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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ#142「大雑把」感想

 積極的に攻めることをやめた井出、ならばとエーちゃんは自分から攻める姿勢。
 チェンジ オブ ペースも予想以上に効果的という自信を持ちながら、先ほど異常な集中を見せていただけに警戒心も、そして行けるところまでは先手を意識。
 横回転のスライスサーブの後に、縦回転のスピンで深く。

 井出はそのスピンの球を「タッッッ・・・・タ!」と自分のリズムを合わせながら返す。

 エーちゃん、山なりのスピンの後の速い直球でペースを乱そうする。
 井出は「これを・・・・タァ」と上手くタイミングを合わせた強烈なバックが――ギリギリでアウトになる。
 
 あ〜あと落胆の声が上がるギャラリー、でも井出は舌を出しダメだったかーくらいの表情。
 でも今の井出のプレーにざわめきが収まらない。

 エーちゃんもスピンの後の直球がエースにされるところだったと、今のアウトにホッとする。
 今まで苦にしていたのが一転、決めにきたのは狙いを絞ったからかと考え、スピンの後の直球は危険かと考え出す。
 でも今のは危なかったがアウト、それに現在はエーちゃんのサービスゲーム、考えすぎるなと自分に言い聞かせる。
(だだ、ここからのサーブは少しリクスを上げて・・・・、あわよくばエース・・・・ダメでも優位は揺るがないくらい・・・・)
 そういう意識でセンターにいいサーブが決まり、井出のリターンはネット越えず。
 でも、エーちゃん、いい所に入ったサーブが思い切って打ち返されていること、反応も今までと違って明らかにいいことを感じる。
 タイミングを完全に合わされる前にあと2ポイントキープしたいと。

 そこで打ったファーストサーブは力が入りすぎてしまい、ネットに引っかかり、失敗。
 セカンドはなるべく速度を落とさず、でも強打警戒のセンター。
 井出のリターンは深いものの、エース狙いではない、そこでエーちゃんは弾まないスライスでペース変え。
 井出は「タッ・・・・タ!」とリズムを取り、クロスにいいショットが、それをどうにか返すエーちゃん、でも井出が前に詰めていて強烈なフォアが決まり30-15に。

 一気に来たと、井出応援団は大歓声。

(弾まないスライスもタイミングを合わされた、コースは悪くなかったのに・・・・。どうしてこんないきなりチェンジ オブ ペースに対応できるんだ? 井出君がここまでにしたことと言えば、一撃必殺の超積極策を少し控えて・・・・、集中して何か考えてただけ・・・・)

 とここで青井コーチがその辺を影山と姫子に恐ろしい勘のよさだと解説。
「丸尾が何か月もかけて作り上げたチェンジ オブ ペースのいくつかのパターンに、たった数ゲームでタイミングを合わせてこようとしちえる」
 エーちゃんと正反対に見えるという姫子に、ある意味そうだと。
「丸尾が長い時間をかけて集めた情報(ノート)から完璧な正解を出すタイプなら・・・・井出は一瞬で大雑把な正解を出すタイプなんだろう。おそらく3ゲーム目で審判に呼ばれても気づかないほど集中しなきゃなんなかったのは、丸尾のチェンジ オブ ペースに対応するために、丸尾で言えばノート数ページ分の情報処理を90秒でしなきゃならなかったってことなのかもな」
 青井コーチのその言葉に、そんなことができるのかと質問の影山。
 青井コーチも見た限りではそうだし、本人に言わせれば、「せーので打つ」くらいのものだろうが、恐ろしいのは、その大雑把に導き出された答えが、大雑把であれ当たっていることだと。

 その井出はまだブツブツと感覚大雑把情報を整理中。
(あのスライスはなんとかなるか・・・・。スピンの後の直球はもう一瞬早くだな・・・・いや・・・・もう待たずにライジングでいっちゃうべきか?)
 とそこでエーちゃんを見を向ける。
(それにしてもコロコロペース変えられるのって思ったよりやりにくいんだな・・・・。パワーとか技術ある奴の方がまだわかりやすくていいくらいだ。0-3・・・・けっこう広げられたな・・・・)
 はーっと一息吐いて、
(こっから挽回・・・・いけっかな?)
 というところで次回<#143 不敗神話>につづく。


 井出、覚醒――の一歩手前って感じ。
 前回、僕が言った「チェンジ オブ ペースもその効果を発揮しきれない」のでは? と書いたのは、こういう井出の勘が冴えてくると、エーちゃんのピンチなのではという危惧から。
 コメント内で若干触れましたが……。

 僕としては、もう少し先、エーちゃんが感覚派に混乱したりして、第1セット終盤からそうなるのではという予想だったのですが……。

 この辺が青井コーチが言う“恐ろしい勘のよさ”ですね。

 エーちゃんは事前の予習(偵察・DVD等で)に更に実際の試合6〜7ゲームをかけて、相手の情報に修正等加え7〜8割は網羅。
 一方の井出はエーちゃんを知っているのは、1年前の難波江戦のみで、3ゲームで大雑把な情報を入手、それでタイミングを合わせられる。
 ただ大雑把と言う通り、良くて6割くらいの情報なんじゃないかと。

 うーん、これからどうするのが一番いい手なのか。
 井出はエーちゃんのチェンジ オブ ペースのパターンを理解しているわけではなく、ただ何となくタイミングが合わせているという印象なんですよね。
 それだけに、今後理解度が増す可能性と、エーちゃんのチェンジ オブ ペースの無限とも言えるパターンに対抗しきれなくなるのか……。

 少しの間、井出のターンが続きそうな雰囲気なので、とりあえず前者な気がしますが……。


 しかし、井出にタイミングを合わせられたパターンを外して攻撃中のエーちゃん、これだと段々選択肢が狭まっていってしまうのではないかと。
 荒谷戦の攻め急ぎほどではないかもですが。

 この辺色々書きたいことがあったのですが、うまくまとまらないので、それっぽい展開になったら語ることがあるかも。


 そして最後に姫子のエーちゃんと井出正反対論。
 この辺は同意できるのですが、同時にどこか似ている印象もあるんですよね、あくまでも個人的な印象なんですが。

 いや、エーちゃん、相手選手に、
 どうしてこんないきなり対応できるんだ? ここまでにしたことと言えば、ラリーが少し長引いて・・・・ノートに何か物凄い勢いで書いてただけ・・・・。
 ――とか思われてそうだし。


 忘れていたこと加筆。
 影山、普通に応援できるようになってました。
 全体的には、井出の応援で声がかき消されてエーちゃんに届いてないかもですが。


 エーちゃんのチェンジ オブ ペースのパターン化は神奈川大会以来のエーちゃんの努力の結晶なのでしょう。
 荒谷戦でチェンジ オブ ペースに頭を使いすぎてのスタミナ切れもありましたし。

 現在何通り、何十通りあるかはわかりませんが、パターン化してしまった分、緩急を中心に万人が嫌がるパターン多めになっているのではないかと。
 誰が相手でも、それなりの効果は期待できる、関東クラスならほぼ問題なく。
 でも全国上位クラスにはもう一段階上が必要って感じなのかなぁ。

 今はチェンジ オブ ペースを使ってはいるけど、武器と呼ぶレベルに昇華できてないみたいな。
 うん、曖昧な表現になってしまいますが、やりづらくはあるけど、脅威ではないみたいと言った感じに。

 今後は一球一球頭を使いながら、井出の様子に合わせてのチェンジ オブ ペースが必要になるとか。
 それだと、荒谷戦の二の舞か、井出に荒谷ほどのスタミナがあるかは不明ですが……。

 それなら今回こそ本能テニスが有効になるのかも。
 それには感覚派の井出を理解しないといけないのかもしれませんが、今回はなっちゃん、岩佐との対戦した経験もありますし。

 それにチェンジ オブ ペースをパターン化して身体に覚え込ませているのなら、理性→本能へのバトンタッチもスムーズに行くのかもしれないし。
 


 ベイビーステップ(14) (少年マガジンコミックス)
 ベイビーステップ(14) (少年マガジンコミックス)

 以前の感想。

 10巻相当
 #91 「前進」
 #92 「ステップ」
 #93 「潜在能力」

 11巻(#94〜#103収録)
 12巻(#104〜#112+番外編収録)
 13巻(#113〜122収録)
 14巻(#123〜#131+番外編収録)

 15巻相当
 #132 「夏にむけて」
 #133 「再戦」
 #134 「遠征」
 #135 「永遠に続く時間」
 #136 「緒戦の想定」
 #137 「チェンジオブペース」
 #138 「嵐を呼ぶ男」
 #139 「井出義明」
 #140 「真意」
 #141 「集中」

 16巻相当
 #142 「大雑把」

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[ 2010/11/17 12:48 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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