「見せてやるよ。
最後の月牙天衝だ」
「――――何だ。
その姿は――――・・・」
で回想。
白一斬月の一撃で天鎖斬月も折られ、追い込まれる一護。
それでも最後の月牙天衝を訊き出す倒れない。
そんな中で一護は斬月が力の差が明確だった最初の段階で倒そうともせず、本気で教えないつもりなら逆に戦いをやめて身を隠そうともしないことを疑問に思い始める。
さらに白一斬月の剣からは、寂しさばかりが流れ込んでくると。
そこで一護は天鎖斬月を投げ捨て、白一斬月の剣をその身に受ける。
「・・・よく気が付いた・・・。最後の月牙天衝とは私の刃を受け容れる事でしか手にする事はできん・・・」
でも本来一護自身である天鎖斬月をその身に受けても、受け容れれば痛みはない。
でも斬月は涙を流す。
その理由、「“お前の護りたいものが”“私の護りたいものではないのだ”」という発言にかかる。
斬月が護りたかったのは、一護自身。
その意味は最後の月牙天衝、その技を使ったら――。
で回想終了。
藍染が驚く一護の姿、それは――。
「“最後の月牙天衝”ってのは、俺自身が月牙になる事だ。
この技を使えば俺は死神の力の全てを失う。“最後”ってのはそういう意味だ」
死神とは別次元進化した藍染、自ら意図的にレベルを下げ干渉されない限り死神にも人間にも霊圧を感知されなくなった。
でも一護の霊圧をまだ感じられない藍染は、一護が自分よりも更に上の次元に立っているのかと思い至る。
「馬鹿な!! そんな筈があるか!! 人間如きがこの私を超えるなど!! そんな事が――――」
そして一護、そんな藍染は完全スルーして、黒いビームみたいな刃を取り出し、
「“無月”」
その一撃は…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっと見開きのですが、何が起こったのかいまいちわからない。
えっと天まで届く一撃ってところでしょうか。
最後のアオリの――全てを無に返す・・・!!
ってあるんで、そんな感じです、たぶん。
もうだめかだ、藍染さんが口を開くたびに残念感が強まるって。
ってか、別次元進化云々で、一護が更に上行っている感じですが、最後の月牙天衝を知っていた一心もこの状態まで行ったことがあるってことじゃ・・・。
一心って前例があるなら、藍染さん、調査不足じゃね。
そして使ったら最後、力を失うって、石田でやったじゃん!!
同作品で二度目のネタ!?
それ以前に、一心が“最後の”をやってるなら、死神の力取り戻してることになりますし、これほど力を失うが説得力の無い場面は他にないんじゃないかと思う。
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