アバンはガスタークで、魔眼の結晶の話を少々。
ライナはティーアとローランドを出国。
フェリスはまずい団子屋に入り、そのことでライナがいたらと色々と考えてしまい、生まれて初めて団子を残し、団子リュックを置いたまま、ライナを追いかける。
シオンはシオンで王として、ライナを側においていたことに対して、釈明。
でも一人になったところで、「自分で手を差し伸べて、自分で壊す」と苦悩の表情を見せる。
ガスタークでは、レファルがキファと結婚しようとしていた。
でもリーズは猛反対、そもそもキファがOKを出していない。
とそこに、瀕死のスイを抱えたクゥが到着。
スイの口から出たライナの名前に反応してしまうキファ、そしてそれを見逃さなかったリーズ。
ライナは茶屋で魔眼――神の眼について説明を受ける。
神の眼の保持者は人間ではないと。
また『殲滅眼』保持者は生まれる前、腹の中で開眼し、母親の腹を食い破って生まれるため、人間であるという意識が薄いのだと。
そしてそんなライナ達の様子を窺う、リルの姿が。
一方ローランド。
カルネがクラウにライナに関して報告。
そこで原作気読者サービス。
そしてティーアに連れられて、ライナは仮宿に到着。
そこには多くの魔眼保持者の子供たちが。
そしてティーアは以前にガスタークとも戦闘したことがある。
その際には38人殺されたのだと。
子供達の前ではいいお兄ちゃんをやっているディーア。
ライナは得意技は昼寝と、使えない奴扱い。
でもその昼寝を肯定してくれたのは、夢置眼(エブラ・クリプト)保持者ラフラ。
彼がライナを見つけたのだと。
ラフラは以前からライナのことを知っていた。
でもそれをティーア達には告げず、その理由はライナに興味をもったから。
優しい、見ている側が泣き叫びたくなる負の感情、なのに最後にやってくる人が好きだという叫び。そんな“寂しがり屋”のリュートを。
そしてライナを呼んだのはティーアを、皆を、そしてライナ自身を救ってほしいからだと。
そして夕食を食べ、就寝。
でもライナは不意に気配を感じ、外へ。
「出て来いよ」
その言葉で出てきたのは、リル――ではなくルーク。
「シオン・アスタール陛下の命令により、ライナ・リュートあなたを処分します」
というところで次回に続く。
個人的には、ライナが思考に夢中で構ってもらえず、すねる妙にかわいいティーアがなくて少々残念。
あぁ、ちなみにライナが得意技だと答えたアレですが、ティーアは『おままごと』だったりします。
子供達が言う得意技なので、そういう得意技を聞かれているのです。
如何せん、魔眼保持者ということで、普通にそういうことを聞かれているのかと勘違いしそうになりますが……。
原作ファンサービス!!
公式あらすじに「あ、そうそう、原作ファンの方々には更に1シーン、見どころがありますよ! それは、ライナの幼少期の頃の……(後は見てください)」とあったので、何かと思っていたら……。

ジェメル先生出たー!!

ピアも!!

ペリアも!!
正直、予想してなかったので、テンションが物凄い勢いで上がっちゃいましたよ。
それにライナの陰成師時代のことも語られましたし。
そして次回。
ライナとフェリスの屈指の名シーンがあるけど、全体的には……。
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以前の感想。
#001 「昼寝王国の野望」 #002 「英雄と寝ぼけ男」 #003 「複写眼(アルファ・スティグマ)」 #004 「ライナ・レポート」 #005 「目覚め始めた世界」 #006 「暗がりに潜む者」 #007 「その手を離さない」 #008 「エスタブール反乱」 #009 「忘却欠片(ルール・フラグメ)」 #010 「夕暮れ」 #011 「悪魔の子」 #012 「大掃除の宴」 #013 「北の勇者王」 #014 「誰もなにも失わない世界」 #015 「きる・ざ・きんぐ」 #015.5 「いりす・れぽ~と」 #016 「微笑まない女神」 #017 「殲滅眼(イーノ・ドゥーエ)」 #018 「呪われた瞳」
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