第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #406 「人の力」 感想


 王との試合、第2セットも5-6のデュース。
 このゲームの頭で足をもつれさせてしまったエーちゃんも、様々な人に託されているものを強く意識することで、パフォーマンスを落とさずにプレーするエーちゃん。

 これは周りから力をもらえる井出のような状態。

 ならばと、タイブレークまでのあと2ポイント。
 もっと身近で強く応援してくれる両親のことを意識すれば、さらにパフォーマンスが上がるかもと、考えサーブ。

 しかし、身体が思うように動かず、サーブをネットに引っかけてしまう。

 これは打つ前から、妙な感覚があった。
 親の場合エーちゃんが成功しようが失敗しようが関係ないというか、身近すぎるのが原因だと考える。
 それはどうしても甘えが生じてしまうから。

 意識するのは、少し重圧のかかるくらい、適度に緊張感がある人でないとダメ。

 ならばと、なっちゃんを意識。

 bs406-01_R.jpg


 しかし、なっちゃんも頑張らなきゃと思わせてくれる緊張感はあるものの、かなり甘えている部分もあるため、この場面では相応しくない。

 青井コーチも、影山や諭吉もダメ。

 そんなことを考えていると、タイムのコールがかかってしまう。

 一瞬焦るエーちゃんだが、そんなエーちゃんの脳裏を過ったのは、エーちゃんのことを応援してくれる人たち皆の姿。

 bs406-02_R.jpg

 すると、不思議な手応えを。

 ここでセカンドサーブながらも、強気の強烈なスピン。
 この球威におされて、王のリターンが甘くなり、チャンスボールとなる。

 bs406-03_R.jpg


 そこを強打。

 王も必死に食らいつくものの、アウトとなり、アドバンテージを取る。


(今のはよかった! ・・・・一人一人を思い出してもダメだったけど・・・・、結果みんなを思い出したら、さらに大きな力になった・・・・。そうだ・・・・。一人一人とはいろいろ個人的な関係があるから意識がそっちに行っちゃうけど、・・・・その皆を思い出してるうちに皆に支えられてることが、イメージできたんだ。『気力の元』になったんだ!)


(・・・・これなら、もう少しは自分のテニスができる! 結果はどうあれ、最高の動きだけは保つんだ・・・・! ・・・・迷わず気力を尽くして、踏み込む!)


 ワイドへの会心のサーブ。

 bs406-04_R.jpg


 それでも何とか返した王のリターンを、フォアのクロスでのウィナー。


 これでゲームカウントは6-6。
 タイブレークに突入する。


 この展開にはエーちゃんもいけると思わずガッツポーズ。


 王相手にここまで善戦。
 しかも高校生からラケットを握ったまだ18歳の若手ということで、観客のエーちゃんへの注目度が上がり、どんどんざわめきが大きくなる。

 そして当然応援も。


 最初こそ注目株の王を観に来ていたのだが、エーちゃんの頑張りに観客が応え始める。

 bs406-05_R.jpg


 これが日本会場でやっているホームアドバンテージということ。


 このタイブレーク、エーちゃんが取れば当然エーちゃんの勝利。
 しかし、王が取れば、エーちゃんは最終セットまでもたない。

 つまり、このタイブレークで勝敗が決する。


(もうマルオの動きが落ちることは期待しない・・・・。最大限の動きで攻めてくるマルオから、どうポイントするかだけを考える・・・・。いや、それでも足りない・・・・。俺は今日ここまでブレイク一つできてないんだ。この勝負所で何か手を打たなきゃいけない・・・・)

(観客の声援も重圧にしないでなんとか力にしたい・・・・。だけどここからは、周りの力に頼ってるだけじゃダメ・・・・。俺はこのセット疲弊した体力を回復することに終始してきた。『早く動いて攻める』以外に、積極策が打ててないんだ・・・・。
 勝負所で王偉を超えるには・・・・、相応の手を打たなきゃいけない。具体的には・・・・、今までやられてる前後の揺さぶりを打開してポイントを奪うこと・・・・。王偉の戦略を攻略すること!)


 王のサーブは鋭角への鋭いもの。
 続けて、クロスへの鋭角ショット。

(単純に前後の『前』を狙ってもダメなら・・・・)

 
 鋭角ショットの後は、バックのダウンザラインを深く。

(後ろから俺が勝る『力』で・・・・、逆襲を恐れずフォアの直球で一撃狙い!)


 bs406-06_R.jpg


 しかし、それはネットに当たり、自分コートへ跳ね返る。
 というわけで最初のポイントは王。
 これに、エーちゃんも無理をしすぎていると自覚。


 一方、王はここが勝負所だと判断。

(無理のある攻撃は無意識的な苦境からの逃げ。冷静に見て・・・・、仕掛けるべき時なら仕掛ける)

 そこで、エーちゃんは単調な力勝負はダメだと、気持ちを切り替える。


(ダメ・・・・。単調・・・・。これじゃ苦し紛れの戦略・・・・。身体が動いても戦略が出ないなら・・・・。敢えて今考えられる・・・・、一番苦しい戦略を・・・・!)


 bs406-07_R.jpg


 エーちゃんの選択は!? 王偉の対応は!? ――というところで次回<#407 自主性>につづく。



 体力の限界が近づいてからの、トリプルセットポイントのピンチ。
 それを乗り越えてのキープ。

 そしてタイブレーク。


 リードしているのは明らかにエーちゃん。
 ですが、このタイブレークを取り、第2セットで勝負を決めなければ、苦しいのは作中で言われている通り。


 そんな中、最初のポイントを安易な力勝負でいって、落としてしまったのはエーちゃんらしからぬミス。

 ですが、ネットに弾かれず、王のコートに入っていても、カウンター一閃って気もしますし。
 また逆に決まっていたら、決まっていたで、その展開に持っていこうとして、失敗する展開もあったかと思いますので、逆によかった気もします。


 しかし、ここ一番で一番苦しい戦略。

 普通に考えればこのタイブレークは持久戦を辞さない覚悟。
 それを踏まえたうえで、完全にここで勝負を決めるため、最終セットのことを頭から切り離して、ギアを上げていくのかなぁ。



 ベイビーステップ(42): 週刊少年マガジン
 ベイビーステップ(42): 週刊少年マガジン

スポンサーサイト

[タグ未指定]
[ 2016/09/28 21:10 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
久しぶりに調子が悪くなかったので、ベビステ感想のブランク部分埋めが完了。
次はコミックの感想にいけたらいいなぁ。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
FC2カウンター
QRコード
QRコード