一弥の金髪好きが明らかになる話。
いや、違……わなくもないか。
寮母のゾフィーさんにお使いを頼まれて出かけた一弥。
一人のライダーの首が突如として飛ぶ。
それを目撃した一弥は、ブロワ警部によって殺人事件の犯人として捕まってしまう。
で、一弥はクイーンベリー号を解決したのはヴィクトリカだと騒いで、ヴィクトリカの所までやってきた一弥。
そこでヴィクトリカはあっさりとワイヤートラップのことを推理。
その上、一弥の妄想から、犯人が金髪の少女だとも。
そして手に怪我をしていることも。
真犯人、金髪の少女犯人も捕まり、一弥が犯人でないことは分かったものの、行く先々での事件、死神の噂は強まるばかり。
そんなタイミング転校してきたのは留学生のアブリル。
彼女は金髪でそして手にも怪我。
そして彼女に学園の案内をしていると、セシル先生に頼まれ亡くなった用務員の葬儀を手伝うため納骨堂の扉を開けることに。
その扉をあけると、中から騎士の格好をしたミイラが。
皆がそのミイラに気をとられる中、アブリルは納骨堂の中に入っていき、一冊の本を手に取る。
一弥は雷おこしを持ってヴィクトリカの所に行き、相談を。
そしてブロワ警部もやってきて遺体の主のことを。
その正体はマクシムという男、春になるとふらっと現れまた去っていく悪い噂の絶えない男だった。
以前に納骨堂が使われたのは、8年前ミリー・マールが死亡した時だと。
納骨堂には古い遺体が一つなくなっている。
そして犯人はミリー・マール、彼女がマクシムを殺したのだと。
マクシムは彼女の死への道連れに選ばれた。
古い遺体と薬で眠らせたマクシムを入れ替えた。
そして胸に付けられたサクラソウ、その花言葉は『永遠にあなたと共に』ということでミリーとマクシムの関係がその動機だと言うヴィクトリカ。
ブロワ警部はヴィクトカのことを灰色狼と。
一方のヴィクトカ、最大の敵は退屈、そして次の敵は喧騒。
一弥のとを最大の敵を追い払ってくれる2番目の敵だと。
本当のことを知りたいと言う一弥。
そしてヴィクトリカは一弥の悩みを解消するために、図書館の階段を駆け降りるというところで次回に続く。
ヴィクトリカの『灰色狼』ですが、一応1話で既出です。
曰く、人の言葉を話す頭脳明晰なる灰色狼。
一弥は話す狼ならちょっと仲良くなりたいとも言っていて、実際に仲良くなったよという話。
あと、わざわざアブリルのキャストを公開しなかったのは、理由がある云々。
とここでボカしても、前回感想で思いっきりアブリル()とか書いてますが、僕。
とりあず原作第1話です。
原作を掲載順に追っていくと、Aパートの一弥が犯人にされる話→クイーンベリー号→今回のBパートの話となって、アブリルの「幽霊なんているわけがない」発言に疑問符を浮かべることになるのですが、まぁ、特に意味のない発言になってしまっている感が。
まぁ、ちょっとした余談ですが。
GOSICKs-ゴシックエス・春来たる死神ー (角川文庫)
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以前の感想。
第1話 「黒い死神は金色の妖精を見つける」 第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」 第3話 「野兎達は朝陽の下で約束をかわす」 第4話 「金色の糸はつかのまを切り裂く」
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