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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

ベイビーステップ#162「善悪」感想


 至近距離からのボディショット。
 しかしエーちゃんは持ち前の動体視力の良さで反応。

 うまくラケットを合わせて、多少バランスを崩しながらも決め5-3に。

 今の高木のボーディショットに観客もざわめき始める。
 明らかな顔面狙いに加えて、先ほどまでのマナーの悪さから謝るべきだという意見もあれば、勝負だから問題ないという意見まで。
 更にはエーちゃんにやり返せという声まで。

 そんなざわめきを起こした張本人である高木は観客の声など耳に入らない様子で、先ほどのボディーショットを狙って決められたことに、眉をしかめる。

 一方のエーちゃん。
 先ほどのボディーショットに激しく動揺、心拍数が大きく上がる。
 さらにサイドでも確実に決まられたのを、精神的にダメージを狙って身体に当てにきた高木の汚いテニスに負けてたまるかとイライラを募らせる。
 その上で先ほどから冷静になろうとしているがイマイチ結果がでないため、このイライラを上手く試合に活かせないかと考え始める

 井出戦では重圧と素直に向き合うことでうまくいったから、怒りも素直に吐き出せば力に変えられる可能性はあると。
 そして2ポイントのリードがある分、思い切って、ここまでの怒りを打点にぶつける。

 エーちゃんの怒りを乗せた球は明らかなアウト。
 5-4となる。

 観客もエーちゃんの突然のショットの乱れに、ボディで動揺したのではと考えることに。

 エーちゃんは球威がいいけど方向が悪い、でも修正すればいけるかと再チャレンジ。
 溜まった怒りを吐き出せれば一石二鳥と「怒り」を開放する。
 そして放ったサーブはスイングが速すぎてフレームショットになってしまい、球は観客席へダイレクト。
 でもスイング自体にパワーあるために、タイミングを合わせられればと、今度はスピンサーブ。
 が、今度はスピンがかかりすぎ。
 そして高木のリターンを速くなるスイングにあわせてタイミングを取るが、またしてもアウト。

 そんなエーちゃんの様子を見て、当初の思惑とは違ったものの、エーちゃんに動揺を与えることに成功した高木は笑みをみせる。

 そしてエーちゃんは力が入るのにタイミングが合わせられない、当たればいいけどこれじゃ確率を保てないと「怒り」を試合に活かすのは無理だと悟る。
 さらに心拍数も上がっていて、頭もクリアでない。
 しかもそれは後のポイントにまで影響している。

 そこでエーちゃんは高木に背を向け、時間をかけて冷静さを取り戻そうとする。
 それに気づいた高木は即座に審判に「タイムバイオレーション」を取るように頼む。
 そこまでもポイント間が長くなっていることに注意が入り、さらに以降ポイント間が20秒を超えた場合は警告をとられることに。

 そんな高木の申告にいちいち嫌な人だと怒りを覚えそうになるが、それを逆効果だと頭を振って怒りを振り払う。
 そして大きく深呼吸。

 頭を切り替え、高木のプレーはあくまで規則の範囲内でやっていること。そして逆に高木が選んだ手段に自分の考えが及ばなかっただけのこと。

 身体を狙える球を打ったもの、それをケアできなかったのも自分、そして足音に気を散らしたのも経験不足だったし、アンダーサーブにいたっては正当な戦術。

 とそこまで考えたところで15秒経過のコール、あと5秒で警告を受けることになるが。

 でも5-5のここは何があっての落とせないと、まだ落ち着かない鼓動を抑えるため時間をかける。
 そしていよいよ時間超過罰警告を受けてしまう。

 あと20秒でポイントを失ってしまう。

 しかしエーちゃんは警告は甘んじて受け、今は後のことを考え、乱れた精神を安定させることに20秒を使う選択。
 そして今、敢えて警告を受けている状態を高木と同じだと実感。
 人に悪意があるとか言える立場ではなく、又コート内の善悪を決めるのは規則だと思うことに。

(高木君は高木君のやり方で戦ってるだけ。俺も俺らしく戦えばいいんだ)

 とガットをきっちり揃え、表情を輝かせる。
 そしてもう一度深呼吸をし、鼓動が落ち着いたのを確認してから、もう怒ってないと引きつらせながらも高木に対して笑みを向ける。

(何だその顔は・・・・。やれるもんならやってみろよ・・・・)

 とエーちゃんの笑みに眼光を鋭くする高木に、時間をかけ落ち着きを取り戻したエーちゃんがサーブを放つ――というところで次回<#163 怒りと重圧>に続く。


 折角、2ポイントリードしたものの、「怒り」を有効利用できないかの試行錯誤でそのリードを失い、元に戻るという話。

 思いついたら即実行のエーちゃんの行動が裏目に出てしまった――のかもしれませんが、深呼吸といつものルーティーンで冷静さを取り戻せるなら、難波江の「理性を取り戻すための1ポイント」以上に大きな武器になるのでしょうが。
 何せ警告を取られても、ポイントを取られるわけではありませんし。

 まぁ、怒りは空に放つってのも解決策のひとつなのでしょうが……何せエーちゃんが、そんなことをやろうとすると逆に照れて、余計な動揺をしてしまいそうです。


 まぁ、引きつりつつも見せたエーちゃんの笑みは本当に精神的余裕が生まれたからでしょうか。

 まぁ、どちらにしろこの笑みで高木に多少なりとも動揺が見られそうです。

 そこで次回サブタイが「怒りと重圧」。
 エーちゃんの反撃回だと思うのですが、いまいち予想がつき難いタイトルです。



 ベイビーステップ(16) (少年マガジンコミックス)
 ベイビーステップ(16) (少年マガジンコミックス)


 
 以前の感想。

 01巻(#1~5まで収録)
 
 02巻~10巻までは書いてません。

 10巻相当
 #91 「前進」
 #92 「ステップ」
 #93 「潜在能力」

 11巻(#94~#103収録)
 12巻(#104~#112+番外編収録)
 13巻(#113~122収録)
 14巻(#123~#131+番外編収録)
 15巻(#132~#141収録)
 16巻(#142~#151収録)

 17巻相当
 #152「好機」
 #153「今できる全て」
 #154「前へ」
 #155「ゾーン」
 #156「友達の友達」
 #157「異端児」
 #158「衝動」
 #159「高木朔夜」
 #160「超越」
 #161「執念」

 18巻相当
 #162「善悪」

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[ 2011/04/20 16:48 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
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ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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