デュナミスの一撃で貫かれたネギ。
それにより闇の魔法の暴走が始まる。
しかも暴走状態のネギのカタチがより魔物っぽい。
侵食は以前にも増しているのではないかと。
そんな中立ち上がったネギは周りにいる人のことを気にせずに、力を解放。
地面が砕ける。
そんなネギの禍々しい気配は墓守人の迷宮内全体に広がる。
小太郎、夕映、アーニャ、茶々丸。
さらには戦っていたポヨ、それに龍宮にもその気配を感じ取る。
「ネギ先生・・それはマズイぞ・・。戻れなくなる!」
と。
そしてネギは暴走状態でデュナミスに突撃。
拳と拳のぶつかり合い。
ネギの一撃は障壁を砕き、衝撃と爆発がデュナミスを襲う。
そんな中でもデュナミスはネギに拳を振り下ろす。
その拳を力で防ぎきるネギ。
「この力!・・!」
(「闇の魔法」といったか、まさか・・。まさか、この技は我が主の技法に連なる・・? いや・・バカな、そんなハズはない)
とデュナミスは秒間二千激、巨龍を葬る重拳の連突をネギに向かって放つ。
その全てを凌ぎ、それだけでなく、間合いを詰めデュナミスの腹に一発おみまいするネギ。
その一撃でデュナミスを吹き飛ばし、追撃の一撃は勝負を決しようかとデュナミスを横一文字に切り裂く一撃。
その一撃を受けてデュナミスをネギの力に確信を得る。
でもその一方でネギにも代償が。
両腕にヒビが。
上半身だけになったデュナミス。
最後の一撃とばかりに、転移ロケットパンチの嵐“虚空影爪貫手八殺”を仕掛ける。
ネギはその八殺全てをかわし、歯を食いしばってデュナミスの顔面を殴り飛ばす。
そして追撃は暴走仕様となり黒い雷による、“雷神槍・巨神ころし”による“千来招雷”そこに新たな形として“黒龍雷迎”。
戦闘形態も解け、仮面もほとんど砕けたデュナミス。
「ウェスペルタディア最後の末裔の血・・英雄たる父譲りの魔力・・君自身の才能・・。さらに、我が主の御業に連なるその魔法技・・これだけ揃えられたらただの人形たる私に勝ち目など無いな。
だが・・我々の勝ちだ。やるがいい、君はここで闇に堕ちる」
デュナミスに止めをさそうとネギ。
その前に立ちふさがったのは焔。
「デュナミス様はやらせない。やるなら私をやってからにしろ!!」
と。
当のデュナミスはここでネギを堕として、計画を成功させるために止めるなと。
あと焔が熱いと。
「やるのだ少年!」
その言葉にネギの手が動く。
デュナミスの前に立つ焔ごと貫こうかという一撃。
そしてその前に明日菜の姿を解いて、本来の姿に戻った栞が。
「ダメだ、先生!!!」
という千雨の叫びが響くなか、次回に続く。
今回の闇の魔法の暴走は凄まじいことに。
デュナミスを完全に圧倒してるからなぁ。
“千来招雷”から派生した“黒龍雷迎”は元々ネギが作っていたバリエーションなのか、それとも暴走状態から出た突発技なのかが少し気になる。
“白雷掌”とかあるし元々は“白龍雷迎”だったりしたのだろうかな?
「ネギ堕とし」に成功すれば、それはそれで「完全なる世界」の勝ち。
まぁ、同時にやっかいな魔物が誕生することになりますが、野にでも放てばいいのか。
ネギの本当の脅威は単純な実力だけではなく、その頭脳にこそあるのだろうし。
そして次回が物凄く気になる展開。
ネギの前に飛び出した栞。
しかも「明日菜」の姿ではなく、本来の姿で飛び出したってもの興味深い。
これは明日菜としてではなく、栞――ルーナとして助けたいと思ったからこその行動だったからですかね。
そして今回最大の謎。
ネギの使う「闇の魔法」がデュナミスの主の御業に連なるものであるというデュナミスの発言。
この辺色々と語りたいことがあったのですが、うまく言葉がまとまりませんでした。
魔法先生ネギま! 限定版(32)
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