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 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ#140「真意」感想


 井出への大声援の中始まった関東2回戦。
 第1ゲーム15-15からの井出のサーブは情報どおりのスライス。
 リターンゲームでは強打で先手を心がけるエーちゃん、そのサーブをクロスに深く。
 と井出はその球をいきなりリスクの高いストレートで返す、でもさすがに球威はない。
 にも関わらず前へ出る。
 これはエーちゃんも予想外。
 とは言え、バックのクロスを狙ったものの、前に出ている井出はギリギリで届きそう――だったが、わずかに届かずエーちゃんのポイント。

「おっしー! もうちょっとで届いたのに!」
 あーあ…という井出応援団の悲鳴を後ろで聞ているため、影山の声援も控えめ。

(あの苦しい体勢からストレート狙いは強引すぎる・・・・。それに、あの程度のアプローチで前に出てくるのも無謀・・・・焦った分危なかったけど。今のは奇襲? それとも何か他の作戦?)

 とそこで井出のファーストサーブはネットに引っかかる。
 続くセカンドサーブ、球威が落ちると読み、井出のサーブを待つエーちゃん。
 そこでの井出のサーブはボディに強烈な直球。

 完全に予想外のエーちゃんはラケットに当てるのが精一杯。
 でもその当たりそこねの山なりな球が、サーブ&ボレーで前に出ていた井出の頭の上を抜ける形で決まる。

 セカンドなのに直球、しかもサーブ&ボレー。大事な立ち上がりのサーブゲームなのに何を考えて? とと戸惑いを隠せないエーちゃん。
 でもこういった理解できない感じを受けるのは初めてではない。
 思い出すのはなっちゃんとの試合。
(その場の思いつきで攻撃してるように見えて・・・・試合が進むにつれてだんだんそれがちゃんとした意味を持ってくる。井出くんがなっちゃんと同じ感覚はなら、プレー中は情報やセオリーにとらわれ過ぎずに、見た感じを重視していった方がよさそうだ。ブレイクポイントだけど、リスクを負いすぎないように。よく見て井出君の傾向を探っていこう)
 という基本方針を決定し、備えた井出のサーブ。

 ここでまたサービスエース。
 そこでエーちゃんは一つのことも思いつく。

 ここまでのポイントは井出のサービスエース2本と無謀なネットプレーと強引なサービスダッシュ、全て井出の超強気な攻撃が理由。
 それは単に「できる限り強気に攻めている」だけにも見える。
 つまり、一切のリスクを考えずに、来た球全部を一撃できめようとしているのではないかと。

 続く井出のサーブも強烈、さらにサーブ&ダッシュ。
 前に出た井出のフォアがコーナに。

 おおおと観客の歓声とは裏腹に、その球はアウト。
 第1ゲームはエーちゃんが取ることに。

 いきなりのブレイクにやったと喜ぶ影山。
 でも青井コーチは手を顎にあて、何か思案顔。

(ブレイクはすごく大きいけど・・・・ミスに助けられた。・・・・でもあんな強引なショットが全部入るわけないよな。いつも以上に攻撃的にきてるってこと?)

 と井出に視線を向けると、その井出はふーと大きく息を吐いて「うん・・・・まあいいか」と早くも頭の切り替え完了の模様。

 第2ゲームが始まると早々に、
「井出ーっ!! すぐブレイクバックな!!」
「絶対挽回っ!!」
 といった声援が飛ぶ。

(観客が多いのも気になるけど、相手の応援ばかりってのもやりにくいものなんだな。でも・・いくら応援を味方にして力を発揮できるからって、大事な立ち上がりのサーブゲームを落としていいわけはない。何を考えているか実は考えてないのかよくわからないことばかりだけど・・・・このまま一撃必殺を狙ってくるなら、それに対してベストな手段できっちりキープしていくだけ)

 いくぞ・・!!

 と気合を入れサーブというところで次回<#141 集中!>につづく。


 苦戦は必至かと思いきや、いきなりのブレイクで順調な滑り出し――――と、言いたい所ですが……。というのが僕の感じた印象。

 何と言うか、感想を書くのが難しい回です。
 いきなりのブレイクで初っ端から物凄い試合が動いているのですが……。

 エーちゃんは1ブレイクしたかわりに、井出劇場に巻き込まれてしまったのではないかと。

 エーちゃんの「でもあんな強引なショットが全部入るわけないよな」というのと「このまま一撃必殺を狙ってくるなら、それに対してベストな手段できっちりキープしていくだけ」というのは決して間違った選択しだとは思わないのですが……。
 思わないのですが、いささか消極策過ぎるかなと。

 
 第1ゲームを取ったのはエーちゃんですが、流れ……というか、試合をコントロールしているのは井出なんじゃないかと。
 この感じだと、井出はミスも含めて、尻上がりに調子を上げていきそうですし。

 そして最終的にメンタル最高潮に達した際には、どんなミラクルショットでも決まるようになるのではと。
 アレックス戦のエーちゃんや、エーちゃん戦の宮川のように。


 難波江の言う「勝つなら先手必勝」ってのは、ポイント的な話だけでなく、最初から井出の思うよう気持ちよくプレーさせないという意味合いも含まれているのではと。
 積極策に出ることすら許さないくらいに圧倒的に攻めたおして圧倒するみたいな。

 井出の積極策によるミスをラッキーとはとらえずに、むしろ相手のいいようにやられてる的な危機感を持つ必要があるのではと思った次第です。

 エーちゃん、このままでは1年前の成清の二の舞になってしまうのでは……と危惧。

 といってもエーちゃんのサーブ力ですし、第1セットは普通にこの1ブレイクを守ってエーちゃんが勝つんじゃなかって気がしないでもないですが……。


 「相手の応援ばかりってのもやりにくいものなんだな」と第2ゲームが始まる頃に気づく、エーちゃんの鈍感力に思わず和んだ。
 いや、まぁ、和む場面でもないですが。

 ただ僕含め読者の殆どが試合前からアウェー環境を心配していただろうことを思うと。


 ベイビーステップ(14) (少年マガジンコミックス)
 ベイビーステップ(14) (少年マガジンコミックス)



 以前の感想。

 10巻相当
 #91 「前進」
 #92 「ステップ」
 #93 「潜在能力」

 11巻(#94~#103収録)
 12巻(#104~#112+番外編収録)
 13巻(#113~122収録)
 14巻(#123~#131+番外編収録)

 15巻相当
 #132 「夏にむけて」
 #133 「再戦」
 #134 「遠征」
 #135 「永遠に続く時間」
 #136 「緒戦の想定」
 #137 「チェンジオブペース」
 #138 「嵐を呼ぶ男」
 #139 「井出義明」

 余談。
 現在1巻と10巻の感想を執筆中。
 素直に1→10と書くべきか、10→1と巻を下っていくべきか地味に悩んでいます。
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[タグ未指定]
[ 2010/11/02 13:35 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(2)
Re:
最近ベイビーステップにハマり、単行本も全部集め、ここのサイトも毎週楽しみに拝見させてもらっています

個人的には、序盤いまいち調子のあがらない井出に対してリードを奪うエーちゃん
しかし井出はギアを上げ始め、さらにはアウェーな雰囲気にのまれ始めたエーちゃんは少しずつ追い込まれていく
そんな時、なっちゃんのアウェーな雰囲気なんか気にしない大歓声で立ち直り、井出撃破
周りの雰囲気にのまれていまいち応援できていなかった姫子がそれを見て「やっぱりかなわないなぁ」みたいな展開を期待してます

これからも更新頑張って下さい
[ 2010/11/03 01:12 ] [ 編集 ]
アシカさんの言う通りの展開って可能性十分にありえますよね。

最初こそ観客が多いのをプロの試合みたいだと感じていたエーちゃんが、井出の応援ばかりでやりにくいと感じ始めていますし。

エーちゃんのメンタルを一発回復できるのはなっちゃんの声援。しかもなっちゃんならアウェーだろうが何だろうが、声援送れるキャラだし。

そうなると姫子の反応も、何かありえそうです。

>これからも更新頑張って下さい
ありがとうございます、これからも頑張ります。
[ 2010/11/04 21:59 ] [ 編集 ]
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プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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