第三の書庫

　アバン。
　第一話　冥府よりの脅威Ⅰ

　桂馬の母――麻里の入浴中に迫る影。
　それはマンドラゴン。

　FLAG 8.0「Coupling with with with with」

　第二話　デビル・クッキング
　朝からあがる桂馬の悲鳴。
　その理由は、エルシィが作った自走するお弁当。
　そんなわけで、桂馬はエルシィに
「お前なんかバグ持ちゲームと一緒だ!!　このバグ魔!!」
　と。

　学校へ着いても、エルシィは桂馬に言われたことを気にして涙。
　そんな中、ちひろにケーキを作ることを勧められる。
　そのイチゴのショートケーキの赤白に飛びついたエルシィ、地獄料理人として燃える。

　エルシィは羽衣で作った分身に任せ、家庭科室に。
　レシピ通りに作り始めるものの、材料がおかしい。
　卵でメレンゲを作ろうとするものの、卵の選択から。

　そんなことをしている内に一番巨大な卵――マンドラゴンが卵から孵る。
　エルシィは逃げならが、メレンゲ作りをすることに。

　そんな中、桂馬と遭遇。
　真の力をご覧に入れましょうと言い残し、再び家庭科室へ。

　キャラソンをBGMにケーキを作っていく。
　そしてあとイチゴを乗せるだけで完成、というところで、再びマンドラゴンがやってきてそのイチゴを食べてしまう。
　しかも部屋で火を焚いていたために、他の卵も孵ってしまい、さらにオーブンが爆発。
　ケーキもどこかに吹っ飛んでしまう。

　そして、夜。
　児玉先生の家庭訪問が中止になったと連絡。
　で、いつの間にか頭にケガを負った桂馬、「僕は甘いものが嫌いだからな」と言いつつ、キッチンにはエルシィが作ったケーキの皿が。


　第三話　我思う、故に理想あり
　桂馬視点での話。
　自走する弁当を見て、エルシィをバグ魔認定した桂馬。
　1限目の英語の授業、児玉先生をガン無視。呼ばれていることに気づき受け取った小テストは100点。でも100点取ってればいいってもんじゃないと怒られ……。

　そして昼休み、移動する砂糖を目撃したり、マンドラゴンと遭遇したり、エルシィに真の力をご覧に入れましょうと言われたり。

　6限体育。
　木村先生が休みなため、児玉先生が代理。
　その内容はグラウンド20周。
　持久力に難が有る桂馬は早々とへばるものの、PFPを取り出し復活。
　――も間もなく倒れてしまう。

　そんな倒れた桂馬に家庭訪問に行くことを伝える児玉先生。
　さらに
「なまいきな奴め!!　お前のような輩がゲームと現実の区別がつかなくなって、犯罪者になるんだあああ!!」
　と。

「ゲームと現実を、一緒にするんじゃない。ゲームはゲーム。現実は現実さ。なんでもゲームと結びつける人のほうが区別できてないんだ」

　その言葉に手を上げようとする児玉先生、でもそのタイミングで家庭科室が爆発。
　そこから現れたマンドラゴンに追われて、児玉先生逃走。
　さらに他の卵から孵ったモノ達のスタンピードが桂馬の脇を抜けていく。

　帰宅する桂馬。
　全ての元凶はエルシィだろうなぁと。そんな矢先、玄関前でケーキを発見。
　関わらないが吉だと言いつつ、足が止まり、でもゲームの時限イベントが発生、家の中に入っていってしまう。

　第四話　ある母親の日常
　麻里の所に電話が入り児玉先生の家庭訪問のことが知らされる。
　愛車を弄っていたために汚れている。そんなわけで家庭訪問に合わせて、入浴。
　そこに現れるマンドラゴン。
　マンドラゴン＝痴漢と、バスタオル一枚という姿で迎撃に向かう麻里。
　でも家の中から物音が。

　怯えつつも、花瓶を手に侵入者の元に向かう。
　そして花瓶を頭に叩き付けると――そこにいたのは、エルシィのケーキを食べていた桂馬だった。
　ということで、桂馬悲鳴をあげ、気絶。

　Aパートでの頭の包帯はこれが原因でしたと。

　第五話　冥府よりの脅威Ⅱ

　桂馬が気絶するより少し前。
　鳴るチャイム音。
　そして屋根の上に飛び乗るマンドラゴン。
　そんなマンドラゴンの元に向かう動くお弁当が一つ。

　マンドラゴンVSお弁当。
　そしてお弁当に捕食されるマンドラゴンというイベントを目撃したのは、家庭訪問に来てチャイムを鳴らしていた児玉先生。
　思わず悲鳴を上げて――

　「デビル・クッキング」の疲れているから家庭訪問中止という電話に繋がると。

　EDはエルシィのソロアンレジver。



　原作FLAG.11「エリー SO SWEET」・12「Coupling/Wiht」に原作者自ら+αをした話。
　元々エルシィと桂馬とで別視点での物語りで1つの話という構成だったのを、さらに母視点と児玉先生視点も加えた感じ。


　何度見てもオーブンに入れて190度で焼くの下りは思わず爆笑。


　ケーキの食べ方は原作の方が好きかなぁ。
「お前は…本当にダメだな…。ボクは、甘いものはきらいなんだ!!」
　と言いつつ、ボロボロになったケーキを食べ、
「朝は…言いすぎたかもしれない。りょ、料理もほどほどにがんばれ…。い…以上！」

　と

『彼氏のほっぺについたクリームを舌でペロっとなめてあげたり…　…なーんちゃって！』

　もないですし。


　あと
「二階堂先生、竜です!!　竜がグラウンドに!!」
「児玉先生ゲームのやりすぎではー？」

　は欲しかった。

　あと「描き歌のコック以下だ、お前は――っ!!」
　がないので、突然絵描き歌のコックになったエルシィに若干の違和感。

　ただ最後の、エルシィ作のお弁当強えーで大爆笑。
　もう、なんか色々と吹っ飛びました。

　
　
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　以前の感想。
　第1話 「世界はアイで動いてる」
　第02話 「あくまでも妹です/ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」
　第03話 「ドライヴ・マイ・カー／パーティーはそのままに」
　第04話 「今そこにある聖戦」
　第05話 「IDOL BOMB!!」
　第06話 「ワタシ平凡？」
　第07話 「Shining Star」
　第08話 「Coupling with with with with」