、その前の鋭角ショット、クリストフはアウトと判定。
 これには、さすがのエーちゃんも、今のはインだと抗議。

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「は? 判定の文句ならレフェリーを呼んでくれよ。でも呼んだところでセルフジャッジは規則上近い方が判定するんだから覆らないけどな。信用できないならアシスタントレフェリーに常駐してもらえばいいさ」

 矢継ぎ早に言うクリストフ。

 ニュアンスで言っていることは分かるものの、うまく言葉にできないエーちゃん。

「いや・・・・。今のは絶対インだったから・・・・。わざとならやめてほしいと・・・・」

「俺の言ってること聞いてるのか? レフェリー呼ぶなら呼べよ。俺は判定の権利は俺にあると告げるだけだけどな!」

 そこでエーちゃんは自分が英語が苦手なのを知っていて、こう言っているのだと判断。
 抗議はやめることに。

(そうか・・・・。これが海外のセルフジャッジの戦い・・・・。言葉では対等に戦えない・・。今はこんな集中力がいる試合でこれ以上乱されちゃダメだ!
 それにそうだ・・・・。俺は、そもそもこういう経験をするために来たんだ。ここは気を取り直して・・)


 気持ちを切り替えてのサーブ。
 しかし、クリストフはここで強引にリターンエースを決めてくる。

 エーちゃんは動揺した直後を狙われた形。
 0-30、セットを落とした後の最初のゲームだけに、ここはブレイクされるわけにはいかない。

 こういう時こそ、ポイント間を使って、集中力を高めようとするが、

「少し長いぞ・・・・。時間計るからな」

 クリストスの抗議でそれすら満足にできない。
 それでも何とか集中力を切らさないよう努めるが、ここでのサーブはフォルト。

 クリストフも、エーちゃんの本来の実力はもっと高いのだろうが、今なら崩せると判断。

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 そうすると、リターンからドロップと奇襲を仕掛けてくる。
 これは完全にエーちゃんの予想外。
 風に流されながらも、そのショットはネットを越え、0-40。

 この強風でのドロップはかなりの高リスク。
 だからこそ効果的なものとなる。

 エーちゃん、次のサーブをフォルト。
 そしてセカンドでも痛恨のミスでダブルフォルト。

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 第2セットの頭もブレイクを許してしまう。
 まさかの自滅、逆襲の手段は――というところで次回<#379 天の利>につづく。



 うーん。
 クリストフを卑怯と切り捨てるのも難しいところですよね。

 プロである以上魅せることも必要なのでしょうが、こういう予選から勝ち上がらなければならない選手にとっては、勝つためには手段を選んでいられないというのもあるのなかなと。

 目先の一勝がどうしたって欲しい。


 ホント、難しいところですよね。


 程度の差こそあれ、高木朔夜に似ていますよね。
 だからこそ試合後の青井コーチの言葉を思い出すわけですが。

「ああいうタイプの選手はたまにいるけど、いちいち気にして苦戦していたら上には行けないぞ。特に海外に出るつもりなら、なおさらだ。まあひとつ言えることは試合中、イラついてもいいことなんてない」


 高木戦が活きる展開となるのでしょうか?
 
 ベイビーステップ(39): 週刊少年マガジン (少年マガジンコミックス)
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[ 2016/02/17 21:47 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

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まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
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