シオンの命令により、ライナを回収したとフロワード。
そしてそんなライナに待ち受けていたのは、4日連続での徹夜での仕事。
あまりの眠さにフェリスとの小芝居もムダに力が入る。
シオンは今すぐ処理しないといけない仕事があると。
それは1週間以内になんとかしないといけないのだと。
その内容は1週間後、シオンの誕生日をどう祝わせないようにするかというもの。
その頃、フロワードは独自にシオンの国王誕生記念祭について考えを巡らすが、思いついたのは『ローランド帝国における、刑罰についてのクイズ大会』といったもの。
そこでフロワードは頭の中が春一色コンビのクラウとカルネにその辺を任せることに。
いよいよ逃げ出したライナはミルクと遭遇。
そこで誕生日の話題を振ったことで、ミルクの誕生日のことを思い出す。
ライナが覚えていただけでいいと言うミルク、でも彼女が去った後にルーク達が罪滅ぼしの方法を考えているのだと。
で、ちょっと地面を穴だらけにしたフロワードとクラウ。
やっと、シオンの誕生日の事を告げ、その件を引き受けたクラウ。
女性陣、ノアとエスリナも加え、アイディアを持ち寄る。
ノアがエスタブールの時は花火をやったと言い、エスリナも大きな花火は見たことがないということで、それがメインイベントに。
でも時間の関係が。
でもクラウにはその時間の問題をクリアするのに自信がある模様。
そのキーマンは――ウィニット団子店で寝転びながら団子を食べていた。
その団子は新作。
しかもフェリス考案の新作なのだと。
そんな会話をしている中、ライナはクラウ達に連行されることに。
その数日後、何者かに襲われるシオン。
その主はライナ。
さらにフェリスやクラウ達、更にミルク達も一緒にシオンを城まで運んでいき、その眼下にはシオンの誕生際に歓声をあげる人々が。
そして花火があることを明示。
山の方に“稲光”を放つと、花火が上がる仕組みになっているのだと。
その花火を見上げながら、それぞれ思うことがある人々。
さらにミルクも誕生日も一緒に。
フェリス作の団子ケーキに、ミルク仕様の花火も。
その頃、ライナは一生懸命に花火をあげていた。
シオンはそんなライナを迎えに馬車で向かう。
雨も降ってきて、シオンの迎えは絶妙。
花火のことの礼を言いつつ、シオンは寄り道を。
そこは3年前、学生時代に初めてライナの祝杯を挙げた場所。
かつて、そこで語ったシオンの夢を絵空事だと言ったライナ、それを訂正。この国は変わったと。
でもシオンはそれを絵空事だと。どれだけ犠牲を払ったのだと。
この国が変わっている。
それが本当だったらよかったのにというシオン。
でも全部絵空事だと。
そしてED冒頭部分は……次回予告みたいなもの?
まさかの……と言っても、公式あらすじにそれっぽい事が書かれていたので、「ばーすでぃ・ふぇすてぃばる」であることはわかっていましたが……。
こうやってギャグ回と見せかけて急転直下のシリアス回。
まさか、そこからああ繋ぐとは……。
正直言って、原作未読の人は完全に置いてかれたと思います。
というか、ED冒頭部分でいきなりライナvsシオンになっていたので、僕も何が起こったのかわからなかったですし。
いや、まぁ、御者を連れずに出た時点でフラグだとは思いましたけど……。
あまりに唐突だったので。
まぁ、前述しましたが次回予告のようなものでしょうね。
恐らく次回、そこにいたるまでの過程が出てくるでしょうし。
また別の意味で驚いたのが、クラウがライナのことを知っていたこと。
いや、確かに報告書は読んでましたが……。
原作だと一応お互い入院中の時に挨拶を済ませていますし、その後もちまちま顔を合わせ、反りが合わないという感じでしたが……。
アニメだとこれが初顔合わせになるのかな?
いきなりお互い顔見知りという感じで話が進んだので、若干の違和感を覚えました。
そして次回最終回?
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以前の感想。
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