シオンはフロワードからガスタークの遺物の情報を聞き、頭を痛めることに。
一方その頃ライナ達は、
とある魔法から世界を救う際にちょっと急いでたんで、国一つ滅ぼしてしまい……じゃなかった,、ミルク達が暴れたんで船が沈んで海を漂流中。
更に嵐による津波に巻き込まれ、島に流れ着く。
辺りにはライナ一人でフェリスの姿は無い。
そんなライナ、匂いに釣られてそこに行くと、その場には同じく流されたルークの用意した料理が……。
お互いの正体が分からないままということで、激突――の直線に相手に気づいたので戦闘にはならず。
一方のフェリスはミルクと接触。
そこでライナのないことないことを吹き込まれて、ライナ(と一緒にいたルーク)を襲うミルク。
そしてそんな3人をウィニット団子店の団子を片手に眺めるフェリス。
というわけで、実は流れ着いた先は、ローランド、それもエリス家領内でした。
ローランドにたどり着いたライナとフェリス。
2人は全ての諸悪の根源として、シオン暗殺計画を企てる。
その殺害方法は――シオンの大切な物を盗んで、俺はダメだバタリと殺すというもの。
で、そんなライナ達のシオン暗殺計画を聞いてしまったミルク達はそれを阻止しようと奮闘。
しかも、シオン暗殺の噂はクラウの元にまで届いていて……。
ミルクは腹痛を理由にクラウの前から去り、単独で更にライナ達を追う。
そして追いついた先には、本物の暗殺者と戦うライナ達。
そしてシオン。
彼の寝室の扉には、トラップが。
それは扉を開くと――辞書が落ちてくるというもの。
で、そのトラップを仕掛けた張本人であるライナはベッドで熟睡中。
その後ライナがシオンを押し倒したり、ベッドに座って語り合っている時にフェリスとミルクが来て、フェリスが余計な一言をミルクに吹き込んだりと色々と騒がしくなって、思わずシオンも楽しそうに笑う。
そしてその頃、フロワードはライナレポートを勝手に持ち出し、読むことに。
そしてフロワード、ライナの排除を心に決めるということで次回につづく。
はい。
「彼は見つけた。そう、確かに見つけた。ろすと・あいらんど、きる・ざ・きんぐ(いん・ざ・べっどるーむ)」でした。
イエット編は完全に放置は予想の範囲内ですが、漂流理由でも触れられない……どころか改竄とか。
原作既読組みサービスでちょっと触れて欲しかったなぁと。
普通長編6巻第一章、二章にその部分のとり伝部分を追加した形。
まぁ、『私はいまトイレで殺されたペンギン』連呼は無し。
あと今回ライナ達が撃退した暗殺者は、あれでもローランド随一の暗殺家業の名門モス一族です。
それにシオンを狙った理由は、そのモス一族のお頭がモテるシオンに逆恨みだったという理由なのですが。
それとは別に貴族たちの思惑もあるわけですが……。
まぁ、本気でどうでもいい情報です。
今更言うことでもないかもしれませんが、今回のような長短編を含めて時系列でまとめる方式を1話からやっていても良かったような気がするんですよね。
分割4クールでも足りなそうですが。
いや、何かこういう構成を見せられるとね。
そして次回は総集編?
何か結構前に言ったような気がしますが……やっぱり8巻までで終了なんじゃないかって思えてきた。
今回以前の感想。
#001 「昼寝王国の野望」 #002 「英雄と寝ぼけ男」 #003 「複写眼(アルファ・スティグマ)」 #004 「ライナ・レポート」 #005 「目覚め始めた世界」 #006 「暗がりに潜む者」 #007 「その手を離さない」 #008 「エスタブール反乱」 #009 「忘却欠片(ルール・フラグメ)」 #010 「夕暮れ」 #011 「悪魔の子」 #012 「大掃除の宴」 #013 「北の勇者王」 #014 「誰もなにも失わない世界」
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