スタートはネギ達ではなく、絶対不利のクルト艦隊。
大型召喚魔5体が艦に迫る。
それをタカミチがガトウ・カグラ・ヴァンデンバーグ直伝“七条大槍無音拳”で切り裂き、更に小型召喚魔には“千条閃鏃無音拳”で一掃。
それでもタカミチ1人では艦を守りきることはできる。
でも混成艦隊に「人間」が少ないため、全体を支えるきるのは不可能。
このままギリギリ食い止めるのが精一杯。
この防衛ラインが破られると、新オスティアの祭り客が餌食になってしまう。
しかも三分二十秒前、中心部の光度と魔力濃度が異常上昇。
それは儀式最終段階に達してしまったということ。
二十年前を鑑みれば、タイムリミットは約三時間。
タカミチはネギたちのいるラストダンジョンへ向かおうとするものの、タカミチが抜けると戦線は瓦解してしまうために、行くことはできず。
少なくとも、本国出身の「人間」突入部隊の編成が終わるまでは。
タカミチはネギに全てを託してしまうことに、苦渋の表情。
そして人質救出班。
朝倉の『渡鴉の人見』で人質がいるであろう部屋を確認しようとするものの、中にいる人物などは、「閉ざされた個人エリアには入れない」という制限によって調べることはできず。
ノックで確認しようにも、中に敵がいた場合もあり実行できない。
そして扉をブチ破るには、部屋全体に魔法障壁によう封印錠で閉ざされているために不可能。
結局ノックしか方法がないのかという結論にいたる前に、夕映が動く。
『世界図絵』で術式を調べ始める。
全体を魔法障壁で覆う封印錠という術式はそう多くはない、実際『世界図絵』に帝国と情報部、連合の特殊部隊のファイルその「TOP SECRET」事項にて発見。
解錠を始めることに。
警報、麻痺毒、幻想封印、爆発等の罠を解呪し、無事解錠。
「ほな開けるで、何が出るかわからん。気ぃ抜くなや、みんな」
と声を潜めて扉を開く小太郎。
そこから現れ小太郎を殴りつけたのは――アーニャ。
更に“アーニャ・フレイム・バスターキック”が小太郎に届く前に、小太郎はアーニャの足を捕らえ、そのまま吊るすことに。
アーニャにとってあまり顔馴染みが少ない救出班のメンバー。
その中に知った顔、貧乳仲間の夕映を見つけて、要約助けに来たことに気づいたアーニャ。
で、アーニャが軟禁されていた部屋を見るものの、明日菜の姿は無し。
既に明日菜は“アイツ”に連れて行かれてしまったとのこと。
そしてネギ達第三班。
楓vsデュナミス。
楓は巨大腕を切断、さらに巨大手裏剣で腹部を突き刺し串刺しに。
更に鎖、楓忍法“天魔覆滅縛鎖網陣”でデュナミスを縛る。
そしてその鎖には特別製の爆符がいくつも付されていて、そこにネギの“奈落の業火”が。
その炎で鎖に付された爆符が起爆、その爆発が連鎖。
「よしっ、ネギ坊主! 行くでござる!! フェイトのもとへ。そして最後の鍵を」
と。
曼荼羅障壁のことを気にするネギ、でも楓にもやりようがあるという言葉を信じ、先へ進むことに。
杖にのどか、千雨、そして栞を乗せ、先行しようとするネギ。
のどかの『いどのえにっき』で最後の鍵をの在処を聞き出さなくていいのかという千雨に、二度目なので対抗術を用意しているだろうというネギ。
フェイトがいない以上、最後の鍵を持つのは彼だろうという推測。
そして明日菜救出も間に合っていないだろうという計算で動くネギ。
ホール上部の縦坑が近道という栞のアドバイスでそこからフェイトの元へと向かおうとするネギ。
でもその眼前に現れる空間の亀裂。
雷化回避したら、後ろの3人に被害が。
そしてネギを貫いた一撃はデュナミスの腕。
「・・ぬうん。悪の秘密組織の大幹部を甘く見てもらっては困る。簡単には行かせぬよ」
と爆煙の中から、“天魔覆滅縛鎖網陣”と“奈落の業火”によるコンボでも無傷のデュナミスが。
ネギはデュナミスの一撃で体を貫かれ派手に出血。
さらに受身も取れないまま地面に激突。
一方、ネギがいなくなりコントロールを失った杖ですが、身体強化されている栞が、のどかと千雨を抱えて着地と
こちらは無事。
そしてネギの元に駆けつけるとそこには“雷天双壮”も解けて、通常状態のネギ、そして血の海が。
すぐさま木乃香が回復させようとするが、その前にネギの体に異変が。
ネギの全身を覆う黒いオーラ。
闇の魔法の暴走。
そしてそんな暴走状態のネギの目がカッと開いたところで次回に続く。
タカミチは防衛線を守るため、ネギ達の元には行けず。
それにしても“七条大槍無音拳”と“千条閃鏃無音拳”凄いなぁ。
召喚魔一掃、一騎当千なんてレベルじゃないです。
この状態でタカミチが戦線離脱したら、防衛線あっさり崩壊するわ。
そして救出隊であることに気づかないアーニャ。
まぁ、アーニャは3-Aのクラスとそれほど接点がないうちに魔法世界へ行き、その上初っ端に飛ばされ捕らわれの身ですからね。
気づかないのも仕方がないかも。
それでも夕映のことを覚えていたというのは、貧乳仲間の力は偉大ということですね。
で、連れ去れていた明日菜。
アーニャが“アイツ”と言っているので、普通にフェイトだと思うのですが、小太郎達がすれ違った時には明日菜を連れていなかったけど……もう連れ去られて結構時間が経ってる?
でも儀式の最終段階が始まったのが三分二十秒前ですから、それほど時間が経っているとも思えませんが……。
いや、フェイトがふらふらしていても儀式の最終段階が始まっているとすると、その辺を実行しているのはゼクトということになるのか?
………………………………。
ん?
となると、明日菜をゼクトに届けた帰りに小太郎達とすれ違ったってことかな?
そして最近ネタキャラ化していたデュナミスですが、締めるところ心得ています。
楓に随分と押されてるなぁと思いきや、“天魔覆滅縛鎖網陣”と“奈落の業火”のコンボを受けても平気。
そしてネギ、のどか、千雨、栞と一列で杖に乗っているタイミングで貫通力のある一撃でネギに回避の選択肢を選ばせないというのは上手いというほかない。
それに喰らった技の爆煙がいい感じにブラインドになっていたというのもあるんでしょうね、楓がモーションに気づかなかったわけですし。
あえて言おう。
デュナミス(空間転移)ロケットパーンチ!!
まさかネギに続いてデュナミスもロケットパンチの使い手だったとは……。
しかしここでダメージが原因の闇の魔法暴走とか危険な状況過ぎる。
非常にいい感じの引きで、時間が気になります。
魔法先生ネギま! 限定版(32)
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