第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #394 「意志」 感想

 
 慶稜チャレンジャー予選。

 エーちゃんは練習の成果が発揮され、クリスト相手に早々にブレイク。

 守備位置を前にした分速く動く。
 前がGSで戦うための主戦場なら、ここで結果を出し続けると。


 早い展開に、前よりの守備位置。
 クリストフは対応が遅れ、何をするにも後手に回ることとなる。


(この前、対戦した時のマルオとは明らかに違う・・・・。いや・・・・あの時から素早い対応力・・・・、折れない精神力・・・・。底知れない怖さはあった。だからって・・・・、たった7か月で・・・・何があったんだ!?)


 そのままエーちゃんはクリストフに、彼らしいプレーをさせず第1セットを6-3で取る。

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(よし・・・・! 攻撃が多彩なアルバーのテニスが単調になってきた。早い展開を打開するのに得意のフォアに頼るしかなくなってるからだ・・・・。ただ、このテニスは俺の消耗も激しいから、本選まで戦うんなら、少しでも早く終わらせたい)



 そして迎える第2セット。
 このまま終われないクリストフも、対策を練ってくる。

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 前よりの守備位置をキープするエーちゃんに対して、クリストフは逆に一歩下がって展開の早さに対応する。

 するとエーちゃんは、今度は遅く強いスピン。
 そして滞空時間を利用して、前へ。

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 体勢が整わない内に前に詰められたクリストフだが、意地のフォア。
 ダウンザラインでエーちゃんをパス。


(今までなかった決められ方・・・・。俺の守備位置に対応してきてる)


 ここでエーちゃんは位置を息を吐き、考えをまとめる。

(ここで、こっちも一度守備位置を下げる手もある。それでアルバーがタイミングを崩せば攪乱させられるかもしれない・・・・。・・・・だけどそれは一時的にアルバーを欺くだけ。俺が後ろに下がればアルバーには『相手を下げられる』という希望が生まれる)

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(そうなった時、自分が『逃げ』てたと気づく・・・・。それじゃこの先は勝てない! ここは、たとえ苦しくても・・・・、この守備位置で勝ちを見出す!)


 エーちゃんは、そのまま前よりの守備位置で勝負。
 パスされることもあるが、それでも引かない。

 エーちゃんも前にいる分速く動いて、早くアイディアを出さなければならない。
 そのために必要なのは、この位置で戦い続けて、得られる経験と情報。

 一球でも多くあらゆる状況の対応策を蓄積して、できるだけ瞬時に最善策を選択できるよう。

 成功と失敗の積み重ねが、アイディアを増やして、思いつく時間を早める。

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 第7ゲーム、クリストフのドロップに素早く反応。
 うまく拾い鋭角クロス。

 これが決まり、ブレイクに成功。


(もっと効果的なアイディアはないか検証し続ける・・・・。もっと強く、正確には打てないか追求し続ける。この方が絶対、目先の勝利を追うより確実に勝てる! それを信じて頭をフル回転して速く動く! プロとして世界で勝ちたいなら・・・・、本当にあのレベルで勝ちたいなら、これをやり続けるしかない!)
 

 最終的に6-3、6-4でクリストフを下し、エーちゃんの勝利。


 クリストフは、この試合でエーちゃんの評価をまた改めることに。


 大林も、全日本選手権でベスト4に入っただけはあるなと、思わず感心。
 諭吉はあの時より、確実に強くなっていると。


 そして久しぶりの試合で快勝し、感覚を取り戻したエーちゃん。


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 翌日の2回戦。
 予選第2シードで日本らキング17位、世界ランキング427位の川越革(28)相手に6-4、3-6、6-2のフルセットの末勝利。

 さらに翌日、予選の決勝。
 世界ランキング780位、イタリアの22歳アッピアに6-3、6-2で快勝。

 ノーシードから圧巻の本戦進出。
 この予選3試合で、今までに経験したことのない進化を実感。

 いよいよチャレンジャーの本戦出場――というところで次回<#395 チャレンジャー本選>につづく。




 エーちゃんの成長が半端ない。

 正直言えば、技術や能力的なものではなく、精神的な成長が。


 クリストフが一歩下がって、展開の早さに対応。
 直後に強烈なダウンザラインでパスされて、やられたわけですが、そこで自分も下がるという選択肢を取らず。

 以前のエーちゃんだったら、ない発想ですよね。

 目先の一勝だけのことを考えず、これから先のことも考えながらのプレー。



 もちろん場合によって守備位置を下げてのプレーも必要になることもあるでしょう。
 でも、いいショットでウィナーを取られたから、一度守備位置を下げるってのは……、うん、逃げの一手になってしまいますよね。

 やるなら、そこにチェンジオブペースとしての意味合いを込めないと。
 そして可能ならば先手で。



 新たなプレースタイルにしての、3試合。
 様々な試行錯誤が、エーちゃんを成長させているんだろうなぁと。


 練習でやってきたことが、実戦で改めて血となり肉となる。


 いい形で本選に臨めそうですね。


 
 

 最後に、全日本選手権での神田戦に続き、またしても試合を省略され負けてしまった川越選手。
 どっちもシードだったのにね。

 うん、ドントマインドとして言えない。


 
 





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[ 2016/06/22 11:51 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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