第三の書庫

　桂馬が歌を聴いていなかったことにショックを受け、消えてしまったかのん。
　でも実際に消えてしまったわけではなく、透明になっただけ。
「何も変わってない！　私…まだ透明なの！！」
　と叫ぶかのん、その叫びで桂馬は何となく事情を把握する。

　FLAG 6.0「ワタシ平凡？」

　桂馬は寝てなかった、寝ていたのは、天国にいるような素晴らしい歌だったからと慌ててフォローして、かのんの百列スタンガンから逃れる。
　桂馬がここまでかのんを無視してきたのは、かのんの悩みを知るため。

　ここで桂馬語録。
『「悩み」はボクらのキラカード命をかけても手に入れな！！』

　桂馬はこんな攻略で時間と命を使いたくないと、エルシィにかのんの情報を探らせる。
　でも普通にファンとしての情報だけ。

　夜になり、かのんの生放送番組を見る2人。
　で、エルシィテレビ局まで行って、かのんに会おうと――って勿論失敗。
　でも、親衛隊と仲良くなって帰ってくる。

　で、夜一人で出歩いていたために、母に起こられるエルシィ。
　桂馬も合わせて説教。

　で、親衛隊から得た情報。
　『Citron』時代、LIMEを売り出そうとしていたグループのに、実際に人気が出たのはかのん。
　結局グループは解散、他の2人はやめてしまうことに。
　以降、かのんは『Citron』の時の歌は歌わなくなったのだと。

　悩みの核が見えたところで、桂馬は積極的に会っていくことを決意。
　したものの、かのんはドラマの撮影で学校に来られず。

　そんなかのん、準備が押していて、待機中。
　桂馬と会えなかったことを気にして、不意に存在感無いと言われていたことを思い出してしまい……。

　桂馬にメールを。
　それは桂馬がかのんのCDにメアドを書いてコートに戻しておいたから。

　向かってみると、半透明なかのんが。
　桂馬の言葉で元気を取り戻すかのん。

　



　これからもヨロシクネとヤンドル全開。


　その後何度もメールで呼び出されることになる桂馬。
　段々とやつれるていくことに。

　数日後。
　今度には、ちょっとだけ時間が空いたから、会いたくなったとお呼ばれ。

　そしてかのん最大規模で行われる鳴沢臨海ホールでのライブ。
「私はもう透明じゃない」
　と。

　勝手にせーとPFPをやりだす桂馬、だけどそれはかのんの音楽を聴くため。
「私の歌…よかった？　よかったらほめてほしい。ほめて、ほめて―――」
　と迫らせ、桂馬は赤面しながら、かのんの頭をなでなで。

　もうかのんのスキマは埋まっていると言うエルシィ。
　でもここでかのんが突然の失踪。

　そこでいよいよエンディングが見えたと桂馬が動く。
　というところで次回に続く。



　ヤンドルかのん全開！！

　むしろ鬼にーさま、失礼噛みました。
　神にーさまを攻略しようかという勢い。


　というか、今回で終わらなかったかのんルート。
　次回もまるまる1話使いそうなんですが……。

「　さすがに女神持ち確定ヒロインは扱いが違うなぁ。」
　と超ネタバタ発言をしつつ、とりあえず反転。

　　
　結構オリジナル要素が追加。
　特に『Citron』関係は完全に初耳の事実です。


　
　分割2クルールで攻略ヒロインが4人だけだったというおかげと言うべきか……、あるいは弊害と言うべきか……。
　いくらなんでも3話まるまる使ってのは、いささか冗長かなぁと
　いや、僕かのん好きなんですけどね。


　


「私の歌…よかった？」
　の場面の破壊力は高いと思います。


　そして、次回予告絵が雨露樹だー！！
　


　だー！！


　　
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　以前の感想。
　第1話 「世界はアイで動いてる」
　第02話 「あくまでも妹です/ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」
　第03話 「ドライヴ・マイ・カー／パーティーはそのままに」
　第04話 「今そこにある聖戦」
　第05話 「IDOL BOMB!!」