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第三の書庫

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ベイビーステップ #450 「チーム」 感想

 デーマン候補として、出会ったばかりの室賀さんをスカウトするエーちゃん。


「テニスの情報戦略ってテニスの試合の情報を集めて戦略を立てるってことですよね」

 しかし、当の室賀さん本人は寝耳に水の出来事だけに、事態の把握ができていない。


「もちろん今日、僕は身体能力の弱点克服のために、身体やその機能を情報化しに来たんですけど、テニスの戦略もコート上でいろいろ情報化して分析してアイデアをださなきゃならなくて。
 僕自身、そっちが強みなのもあって、そのサポートしてくれる人を探してるんです」

「ヘー・・・・テニスもビッグデータの時代なんですね」

 ビッグデータというのは、テニスで言うなら球の速度とか落下点などの項目を数値化して、それを得た巨大な情報を戦略に使うこと。
 この手段は既にビジネスの世界でも用いられている。


 折角の誘いだが、室賀さんはテニス未経験ということで、二の足を踏んでいるようだが、エーちゃんは、それは大丈夫だと。
 むしろ欲しいのは客観的で正確な数値なので、先入観に捉われない発想をもった人物を探していたと。

「なるほど・・・・。情報の中から真実を見つけるのは面白い作業なので、興味はありますね」

「情報から真実・・?」

「物事は数字にすると見えていない真実が見えてくることがあるんです。
 高木君も身体能力を数値化してはじめて陸上長距離向きだという真実がわかりました。本人はテニスに目標と拘りがあったようですが、私が勧めた彼の新しい挑戦はそれを上回ってくれました」

 こういう研究の成果を役立てたいと思っているというのが室賀さんの考え。
 そしてエーちゃんの餡は、まさにそれを役立てる機会そのもの。

「テニスでも試合中は気付かなかったけど、後でノートを見て気づかされることがよくあるんです。そういう真実を見つけて欲しいんです・・・・。もちろん資金は出しますし、海外に行けるものお得かと」

「資金・・・・て、仕事なんですか? しかも海外って・・・・。どこですか?」

 bs450-02_R.jpg

「僕はプロなので仕事です。海外はスケジュール次第ですが、世界中あらゆる所に行けるかと・・」

「!」

 思わぬ情報に、室賀さんの表情が変わる。


「もちろん室賀さんはまだ学生なので、できることは限られるとは思いますが、もし興味があればですけど相談に乗ってください。また来週来た時にお話ししましょう」

 悩む室賀さん。
 というのも、まだエーちゃんの話す内容がまだしっくりきてないので、テニスノートを借りた上で考えることに。

 そしてエーちゃんは10冊ほどのノートを室賀さんに貸して、内容を説明。
 そして連絡先を交換。

「では、ありがとうございました! またよろしくお願いします!」

 これでやるべきことを終え、帰ろうとするエーちゃん。

 と、そこに一通りの検査を終えた高木が。

「へー・・・・。しかしお前も人雇えるくらい、しっかりプロやってんだな」

「え・・いや・・まだ、これからって感じだけど・・・・。あ!」

 と、そこでクリシュナとの試合を思い出したエーちゃん。

「そういえば、この前チャレンジャー決勝のマッチポイントで・・・・、高木君との試合を思い出して勝てたんだ」

「はぁ?」

「ありがとう! 陸上頑張ってね! 失礼しました!」


「よくわかんねえけど、あの時の俺のテニスが役に立ったなら、よかった・・・・かな」

 いきなりお礼だけ言われて、疑問符を浮かべる高木だが、最後にそんな独白を。


 そして翌週。
 コーチ候補の一人だと青井コーチがSTCに連れてきた人物。

 bs450-03_R.jpg


 彼はエディ・ホールマンコーチ。
 青井コーチが現役の頃短い期間ながらお世話になったコーチで、現在はドイツにある多くのテニスコーチが所属する事務所の一員だという。

 とはいうものの、青井コーチも怪我した時から連絡を取っておらず、コーチになっていたことも知らなかったと、鋭い眼光で青井コーチを睨み付ける。


「初めまして。丸尾栄一郎です。プロ1年目です・・・・。えっと・・・・」

「リュウヘイから話は聞いてる。君からもいろいろ聞きたいが、まずはありのままの君のプレーと練習環境を見てから、俺の意見を言いたい。お互いを知りあうには、それが一番早いと思うからね」

 自分のことを知ってもらう。
 それならと、慶稜チャレンジャーでのエーちゃんの試合のノートと映像をもとに、室賀さんが特徴を数値で分析した情報がPC上で完成している。

 第1サーブの平均球速、確率、球種の分布にコースの打ち分け。
 それが第2サーブのものも同様に。

 そしてストロークのフォアバック比率、それぞれの回転数、落下点の分布、攻撃的ショットの比率、成功確率。
 通常ショットのものも。
 それぞれのコース別の数値も。

 さらに守備位置別の情報も揃っている。

 するとエディコーチはエーちゃんから、ノートPCを仮、早速内容を確認。

「いい人なんだぜ。顔は怖いけど。俺はあの人の言うことあまり聞かず、勝手に焦って怪我しちまったけど、今思えば、あの時・・・・と思うことがたくさんあるよ。コーチとしては知識も人脈も実績も充分だし、日本人への理解も熱意もある立派な人だ。ただドライで合理主義者で、ちょっと愛想がないけどな」

 と、エディコーチが情報に夢中になっているのを良いことに、青井コーチは自身のエディコーチへの心証をエーちゃんに語る。

 そして、一通り情報に目を通したエディコーチ。

「すばらしい情報だ。君を見る前に君が見えたようだよ。いや、一度見ただけで、ここまで理解はできないから、見る以上に君を知れたかもしれない。その身体だし、器用に何でもこなせる特性を活かして、戦術で勝負してきたが、思ったよりフォアは攻撃的だがミスが多く、バックが安定的だが、攻められているのがわかる。ここはポイントかもしれない」

 この情報によって相互理解は早まり、エディコーチの指摘の鋭さも光る。

 この情報は更新する度に見せてくれと。


「よし・・・・。じゃあ本題だが、マルオの目標は?」

「直近の目標は1年以内に世界ツアーデビューです。それを達成したら、そこから1年以内にグランドスラム本戦出場が目標です」

「具体的な即答・・・・いいね。いっそう君のテニスが見たくなった」


 そして、エディコーチはエーちゃんと契約。
 1年の内、一定期間のコーチと海外遠征に付き添ってもらう契約。
 コーチを受けられる期間は年間で3週間足らずだが、それでも充分な役割を果たしてくれるはずだと。
 何より、今のエーちゃんにとって、世界ツアーの出場とコーチ経験がある人物の存在は大きい。

 元プロ選手のエディコーチは技術、戦術、身体能力以外にもプロ意識など精神面もサポートしてもらい。
 室賀さんにはトレーニングの効率化と、戦術立案用の情報収集を担当しらもらう。

 そうなると残りの懸案はレベルの高い練習相手の確保。
 これは今まで通り、自分の経験を活かして、自力で何とかするしかない。

 というわけで、タクマさんや山口さんなど日本トップクラスの選手の練習相手として自分を売り込み。
 更には池の友達のミラー、その友達の世界120位台の人物が来日するということで、練習相手に立候補したりと。
 何とか世界で通用するコート外の耐性を確保しながらレベルアップをはかって、次の試合に備えた。

 ATP250以上の予選に確実に出るには、まだ世界ラングが足りない。
 だからこそ、秋から冬にかけて、出られる下部大会がアジア近郊に多いこともあり、来年春以降欧米遠征に行くことを前提に、資金温存して下部大会で勝ってランキングを上げるスケジュールを立てた。

 試合会場が比較的近場ということもあり、室賀さんには都合がつく限り帯同してもらった。

 自分の試合の時間以外は室賀さんと情報収集をしながら、ポイントの指示。
 そして自分の試合では、室賀さんに映像を取ってもらいながらの情報収集。

 この下部大会では、なかなか優勝とまではいかないが、慶稜チャレンジャー以来、明らかに勝てるようになったという実感を得ることに。

 そして迎えた10月は全日本選手権。
 この時、エーちゃんは日本ランキングが15まで上昇し、本選にストレートイン。

 13シードに。

 bs450-04_R.jpg


 今大会、池は不参加ながら、ここ最近出場していなかった日本3位の河野さんが出場し、話題の大会となった。

 そしてエーちゃん、その河野さんと準々決勝で対戦。

 結果は3-6、6ー7。
 第2セットは追い詰めたものの、ストレート負け。

 ベスト8止まりだが、納得のいく試合だった。

 その後はシーズンオフとなる12月に入り、肉体改造にかなりの時間を費やすことに。

 そしてクリスマスには、なっちゃんからのTV電話があったりと。


 そして年末、慶稜チャレンジャー後、400位だった世界ランキングは351位まで上昇。
 日本らキングは14位と、飛躍の年となった。

 そして年が明け、プロ2年目の春が始まる。

 bs450-01_R.jpg

 そしてエーちゃんが足を運んだのは、デ杯、日本vsアルゼンチンの会場――というところで次回<#451 日本の戦い>につづく。


 データマンの室賀さんといい、エディコーチといい、エーちゃんのチームは意外とすんなり結成されましたね。

 そして巻きで進む全日本選手権。

 何気に情報量は多いんですけどね。

 緒方が宣言通り出場していたりとか。

 恐らくエーちゃんに負けて以来、渡邊さんへのアドバイスを欠かさなかったであろう浅野さんとか。

 意外と仲の良さそうなタクマさんと難波江とか。
 この辺は、次回のデ杯での話に絡んできそうですが。


 あとは、清水さんが美人になったとか。


 個人的には、ドロー表とエーちゃん以外の結果がどうなってるのか見てみたかったですけど。

 
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[ 2017/10/02 21:56 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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