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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

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ベイビーステップ #452 「ジョージアにて」 感想

 渡邊さんの活躍もあり、デビスカップワールドグループ1回戦突破した日本代表。
 過去最高タイの成績まで上り詰めた。

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 この試合を観戦していたエーちゃん達も大興奮。

「おおおーっ! 勝っちゃったよ、日本っ!」

「すげえ・・・・。チームワークで掴んだ勝利って感じだったな」

「渡邊さんてこんな強い人だったっけ?」

「確かに実力は100以内ってずっと言われてたけどな・・・・。ついに一皮剥けたんじゃねえか?」

「丸尾くんは渡邊さんに直接勝ってるじゃん。だったら、俺もって思ってるんじゃない?」

「いやいや・・・・。そんなこと思ってないよ。
 経験したことのない重圧とか仲間との連携とか・・・・。
 普段とは全く違う戦いだってことを実感したよ」

 この試合で一番興奮した井出は、たまらず自分も早く出たいと。
 実際、こういう大舞台は井出が最も得意とするもの。

 と、そんなエーちゃん達の会話を聞いていた、隣の席の老人が思わず笑いながら話しかけてくる。

「頼もしい限りだね」

 突然話しかけられ疑問符を浮かべるエーちゃんだが、神田と荒谷はすかさず立ち上がり挨拶をする。

「君が丸尾くんか。初めまして」

「あっ、はい。初めまして・・」

「テニスにはいろんな『世界』があるだろ? 君達に明るい未来は見えたかな?」

「あ・・はい。日本代表戦のデ杯と個人戦のGSは全然違いますけど、どっちもすごく魅力的で・・・・。なので・・強くなってどっちにも出たいと思いました・・・・」

 老人は、エーちゃんの話を聞き、頷く。
 確かに、それが今の若いテニス選手がもつ、最も自然で輝かしい未来なのかもしれないと。

 でも、もし世界のトップで戦う選手だというのなら、もっと夢を見て欲しいと。

 日本には現在、ATP500のジャパンオープンがあるが、いずれはマスターズやGSを開催して、そこで優勝するといった。

「若い選手には自分の成績だけじゃなくて、テニス界を動かす気概を持って欲しいね」

 クリシュナの夢を聞いていたが、日本でのグランドスラムという話に驚きを隠せないエーちゃん。

 全英に勝つには芝への対応と速さと技術が。
 全仏に赤土では持久力と強い精神力が必要。
 全豪と全米のハードコートには力と脚力がいる。

 その上で、日本でGSをやるなら、どんなコートがいいのか。
 日本でやるなら日本人向けのコートがいい。

 例えば、コード表面の素材は4大大会すべての平均値になるように日本の技術で作ってみる。
 天候の影響を最小限にして、またお客さんや放送のことも考え、唯一の室内大会というのもいい。

 それなら室内の空調はコンピューター管理で温度も湿度も気圧も一定に保って、観客がいても声の届かない防音環境を作るのもいい。

 そうしたら環境や運や与えられた条件に左右されない、ある意味本当の世界一を追及する大会とも言えるし面白いのではないのか。

 老人の話す内容に、目から鱗が落ちるといった体のエーちゃん。

「確かに、常識に捉われなければ、いろんな未来が想像できますね。個人的にも、もしそういう大会があれば、情報の価値が高まるし、僕には戦いやすいGSになるかもしれません」

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「もっと情報戦に拘りたいなら、いっそコートにコーチや情報端末を入れられるようにするのもアリじゃないか?」

「!」

「そうやって規則や運営から日本全体で作り上げた大会を僕は見てみたいんだ。そこで日本人が優勝してくれたら最高だね。
 まあともかく、こんな事を考えてる老人がこのテニス界にいるってのを、覚えておいてくださいね。・・・・では!」


 そう言い残し去っていく老人。


 その後ろ姿が遠くなった所で、エーちゃんは疑問をぶつけることに。

「今の人って・・・・誰?」

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「原口さんな・・・・。日本テニス協会の理事長兼世界テニス連盟の理事だよ」

「言わば日本テニス界のトップだな」


 思わぬ大物と話をしていたことに、衝撃を受けるエーちゃん。


 というわけで、その時の話をなっちゃんとの電話で。

「これから先のテニス界もどんどん変わっていきそうで、俺もそれを考えていくべき選手なんだって言われて、ちょっとワクワクしたんだ」

『そうだね! 日本代表に入ればもっと具体的な話になるかもよ。それもきっともうすぐだと思うよ。
 エーちゃんは、もうBチームじゃなくて、日本代表のレギュラーを目指すべきだよ』

 そう豪語するなっちゃんだが、当の彼女は大学でのレギュラーに選ばれていない。

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『私も一応日本一にはなったけどさ! ここの大学、全米のトップクラスだから、この辺の強い人は皆集まってきてるんだよ! アメリカ思ったよりでっかいよ!』

 そう叫ばずにはいられないなっちゃん。

 その上、勉強の成績が下がると試合に出してもらえない。
 というわけで、課題も終わっていないため、エーちゃんとの電話もここで切り上げなければならない。

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 そしてPCに向かい、勉強を始めるなっちゃん。


 彼女ももう渡米して半年。
 エーちゃんとは違う形ではあるものの、世界と戦うための強力なサポートを受けている。
 おかげで現在は勉強とテニスだけに集中できている。

 チームメイトはアメリカ国内だけでなく、世界中から集まった強豪たち。
 日本なら世界ランキング500位でもスポンサーがつくものの、こちらでは200位以内でなければ見向きもされない。

 でも、それが世界標準。


 そんな中、なっちゃんがコーチから受ける指導内容は、もう少し戦略的なプレーを増やせないかというもの。
 レベルアップするために、もっと新しい挑戦をするべきだと。


 そんな中、チームメイトのエマが突然怒鳴り声をあげ、コートを去っていてしまう。
 レギュラー決め練習試合がミスジャッジで不利になった。
 それに加えて、最近行き詰っていたこともあり、キレてしまったのだろうというのが、他の仲間たちの話。

 そこで、思わず彼女を追い掛けたなっちゃん。
 当然キレて飛び出してしまった相手だけに、放っておいてと冷たくあしらわれてしまうのだが。

「ねぇ・・。悔しいなら、明日から一緒に練習しない?」

「ハァ?」

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「レギュラーじゃない私たちが強くなんなきゃ面白くないじゃん」

 なっちゃん相手に、折れたのはエマの方。


 なっちゃんは留学して、日に日にチームのことを大事に思うようになった。
 だからこそ、ここでの楽しさが、わかってきたのだと。


 テニスはコートでの練習とトレーニングだけでは強くなれない。
 それをするのは大前提だが、勉強や仲間との会話もすごく大事なのだと。

 たくさん知識を増やし、色々な考え方を知り。
 そういう仲間と目標や苦しみを共有していると、皆と一緒に相乗効果で自分も強くなっている。
 一人の時より自分の幅が広くなって、大きく成長できる気がすると。

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 そしてなっちゃんとエマの戦績が伸び――ダブルスで試合に出るという思いがけない結果に結びついたりもする。


 そして迎えた8月――。


 折角練習が休みだが、猛暑。
 ということで、海に遊びに行こうと計画したエマ。

 そこになっちゃんが通りかかったため、早速誘ってみるが、なっちゃんは先約があるからと、それを拒否。

 というのも、この日はなっちゃんがずっと楽しみにしていた。


 1年ぶりにエーちゃんに会える日。

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 というわけで、エーちゃん、なっちゃんのいるアトランタへ到着――というところで次回<#453 再会>につづく。



 ある意味予想通り。

 でも、予想外。

 この3週で1年くらい話が進みましたよ。
 ちょっと、衝撃的でした。


 まぁ、それはさて置いた、物語的な話。


 テニス協会の原口さん。
 日本のテニス界のトップながら、保守的ではなく、色々と斬新な発想で日本GSを考えていてすごいなぁと。

 そして、そんな大物をエーちゃんが知らないのが意外……なのか?

 あと、地味にレスポンスの鈍い井出も知らなそうな気がしますが……。



 そしてなっちゃんの大学生活。

 うん、エーちゃん分が不足してそうですが、充実している感じですよね。


 そしてエーちゃんは宣言通り、ATP250の大会に出場できるだけのポイントを稼ぎましたか。
 いよいよ世界ツアーデビューですね。

 えぇ、そのためのモチベーションも充分だったでしょう。


 ――なっちゃん家にお泊り。



 的な話になるのか次回、どんなイチャイチャ回になるのか楽しみです。
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[ 2017/10/11 01:34 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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