神のみぞ知るセカイ FLAG 1.0 「世界はアイで動いてる」 感想

　舞島学園高校２年Ｂ組桂木桂馬はギャルゲ攻略の天才“落とし神”の異名を持つ少年。突然空から降ってきた悪魔・エルシィによって、地獄の契約を結ばされた桂馬は、人間の心のスキマに巣くう“駆け魂”を捕まえるため、現実の女を恋に落とすことに！駆け魂が逃げ込んだクラスメイト・陸上部の高原歩美……、果たして桂馬は彼女を攻略することができるのか!?
　（公式あらすじより）

　
「現実（リアル）なんてクソゲーだ！！」
　神にーさま、アニメに登場。

　原作既読です。

　室長ドクロウの挑戦的メールに応じてしまった桂馬は、エルシィと“駆け魂”狩りをする地獄の契約をすることに。それは契約達成できなければ首が飛ぶ厳しいもの。
　そんなわけで、桂馬はセーブロード不可バックログなしファーストプレイのみで高原歩美の攻略を開始。
　陸上の大会が近いので、横断幕、垂れ幕、旗、そしてアドバルーンでの応援。
　それに対して歩美はむしろ怒る一方。
　桂馬はその「嫌い」という感情を「好き」に変換しようとフラグを立てるのに努力。

　そんな中判明する陸上の大会に出場する歩美と先輩との間の軋轢。

　そして歩美は大会前日にハードルに足を引っ掛けて転んでしまう。
　歩美の怪我は捻挫。

　でもそれを見た桂馬は「見えたぞ。エンディングが！！」と。

　桂馬はお見舞いの果物と一緒に手紙を出して、学校のグラウンドに歩美を呼び出す。

　そして歩美が怪我をしていないという事実を言ってのける。
　その理由は歩美が本気で走るときは髪をくくるのに、怪我をしたときはくくっていなかったから。

　でも歩美はこれでよかったのだと。
　たまたま先生の前でタイムはよかったものの、その後、練習しても全然いいタイムがでない。
　ビリになったら終わりだと。

　そんな歩美に桂馬は
「一生懸命走ったら、それでいいじゃないか。順位なら、君はとっくに一番とってるよ。ボクのなかで」
　と言ってのける。
　歩美もその言葉に赤面、持っていた籠の中の果物を桂馬に投げつける。
　で、その果物の下には、新しいスパイクが。

　明日も応援に行くという話を聞いて歩美は桂馬に近づく。
　で、桂馬は一歩下がったことで、そこには階段が。
　落ちるというところで、歩美からのキス。

　無事、駆け魂が出たところを、エルシィが拘留ビンで捕らえることに成功。

　その後歩美は大会で優勝、先輩にも認められることに。
　でも攻略の間記憶は失われている。
　それでも桂馬の「高原、優勝おめでとう」の言葉に、照れる歩美。

　そしてエルシィは――桂馬の妹として転校してきた。

　というところで次回に続く。


　“舞高の非誘導陸上ミサイル”ルート開始とともに終了。

　やや急というのは、仕方がないのかも。
　もともと大増量とは言え原作1話で終わったエピソードですからね。
　一番短い攻略、まぁ、クラスメイトですし、出番の多さは他のゲストヒロインより多めですが。


　クラスメイトといえば、1期では攻略ヒロインに入っていませんが、ちひろは普通に顔見世。
　
　あと寺田京って陸上部だったのか。
　アニメ見るまで気づかなかった。


　それはそうと、
「まったく同じ展開のゲームを…やったことがある」
　のセリフが欲しかったなぁ。


　分割2クールなんですよね。
　1期ヒロインは歩美、美生、かのん、栞までか。


　何か、「すいません、セーブポイントまで待ってください」が妙にツボにはまりました。
　次回は妹の品質BMWと美生ルートにも突入。


　
　　神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)