第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ #411 「リズムの練習」 感想


 慶稜チャレンジャー1回戦翌日のSTC。
 なっちゃんは、後輩と一緒に練習中。

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(憧れの鷹崎先輩と練習できる機会なんて・・・・、もう当分ないかもしれない・・・・)

 そういう強い思いがある後輩ちゃん、練習にも力が入る。

「あの・・もう今週アメリカに発つんですよね。忙しい時にすいませんでした・・・・」

「ジョージア大の入学手続きとかは、全部済んでて、あとは週末に行くだけだから今は案外ヒマなんだ。練習できてちょうどよかったよ」

「週末には本当に行っちゃうんですね。・・・・もっといろいろ教えてもらいたかったです・・・・」

「今日は本当にありがとうございました」

「こちらこそ、頑張ってね!」

「はい!」


 と、そこでエーちゃんが登場。

(丸尾センパイだ。確か今は試合の真っ最中のはず・・・・。そして鷹崎センパイの彼氏として有名・・・・)

 と、そこで早速エーちゃんとなっちゃんの練習が始まる。

 ということで、二人がどんな練習をするのは気になる後輩ちゃんは見学を希望。

 なっちゃんは勿論快諾。


 今日は『リズムの練習』。

 その教師役を務めるのはなっちゃん。


「えっとー・・・・、そうだな・・・・。じゃあ最初に・・・・エーちゃんは昨日どうして王偉くんに勝てたんだっけ?」

「え・・・・? 王偉の強さとか、疲れとか。・・・・とにかくいろんなことから逃げずに戦えたからだと思うけど・・・・」

「そう! それで『逃げない』ためにエーちゃんは何をしたんだっけ?」

「あえて自分から苦しい選択を・・・・したんだよ」

「そうそう! その『苦しい』はキーワードだからよく覚えててね」

(なんか学校の授業みたいだな・・・・)

 と、すかさずノートを取り出すエーちゃん。

 そしてここまでが前置き。
 本題はここから。

 昨日、岡田から聞いた『リズム』の話。
 そのリズム、つまり音楽とは何。

 端的な音による芸術。
 そういうことではなく、音楽の起源。

 狩猟や労働の掛け声から始まった、またどんどん複雑になっていく会話のイントネーションから始まったなど諸説ある。

 そんな中、でも例えば昨日聞いたサンバ。
 元々はアフリカから連れて来られた奴隷労働者達によって19世紀の終わりごろから始まったという説が有力。

 そこで奴隷として『苦しい』立場だった人達は、その『苦しみ』から解放されるためにサンバを踊ったと考えられる。


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「そう! つまり『苦しい』選択をしなきゃならないエーちゃんが、今こそ身に付けるべき技術。それが『リズムのあるフットワーク』・・・・なんです!」

「『リズムのあるフットワーク』!」

「なっちゃん教えるの上手だね!」

「でしょっ、昨日ちょっと調べたんだっ」

「すごいよ!」

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(なんだ、このノリ・・・・。・・・・っていうか鷹崎先輩、意外と尽くす系?)


 というわけで、早速リズムに合わせて打ってみようと、なっちゃんセレクトの様々なジャンルかつテンポの曲を聞き始める。

 まずは気になっていたサンバからと。

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 二人同じイヤホンで。


(これは私・・、完全に邪魔だわ!)


 さすがにこの空気で見学というわけにもいかなくなった後輩ちゃん。
 一足先に帰宅。


 ここからエーちゃん達は練習開始。
 エーちゃんはイヤホンをして、サンバのリズムを聞きながら、ラリー。

 実際にアップテンポなリズムがなり続ける中でのラリーは予想以上に難しい。
 エーちゃんは精彩を欠き、ミスを連発。

「うわっ・・・・。ちょっと全然ダメだ! 身体が無理に音楽に合わせようとしちゃうから逆に難しいよ。打球音も聞こえないし、リズムも取りにくいかも・・・・」

「やっぱり?」

 となっちゃんにとっては、想定内。


 実際に音楽に動きを合わせてもダメ、でも大事なのはここから。


「じゃあさ・・今度は10分くらい今と同じ曲を繰り返し聴いてみて。集中してただ聞くだけでいいよ。リズムに合わせて動きたくなったら、自然に任せて手足を動かしてもいいからね」


 そこで音楽に集中しながら聴くと、情熱的なサンバのリズムに合わせて、テンションも上がっていき、手でリズムを取り出すエーちゃん。

(昔の人が苦しい時の重圧とかストレスをこれで軽減してきたってのも納得できる気がするな・・・・)


「さっ10分たったから始めるよ! イヤホンとって今聴いてた曲をイメージしながら打ってね」


 先ほどとは違い、実際に曲は聴こえていなくとも、頭の中では曲が流れ、またリズムを口ずさむエーちゃん。

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 するとすんなりそのリズムに乗れ、いい形で打てる。

「さっきは聴こえたリズムに合わせようとしてたけど、今は、自分の中で再生してるから、自分で自在に合わせられる感じ」

「いいね! じゃあどんどんいってみよう!」


 そしてある程度練習を続け休憩。

「普段より疲れないのはいい感じだけど・・・・、やっぱり打球が単調になっちゃう気がして・・」

「そっか。ずっと同じ曲聴いてるからかな?」


 特にエーちゃんの場合はチェンジオブペースによって、いろいろなテンポに変わる。
 というわけで、別の曲にもチャレンジ。

 なっちゃんがチョイスしたのは、ヴェートーベンの第九のテンポの速いバージョン。

 これは力強く、高貴な感じで、レヴィナ・マックスを彷彿とさせるもの。

 またアップテンポのラテン系音楽はサンチェスを。


「たぶん人にはその人にあった音楽があるから、好きな音楽を選んだ方がいいと思うんだよね。だけどテニスはコンマ1秒で数cmの打点を調整する細やかさが必要でしょ? だから基本はアップテンポの方がいいと思うけどね。そういう中から、エーちゃんが好きな曲を選んで試合前に聞くといいんじゃない?」


 と、そこでなっちゃんは、今回の練習に使ったプレーヤーをエーちゃんにプレゼント。

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「いいの。私二つ持ってるし。いっぱい曲入ってるからさ。私の好きな曲とか・・・・。たくさん聴いて!」

「・・・・ありがとう」



 そしてまた曲を変えて10分聴いて、ラリー再開。
 リズムの練習はまだまだ続く――というところで次回<#412 代表>につづく。



 新登場の後輩ちゃんが可愛い件について。

 ここまでSTC内で見かけた記憶がないですので、1年生か2年生ですかね?
 真純より下だとは思いますが……。


 まぁ、そてはさて置いたリズム練習の話。


 なのですが、うん。

 まぁ、後輩ちゃんではないですが、あの天然らぶらぶ空間で練習を見学ってわけにはいかないですよね、そりゃ。


 というか、なっちゃんがガチで尽くす系になってる。
 なっちゃんは「昨日ちょっと調べたんだっ」って軽く言っていますが、ちょっと軽く調べたで済む情報量ではないですよね、きっと。

 いや、まぁ、調べるのは簡単かもしれませんが、それを噛み砕いて説明できるようにする。
 そして実際に音楽を聴いてラリー、これは恐らくダメだという推察。
 その上で、音楽を10分聴いてからのラリーという練習内容。

 レヴィナ、サンチェス等世界トップクラスの選手をイメージした音楽のチョイス等々。

 こういう作業をあまりしない(#295のデート鑑みると苦手ではないのでしょうが)なっちゃんがやったわけですし、その作業は楽なものではなかったかと思います。

 しかもリズム云々の話が出たのは前日の話ですし。


 そしてそれをまったく表に出さない態度。

 なっちゃんがいい彼女すぎる。

 これはエーちゃん爆発しろと思っても仕方がないかも。
 エーちゃん、愛され過ぎです。

 うらやましい。



 ベイビーステップ(42) (週刊少年マガジンコミックス)
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[ 2016/11/02 22:43 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
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この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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