第三の書庫

　今回のヒロインは「私の絵、見てくれる？」と問いかけるヒロイン、飛鳥空。

　FLAG 4.0「今そこにある聖戦」

　一日、朝から授業中までPFPでゲーム攻略中の桂馬。
　でもいつも自信満々の桂馬が涙を流しつつ、元気がない。

　その理由は桂馬にも攻略ができないゲーム。
　それは空の「私の絵、見てくれる？」という問いかけに対して「はい」でも「いいえ」でもバグでループしてしまう仕様。
　そのため桂馬でもクリアできない。

　そもそも発売前から危険な香りを感じていた桂馬。
　それもそのはず。
　初回5大特典に、ディスク2枚組み大作。
　でも23回の発売延期、そして2枚目は修正ファイルという超地雷。

　しかもパッチ当ててもこのバグ。
　その結果誰もが諦め、詰みゲーというレッテルが貼られる結果に。

「いくら落とし神様でも、ムリなものはムリですから」
　その言葉に桂馬のスイッチが入ることに。
　エルシィを連れて行き、選択肢総当り。エルシィにはその選択肢のメモを取らせることに。

　そしていざ始めようとするとPFPが起動しない。
　曰く、3回に2回は起動すらしない。

　そして迎える最初の選択肢。
　そこで最初に選ばなかった「学食に行く」を選択。
　次の選択肢、学食のメニューが無駄に充実。

　さらに、このゲームセーブができない。
　セーブするとPFPが壊れるため、選択ミスした場合最初からやり直り。

　それを聞いて逃げ出すエルシィと、彼女を掴んで話さない桂馬。
　誰のおかげで駆け魂を集められていると手伝いをするよう迫る桂馬。
　そんな桂馬に対して「悪魔だぁ」と言うリアル悪魔。

　立ち絵が逆さま、音割れ、仮キャラが登場なんて茶飯事。
　あくまで選択肢を潰していく桂馬。

　エルシィが飲み物を買いに行っている間も、ループから脱出しようと選択肢を潰し続ける桂馬。
　学食のメニュー選択とミニゲームを延々プレイ。

　夜までやってもループを抜けられない桂馬。
　現実はクソゲーと割り切る桂馬が、実際のクソゲーをここまでやることに疑問を感じるエルシィ。
　桂馬は
「悪いヒロインはいない！！　悪いゲームがあるだけだ！！」
　と助けを求めているヒロインをゲームが壊れているからと見捨てられない桂馬。

　そこでエルシィはメーカーに直訴を提案。
　でも既にメーカーは潰れている。

「もう、ボクだけだ…。ボクは必ずこの娘を救ってやる！！」

　とここで挿入歌、もとい『くれよん～空の芸術～』のOP？　が。

　そしてついに抜けたループ。

　エルシィはそんな桂馬をみて、ちょっと変だけど、こんな神様だから駆け魂を追い出せるのかもと。


　そして今回のオチ。

　

　ループを抜けた先に待っていたのは、文字化けだった。
　それを見て、桂馬さらに燃え――、

　後に1人エンディングを見た人間がいるという噂が流れたが、誰も信じず忘れられたと。



　無限ループ脱出回です。

　「神以上、人間未満」もやるのかと思ったらスルーで、本当に「今そこにある聖戦」だけで1話まるまつ使いました。
　となると、「神以上、人間未満」は1期最終話に持ってきたりするんじゃないかと思ったり。


　挿入歌といい、EDといい、飛鳥空優遇という印象。
　まぁ、同じゲーム内ヒロインと言っても、よっきゅんと違って1回限りの登場ですし、このぐらいの好待遇でもいいのか。


　くれよんはランダムバグで、もう一度クリアすることはできなかったのか？
　サイト・落とし神で攻略報告していたなら、噂が都市伝説のまま終わることがなかったのでしょうし……。


　

　次回予告絵がみつみ絵のハクア。
　好きなキャラを好きな絵師がということで、思わず反応していまいました。
　でも1期では出ないんですよね。

　ってか、桂馬がやってるゲームはTH2か。


　次回第5話、11月3日、中川かのんデビュー！！


　
　神のみぞ知るセカイ 3 (少年サンデーコミックス)

　
　神のみぞ知るセカイ　ＲＯＵＴＥ 1.0 〈初回限定版〉 [Blu-ray]


　次回感想
　第05話 「IDOL BOMB!!」

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　以前の感想。
　第1話 「世界はアイで動いてる」
　第02話 「あくまでも妹です/ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」
　第03話 「ドライヴ・マイ・カー／パーティーはそのままに」