ヴィクトリカとの電話が途切れてしまった一弥サイドの理由。
それは馬車によって拉致られたから。
そして一弥を拉致した人物は、一弥がジャンタンで出会った件の少女――アナスタシア。
彼女から事情を聞き、さらに浮浪少年であるルイジにも証言を頼み、いよいよジャンタンが怪しいと。
一弥は改めてヴィクトリカに電話。
彼女の推理を元に、ジャンタンへ。
そこで青く光る石ブルー・ジョンを使い隠し部屋を見つけ、突入。
そこで行われたいたのは攫われた子供と消えた美術品のオークションが行われていた。
それで失われた美術品、本物の青い薔薇も発見。
アナスタシアも身寄りと連絡がつき、ルイジはジャクリーヌのボランティアで寄宿学校へ。
事件も解決し、一弥は学園に戻る。
一方、ヴィクトリカはブロワ警部をドリルヘアーにした際のことを夢に見て、その時に言われた言葉が理由でうなされる。
そんなヴィクトリカのところにやってきた一弥。
一弥はお土産として、ガラスの靴形のパイプ置きを持ってきたのだった――というところで次回に続く。
感想を書くのが遅れて、どうにか11話を見る前に書けました。
まぁ、細いツッコミどころは無視しますが……。
前回の感想でも書きましたが、アレキサンド・ライトの件と地獄からの使者の件が語られていないので、どうしてもブルー・ジョンの話は急展開に感じる。
あとブライン・ロスコーが途中で出ていますが、原作だとここが初登場のはず。
誰かに似たクシャミをする風邪引きの女性とかが、一応複線と言えるのかな?
あとちゃんと原作一弥はロスコーの名前をちゃんと覚えていました。まぁ、偶然の一致と考えてもいましたが。
アニメ版だと初っ端の出会いで教科書を奪われてしまっているので……アレですが。
唐突に登場しているジャクリーヌですが、おおよそ分かるとおり、ブロワ警部が子供の頃から懸想している幼馴染です。
ちなみに警視総監とも無関係ではありません。
そしてブロワ警部のドリルの原因でも。
その辺は次回11話で。
「白の女王は君臨する」で明かされた話か。
あぁ、最後にもうひとつだけ。
ヴィクトリカのガラスの靴のパイプ置きですが、アレは本当に靴型パイプ置きですので正しい使い方です。
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以前の感想。
第1話 「黒い死神は金色の妖精を見つける」 第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」 第3話 「野兎達は朝陽の下で約束をかわす」 第4話 「金色の糸はつかのまを切り裂く」 第5話 「廃倉庫には謎の幽霊がいる」 第6話 「灰色の狼は同胞を呼びよせる」 第7話 「夏至祭に神託はくだされる」 第8話 「過去の王国に遠吠えがこだまする」 第9話 「人食いデパートに青薔薇は咲く」 第10話 「風邪ひきは頑固な友人の夢をみる」
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