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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

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ベイビーステップ #439 「遠い距離」 感想


(自分の守備位置を捨てても、勝つビジョンが見えてるなら・・・・。やってみる価値はある!)

 散々悩んだものの、エーちゃんは前よりの定位置を捨て、かなり後ろに下がって構える。

 これは臨む展開ではないものの、クリシュナも想定内。

 クリシュナのサーブはセンターへのスライス。
 これも好サーブも、守備位置を下げている今のエーちゃんなら対応可能。

 ただ、後ろに下がってのリターンでは、追いつかれてしまうため、これだけで優位を奪うのは不可能。

 そして散々苦しめられたバック側へのスピン。

 bs439-01_R.jpg

 これも、下がった分、普段の打点で捉えられる。


 ただ、これでは決定力に限界があるため、最低限攻め込まれないよう、狙いは狭くて深い所、1.5m圏内。
 でも、その分コースの幅は広く取る。

 この守備位置のエーちゃんに対しては、クリシュナはバックを狙う意味がなくなる。

 狙いは狭いが、幅は広い。
 ここに入れば優位は奪えずとも、やられはしない。

 そこを狙い打つエーちゃん。

(この球の連続は楽じゃないけど、今までと比べれば前進・・・・。特にクリシュナ相手には意味があるはず・・・・)

 というのも、エーちゃんの狙い自体が大雑把なため、先読みされにくい。
 それに加えて、球威が一定以下のため、速球に強いクリシュナの強みを抑える効果もある。

 まずはこれで、今までのようにはさせない。


 一方のクリシュナは、ここで勝負を焦るようなことはしない。
 面倒になったが、優位を失ったわけではないと、着実に自分の優位を広げようとする。


 そこでエーちゃんは、危機的劣勢になる前に狙いを変える。
 ミスをしにくく、出来るだけクリシュナが苦しい絶妙な所へ、1/81でコントロール。

 これでも優位を奪うとまではないかない。
 だが、やられることもない。

 やられないなら、相手がミスる可能性もある。
 ここまでのやられっぱなしと比べれば、全然いい。

 というわけで、もう一度、安全な1/81にコントロール。

 長くなるラリー。
 そこでクリシュナはリスクを負ってのショートクロス。
 これがギリギリ入り、15-0。


(ダメか・・・・。・・・・でも今のもクリシュナ結構リスクを負った。そうまでしてきたってことは、やるべきことができてるのかもしれない)


 クリシュナのサーブはまたしてもセンターへ。

 大事なのは後方からの配球。
 決まらずとも、チェンジオブペースは怠らない。

 そして後ろにいる際、絶対に狙われるのは――。

 bs439-02_R.jpg

 ドロップ。

 これを許すと、後方での政略は崩壊する。

 警戒するエーちゃんは、クリシュナのドロップに素早く反応。

(ここは絶対ポイントを許しちゃいけない!)

 bs439-03_R.jpg

 ドロップを返すため、前に出たエーちゃんを抜くためのロブ。
 それにもしっかり反応。
 スマッシュを決め、15-15とする。

(俺が前に来たら反応勝負になるから不利なんだと、クリシュナにわかってもらう)

(さすがマルオ・・)

 こうなると、クリシュナは決定力を上げざるを得なくなり、守備位置を前にして距離を詰めざるを得ない。

 bs439-04_R.jpg

 すると、今度はエーちゃんも守備位置を定位置に戻す。
 これはエーちゃん本来の守備位置でのテニス。
 その上、クリシュナが前にいる分、反応勝負に近くなり、エーちゃんに利がある。


 即ち、距離が近いほどエーちゃんが有利。
 ある一定離れるとクリシュナが有利となり、さらに離れるとクリシュナの有利が少しずつ減っていく。

 bs439-05_R.jpg

(丸尾はそういう状況に気づいたってことか。あのノートだけで良く分析したもんだな)

 エーちゃんの意図を読んだ青井コーチは、胸中でそうこぼす。


 そして同じくこの距離の意味を感じ取ったクリシュナは滞空時間の長いスライスで守備位置を後ろに下げる。

(クリシュナが下がった俺も下がらなきゃ・・)

 エーちゃんもこのスライスに守備位置を下げながら対応。
 再び安定感のある1/81コントロールショット。

(得意の近距離で勝負させてもらえないなら・・・・、俺だって危険な距離じゃ勝負させない)

(まだ、どっちが有利かわからないこの位置・・。一定以上の距離感でまずは勝負!!)


(不利なわけじゃないけど厄介・・・・。嫌な間合いを見つけられた・・・・。さすがの分析力。
 僕はマルオよりたぶん瞬時に状況を把握して情報を掴める・・・・。でも、その情報を使った分析と作戦の立案には想像力が必要なんだ)

 bs439-06_R.jpg

(そこで負けちゃ元も子もない)

 と、ここでクリシュナのショットがネットにかかり、15-30となる。

(来た・・・・!! 今のは明らかにこっちの戦略があってのミス。頭の回転の速さじゃ勝てなくても、安定感なら勝負になるんだ)

 といって、これをずっと続けるのはエーちゃんにとっても、当然厳しいもの。
 しかし、現状これしか崩せる策は見当たらない。

 それでも、これは初めての試合の時のように、下がって返すしかできなかった状況とは全く異なる。

 bs439-07_R.jpg

(とにかく思いついた勝つビジョンを実行してポイントできたんだ。一歩進んだなら、もう一歩いく・・・・)

 後ろに下がって半歩前進。
 次の一手は――というところで次回<#440 職人>につづく。



 この試合初めてクリシュナに重圧――とまでは行かずとも、やり辛さは感じさせていますよね。

 逡巡の末の守備位置を下げる選択は正解だったと。

 その決断故、見つけられた絶妙な間合い。
 エーちゃんにとっても楽な展開ではないものの、クリシュナにとっても、決めるには相応のリスクが必要になってきますから。

 ラリーが長引きくと、情報が蓄積してきて、エーちゃんもより良い打開策が見つかるでしょうし。
 とりあえず、今はこれが最善ではないでしょうか。


 そしてクリシュナは瞬時に状況判断できる頭脳はずば抜けていますが。
 その情報を使った分析と作戦の立案でエーちゃんに一歩劣る。

 この辺が以前、スーパージュニアで難波江に負けた原因の一端なのかもしれませんね。

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[ 2017/06/21 22:46 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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