第三の書庫

　ゆうていみやおうきむ……ではなく、かみのみぞしるせかい。
　2期です。

　今までに4匹の駆け魂を捕まえることに成功した桂馬とエルシィ。
　桂馬はいつもいつも厄介な攻略相手だということで、自分の考えを図解。

　しかしエルシィは桂馬の考えではなく、桂馬の下手な絵のほうに注目。
　そのことにはしゃぎ回るうちに、不良達と激突し絡まれることに。

　でも相手は脇役、パセリのような相手。
　なんの役割も果たさないと断言する桂馬だが、たとえパセリ相手でも現実に殴られれば痛みを伴う。
　というわけで、謝るルートに入ろうとするが、もちろん失敗。
　すると、そんな桂馬を助ける人物が。

　それは女子空手部主将の春日楠。
　彼女はあっという間に不良達を寸止め（の風圧）で吹き飛ばし、桂馬を救う。
　が、今度は立ち向かおうとしなかった桂馬に矛先が向くことに。

　しかしそこで、エルシィが戻って来て、混乱するまま桂馬を叩くことで、楠から開放された桂馬。
　しかし、エルシィの駆け魂センサーが鳴り、次の攻略相手が楠であることを知る。

　桂馬達を軟弱と切り捨てた彼女だが、世の中のかわいいものに敵愾心をむき出しに。


　攻略相手である楠のことを調べた桂馬達。
　そこで桂馬は相手の間合いより近くで勝負と楠に弟子入り。

　そこでマネージャーとして雑用をしつつ。楠のことを知っていく桂馬。
　でもどうにもルートが安定しないと首を傾げる桂馬とそこで彼が目撃したのは、楠が愛おしそうに猫を抱いている姿だった。

　そんな姿を桂馬に目撃されてしまった楠は己の軟弱な心を捨てるため、猫を投げ捨てようとする。
　しかし、そんな彼女に制止をかける声が。

　それは楠の分身。
　投げ捨てたはずの猫も彼女がキャッチ。

　そんな様子を目撃した桂馬は改めて道場で楠との話し合い。
　そこで現在楠のかわいいものに惹かれるという軟弱な心、その弱い心を克服できる千載一遇のチャンスだと言う桂馬。
　そのためにより軟弱なことをさせようとする。

　そのためのアイディアはエルシィが提案したデート。

　桂馬からも楠からも猛反発を受けるが、実際に楠の分身は猛烈に反応。
　というわけで、デートの案を採用。

　楠は（エルシィデザインの可愛い服を着て）桂馬とデート――というところで次回につづく。


　久しぶりの神知るアニメです。
　アバンでちょっとした復習もありましたが、基本的に前シリーズを見たことを前提に作られている感はあります。

　で、今回の攻略相手は女子空手部の春日楠。
　いや、正直言って、主将はアニメ化して可愛さが随分とアップしたというが個人的な感想です。


　物語もサクサク進行。
　この調子なら、まず間違いなく久しぶりの1人2話構成。
　やっぱりこのくらいの方が、テンポがいいです。



　最後に余談というか、何と言うか……。
　OPとEDに月夜の姿が見えない。

　結構楽しみにしていたのですが、非常に残念ながら、月夜は2期で登場しないということですか。



　
　神のみぞ知るセカイ 3 (少年サンデーコミックス)

　
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　神のみぞ知るセカイ1期感想

　第1話 「世界はアイで動いてる」
　第02話 「あくまでも妹です/ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」
　第03話 「ドライヴ・マイ・カー／パーティーはそのままに」
　第04話 「今そこにある聖戦」
　第05話 「IDOL BOMB!!」
　第06話 「ワタシ平凡？」
　第07話 「Shining Star」
　第08話 「Coupling with with with with」
　第09話 「大きな壁の中と外」
　第10話 「あたしの中の……」
　第11話 「おしまいの日」
　第12話 「神以上、人間未満」

　2期感想
　第01話 「一花繚乱」