第三の書庫

　桐乃がいなくなって迎えた新年度。
　後輩として入学してきた黒猫――五更瑠璃。

　桐乃がいなくなりながらも……いなくなったからこそ、一層溜まり場となる京介の部屋。

　一方、学校ではクラスに馴染めない黒猫の姿を目撃した京介はゲーム研究会へ一緒に入部や色々と黒猫を助けるのだが……。

　黒猫の口から出たのは、感謝の言葉ではなく、自分は桐乃の代用品ではないという辛辣な言葉。

　そしてゲー研で行われた新歓会。
　そこにいたもう一人の新入部員は、黒猫のクラスメイト赤城瀬菜。

　黒猫と瀬菜の相性は最悪といった感じ。
　
　しかし、京介は彼女名前と言動から、彼女が自分の友人である赤城の妹なのではと予想。
　赤城の口から聞いた妹は腐女子であるという話から、そっちの話題を振ると、超反応。
　そこに黒猫が追い討ちをかけ、黒猫がどっ引くほどの瀬菜の趣味が部員全員に知れ渡ってしまう。
　というわけで、思いっきり取り乱し発狂する瀬菜。
　赤城に電話をかけ、瀬菜を慰めてもらい、一応収集。

　真壁君は見事に魂が抜けてしまったわけですが……。

　そしてその帰り道、京介は桐乃がいなくなった寂しさを認めつつ、黒猫のことも心配だから、これからもお節介を焼くと宣言。
　その言葉に照れ照れの黒猫。

　というところで次回に続く。


　黒猫ルート全開!!
　そして黒猫の本名が明らかに。

　さらにゲー研メンバー、部長に、真壁くん、それに瀬菜が登場です。


　しかし、真奈美＝ベルフェゴールという話はアニメで出てましたっけ？

　あと黒猫の言ったBL用語？　の半生はアニメでは例が出ていなかったので、普通に意味がわからないと思う。
　うん、『テニミュ』とかです。


　あと個人的に端折られて寂しかった部分。

「あの……高坂先輩？　お兄ちゃんと……仲いいんですか？」
「まあな。ずっと同じクラスでさ、わりとよくつるんでるよ」
「そうなんですか……ふぅん。うへへ」
「オイ！　おまえいま、何を妄想しやがった!?　世にもおぞましい光景じゃあるまいな！」

　と趣味ばれした直後、しかも実の兄まで交えと全く自重しない瀬菜の図。

　それに京介が黒猫に呼び方を変えた理由と問う下りがなかったのは物足りない。


　まぁ、黒猫がマスケラ打ち切りでマジギレしていたり、腐女子暴走する瀬菜とかは非常にいい感じでした。


　
　俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)
　
　
　俺の妹がこんなに可愛いわけがない 4(完全生産限定版) [Blu-ray]


　

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　以前の感想
　第01話 「俺が妹と恋をするわけがない」
　第02話 「俺が妹とオフ会に行くわけがない」
　第03話 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
　第04話 「俺の妹が夏コミとか行くわけがない」
　第05話 「俺の妹の友達がこんなに××なわけがない」
　第06話 「俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない」
　第07話 「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」
　第08話 「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」
　第09話 「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」
　第10話 「俺の妹がこんなにコスプレなわけがない」
　第11話 「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」
　第12話 「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOODEND」
　第12話 「第12話「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない TRUE ROUTE」
　第13話 「俺の後輩がこんなに腐ってるわけがない」