第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #397 「王偉」 感想


 慶稜チャレンジャー本選の1回戦。

 第2ゲームの最初のポイント。
 リターンゲームでも守備位置を後ろに下げている王偉相手に、エーちゃんはドロップで仕掛ける。

 予選までは、これで決まっていたショット。
 しかし、王は素早い動き出しで、そのドロップに反応。


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 しかし、返されることも想定して、前に詰めていたエーちゃん。
 ここで王の返球を叩いて、15-0。


 まず一本取ったことで、手ごたえを得たエーちゃん。
 しかし、優位を渡さなかったとはいえ、簡単に決めることもできなかった。


 最初のポイントの後すぐに守備位置を下げた王。
 そうしてエーちゃんんおショートクロスにも落ち着いて対応、そして今のドロップにも対応された。

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 井出の持つ勘の良さとも違う、敏感な用心深さを持っているのだと判断。
 恐らく事前に選択肢が絞れているから反応が早い。
 つまり、仕掛けられそうな危機を想像する能力に長けている。


 そんな王の想像力を超えるためにはどうするべきかを考える。
 まず自分から最大の力で攻撃できるサーブ。
 速球に強い王でも返せないくらいの球威で、センターに。


 こには王もリターンをミス。
 ネットに引っかけ、30-0とする。


 今の一球で、王に球威でもポイントできることを示せた。
 次はこの球威を軸に緩急を使って、様々な球種でコースをついて、確率目標を70%以上を目指す。


 球威のあるフラットの後は、外へ逃げるスライスでコースをつく。
 サーブは以前王とやった時より、球威、制度、配球全てが向上している。

 その上でのテンポの速さ。
 そしてストロークのタイミングを1球ごとに良くなっている。
 以前とは明らかに違うスタイルながら、以前と変わらない精密なコントロール。

 短い期間ながらそこを鍛えて身につけてきた証拠だと、王はエーちゃんの成長を改めて実感することに。


 そんな中、エーちゃんは後ろに下がった王の横を抜くフォアのクロスでのウィナー。
 40-0とする。



(ここまでやるのか・・・・。いや、初めて会った時から嫌な予感はあった・・・・。ジュニアでは名前も聞かなかった選手がいきなり出てくる時は、たいがい特別に身体能力が高かったり、他のスポーツで成功してたりするものだけど、それもない・・・・。この日本から、俺と変わらない身体と稚拙な語学で海外まで出てきて・・・・、当然のように海外の壁に跳ね返された・・。それで、ウィンブルドンに行けば、相応の厳しい現実を思い知らされるはず・・・・・。なのに・・」


 あと1ポイントでキープのエーちゃん。
 タイミング、原則、加速、そして正確なコントロールを強く意識。

 一方の王も、ここでエーちゃんを乗せるわけにはいかないと。


 この重要ポイントで、さらにテンポを速めたエーちゃんだが、なかなか決まらない。
 一方で王の守備位置は、先ほどより半歩だけ前寄りに。

 それはショートクロスと、ドロップショットを警戒しているということ。

 王もエーちゃんがその二つのショットを警戒していることは承知。
 その上で、最低でも優位が保てるように深いショットがくると予想。
 だからこそ、まずはそこを耐える積もり。


 するとエーちゃんは優位は保てるものの、攻め切れない。
 王の守備位置で選択肢が限定されてしまっている。


 一方の王は防戦一方なものの、エーちゃんの方がリスクが高くなっている。
 そうなれば流れは決して悪くない。

 エーちゃんとしては、力やテンポの早さだけで王を超えるのは難しい。
 それだけでは足りない。

 王の強みである危機を想像する力を超えなければならない。

 そのためにエーちゃんは一歩前へ。


 ライジングで一気に決めに――。
 王はそう考え、クロスに一撃狙いと予想、重心をそちらに傾け、すぐ動けるように警戒。

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 しかし、ここでエーちゃんは、その予想を裏切る逆側への遅いスライス。
 これで完全に逆を突かれた王は反応しきれず、エーちゃんがこのゲームをキープ。


(よし・・・・! 遅い球だったけど、逆を突いたらから一発で決まった! こんなアイディアを出し続けるのは大変だけど・・・・、とにかくキープ!)


 お互い1ゲームをキープしたところで、観客席のなっちゃんもこの試合の緊張感を感じ取り、ここで一息。

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「ふ―――っ。なんかレベル高い読み合いみたいですね」

「2人とも戦略で戦うタイプだからな。めまぐるしくテンポが変わって緊張感がある長いラリーになってるな」

 青井コーチもなっちゃんの意見に頷く。
 まだ16歳ながらも、ここまでミスのない王のプレーに舌を巻く。


(簡単にブレイクできそうにない・・。もちろん俺もそうはさせない)


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(・・・・となれば紙一重の勝負になる・・・・。1ポイントが勝敗を左右する時どうするか・・・・。マルオと、そういう勝負になるなら・・・・、俺は負けない)

 出だしはお互い一歩も引かず。
 試合は静かに動き始める――というところで34号は休載。

 <#398 洞察>につづく。



 べ、別に休載だから、感想が一週間ズレたわけじゃないんだからね。
 的な?

 ちょっと今週、再び体調が悪化している感じなだけなのです。

 まぁ、書きかけだった概略が消えたってのもありましたが。


 閑話休題。



 やっぱり後ろに下がった王相手に、ドロップで勝負にでましたね。
 とはいえ、これを拾う王は流石といったところでしょうか。

 エーちゃんは拾われるところまで読んでいましたが。


 王の危機感知能力の高さは――、再登場したから言うわけではありませんが、岡田のネガティブによるそれに似ている気がする。

 まぁ、王の方が洗練されている気はしますけど。



 しかし、ショートクロス然り、ドロップ然り、ただ早いテンポだけで超えられる相手では無さそうですね、王は。

 まさに、エーちゃんがこれから上で勝つために必要な一戦って感じが強くなってきた気がします。








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[ 2016/07/20 14:57 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
久しぶりに調子が悪くなかったので、ベビステ感想のブランク部分埋めが完了。
次はコミックの感想にいけたらいいなぁ。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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