第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

映画 「ReLIFE リライフ」 感想


 2度目の17歳。
 想定外のキミとの出会いが、俺の運命を変えていく。


 27歳ニートが、1年限定で17歳に!?
 1年後、驚きの未来が胸を打つ、青春ストーリー。


 ってなわけで、劇場版ReLIFE見てきました。


 うん、まぁ、三次であの制服はコスプレ感ハンパねぇなぁとかいう感想が真っ先に出てしまいましたが。
 カーディガン来ていた時はともかく、夏服は、ホント……。

 と、そんなどうでもいいことではなく。


 それ以上に思ったことは……。

 僕のリライフ、どうして……どうして、こうならなかっただし。

 僕、海崎さんの似たルートを通ったのに。


 いや、まぁ、院には行っていませんし、流石に怪しい薬飲んで、若返って二度目の高校生活をなんてことはやってませんが。


 2年くらい前に、年いってから専門学校に入りましたので。
 その時の……。


 まぁ、ひしろん1年目と海崎さんのリライフ生活を足して3で割ったような生活を過ごし――。


 特にイベントフラグもなく終わってしまった僕なのです。

 どうしてこうなった。



 まぁ、閑話休題。



 序盤は原作通り。

 分岐は、夏祭り辺かな?

 まぁ、それまでに体力テスト、狩生の部活引退イベントはんかは端折られていましたが。

 明確に流れが変わったのはこの辺?


 佐伯先輩の命日と重なり、墓参りが文化祭後にズレ。

 祭自体も雨で花火が中止となったものの、大神の告白自体は変わらずといった具合。


 文化祭イベントは、正直メイド服くらいしか類似点がなかったのではというレベル。
 強いて言えば、海崎さんがひしろんに絡んでいたチャライのを追っ払ったくらい。

 映画の方では喧嘩になって、しかもその後に告白イベントまであったりしましたが。


 その後はほぼ完全オリジナル。


 ひしろんに振られた海崎さんがうだうだしそうになった所で、佐伯先輩の墓参りにいって、実は自殺じゃなかったんだ的な話でやる気を取り戻したり。

 プチ修学(実際は卒業?)旅行をやったり。


 で、ラストは若干『君の名は』ちっくな感じでEND。


 全体的に綺麗にまとまっていた感じでした。
 個人的には、思ったよりも悪くなかったかと。

 正直言えば、名前を借りた全然別の物語になっているのではと戦々恐々でしたが、意外とリライフをしていました。


 まぁ、2時間で完結までもっていくということで、リライフ生活云々というよりも、海崎さんとひしろんの恋愛模様にスポットを当てたものとなっていましたが、コレはコレで有りだったなぁと。


 実際問題リライフが恋愛の障害でしかないという体でしたので、特に中盤から後半は。


 まぁ、尺の都合とかもありますしね。

 その辺で一番被害を受けたのは、玉ちゃんと愉快な幼なじみ達。
 出番なし。


 次点で杏。
 完全に三つ編みメガネにモブという属性まで付加されていました。

 リライフ研究員設定がなくなっていましたので、どうしてもキャラが薄くなっていたかと。


 ですが、杏の軽音部設定。
 そのおかげで、ひしろんの『踊ってみた』が誕生したと考えれば、全然悪くない改変だと胸を張って言えますけどね。

 アレはいいもののでした。
 萌えます。

 海崎さんが出先でも見て、大神にイジられるのも分かる気がします。




 あとはひしろんスマイル。

 擬音も相まって、うまく表現したなぁと。


 
 
 ReLIFEオフィシャル・フォトブック
 ReLIFEオフィシャル・フォトブック





 

[タグ未指定]
[ 2017/04/19 23:24 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

ベイビーステップ #431 「分岐点」 感想


 第1セットを0-6で落としてしまった渡邊さん。
 そのショックは大きい。

 それだけに、自分のスランプの理由などが去来するが、試合中考えることではないと、気持ちを切り替える。

 今すべきことは、エーちゃんを何とかすること。

 そうして、横目でエーちゃんの姿を確認すると、必死にノートにペンを走らせる姿が。

(しかし、チェンジコーチの度に、よくそんなノートに書くことがあるな・・・・。ノートを使う奴はたまにいるが、普通は気づいたことをメモるくらい・・。・・・・あれが何かの役に立ってるとすれば・・・・、重要なポイントを体感した直後にデータベースにして後で戦略を立てるのに使うってことか?)

 それは緻密な分析。
 渡邊さんには足りない部分でもある。
 しかし、それは強みの違いでもある。
 渡邊さんの武器は身体と技術。

 bs431-01_R.jpg

 身体を管理して鍛え、技を磨くことは徹底している。
 その一方で戦略もないがしろにはせずに、コーチを頼ってカバーしている。

 だというのに、こんな一方的な展開になることが理解というよりも納得できない様子の渡邊さん。


 一方、そんな渡邊さんの様子を覗ったエーちゃん。

(渡邊さんはたぶん俺の戦略への迷いや精神的の乱れでいつもよりパフォーマンスが落ちてる)

 なら第2セットの出だしもこのままいければ――。
 そんな淡い期待が一瞬過るが、すぐにそれを否定。

 難波江からもらって情報を鑑みれば、このまま逃げ切るなんて考えは甘すぎる。
 例えばダウンザラインを攻略されたら、それだけでこの程度の差は一瞬で詰まってしまう。

 まだ瀬戸際というのは変わらない。


 そこでタイムのコールがかかる。


 第2セットも渡邊さんのサーブから。

 渡邊さんもすぐにサーブには入らず、間を取って心を整えてからゲームに入る。

(・・・・最低限いつもの力を出すことが先決)


 というわけで、考えすぎず、戦略単純に。
 やられる前に、先制の一打を。

 bs431-02_R.jpg


 ワイドへの厳しいサーブ、そしてエーちゃんのリターンを強打で叩き込んでのウィナー。

 15-0。


(速攻・・・・! 武器を出す間もない・・。やっぱりこのままじゃダメなんだ)


 するとエーちゃん、守備位置をかなり後ろ寄りに。

(前じゃなく後ろ・・・・。なぜそうくる?)

 守備位置を後ろにすることで、渡邊さんの先制攻撃に対する守備力は高まる。
 しかし、前で打つダウンザラインは出しずらい上、後方は力がモノを言う領域。
 ここまでの積極策からして急に守備的になるのも考えにくい。


(そこからどう武器を出すのか・・・・。見せてみろ!)


 渡邊さん、ワイドへの強烈なサーブ。


 エーちゃんも、渡邊さんはここは絶対に落とせないため、かなりの厳しい先制攻撃がくるとは予想済み。

 まずは強烈なサーブを凌がなくては、せっかくの武器も使えない。
 そのための後方守備。

 しかし、それだけでも勝てない。


 渡邊さん、エーちゃんの後ろに下がった守備位置からの積極策なら、コントロール重視と判断。

 ダウンザラインと鋭角クロスを警戒。

 bs431-03_R.jpg

 しかし、エーちゃんのリターンは、予想に反して、クロスへの強打。
 同時に前に出て、守備位置を定位置へ戻す。

 この不意打ちで渡邊さんは反応が遅れる。
 それでもエーちゃんのリターンを深く返すが、これで状況は互角に。


(やっぱり、そこで武器を出す機会を窺うつもりか。次から次にあの手この手と打ってきやがる。だがまだ互角・・・・。出せるもんなら出してみろ!)

 ダウンザラインを警戒する渡邊さんだが、エーちゃんはネットを取るべく前へ。

 慌てて、前へ沈める渡邊さんだが、エーちゃんはそれに追いつき、うまく拾う。

 このエーちゃんの想定外のプレーに渡邊さんは反応できず。

 15-15とする。

 bs431-04_R.jpg


(なぜ今、前に出る・・・・。後方からの武器でセットを奪っておきながら・・・・。それを使える状況を敢えて今作っておきながら・・・・)

 エーちゃんの選択に混乱を極める渡邊さん。
 だが、いつまでもそうしていられない。

 続くサーブ。
 エーちゃんの守備位置を確認すると、またしても後ろより。


(俺のサーブだ・・・・。今のリターンをケアして先手!)

 エーちゃんのプレーに動揺する渡邊さんは、フォルト。
 続くセカンドサーブ。

 今度、エーちゃんは、ベースラインを踏むほどに前よりの守備位置。


 その守備位置を確認した渡邊さんは、弾むスピンをセンターへ。

 エーちゃん、このスピンを上から思いっ切り叩き、連続での力勝負。
 さらに前に出るリターンダッシュ。

(強打は本来不利だけど・・・・。第1セットを戦略で奪っての第2セットの頭だけなら・・、多少の効果はあるはず・・・・。そしてダウンザラインじゃなく・・、前に出て反応勝負!)

 bs431-05_R.jpg


 渡邊さんも鋭角の鋭いクロスでエーちゃんを抜こうとするも、エーちゃんこれに反応。
 ボレーで鋭角クロスに決め返し、15-30。


(反応がいい・・・・。だから前で勝負ってことか・・・・。・・・・てことは、攻略できてない武器が二つに・・・・。まずい・・・・)

 bs431-06_R.jpg

 渡邊さんの動揺は増すばかり。
 このまま畳み掛けられるか――というところで次回<#432 均衡>につづく。



 渡邊さんは、エーちゃんみたいなタイプには相性が悪いのかもしれませんね。

 恐らく全日本での難波江戦も、スコア的には競っていましたので、ここまでではないにしても似たような展開だったのかもしれません。

 互角以上にやりあえているのに、敢えて戦術を変えてくる。
 先手先手で動いてくるエーちゃんの意図を掴めないというか。

 この辺は、『戦術を蔑にしていない』で済ませてしまっている、からかなぁと。
 うん、これは私見ですし、言葉にするのが難しいところかもしれませんが。

 渡邊さんのスタイルは、これも正しい表現なのかは分かりませんが、『エーちゃんと出会わずにプロとして大成した荒谷』って言うとしっくりくる気がするんですよね。

 戦略の重要性は理解はしている。
 でも、あくまでもフィジカルと技術のついで感があるというか、何と言うか。

 難波江に負けた後、エーちゃんにこういう展開に持ってこられるとどうしても。

 まぁ、普通に考えたら戦略でこんな展開になることはないと思いますので、渡邊さんが普通なんだとは思いますが。

 むしろ異常なのは、エーちゃんとか、難波江で。


 ですので、今まで渡邊さんがフィジカル面と戦略面への意識が9:1だったとすると、8:2くらいにすれば、案外化けるのかもという話。

 かと言って、これを5:5とかにすると、逆に弱くなるかと。
 たぶん、きっと、おそらく、間違いなく。




 ベイビーステップ(44) (週刊少年マガジンコミックス)
 ベイビーステップ(44) (週刊少年マガジンコミックス)

[タグ未指定]
[ 2017/04/19 22:21 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(2)

ベイビーステップ #430 「全能力」 感想


 日本代表、渡邊さんとの試合、ダウンザラインを武器に圧倒するエーちゃん。

(立ち上がりとはいえ、完全な劣勢・・・・。昨日の吉道さんの相手とは、まるで別人じゃねえか・・)

 そう考える渡邊さん。
 すると、ここでファーストサーブをネットにかけるミス。

 bs430-01_R.jpg


(いや・・・・。実は大差はないか・・。昨日届かなかった数cmが届いて、入らなかった数cmが入ることで・・・・、ハマらなかった戦術がハマってる。
 僅かな違いでしかない。一日でこういう変化があるとすれば精神面・・・・。昨日、何があったか知らねえが・・・・。
 俺もナメられたもんだな!)

 渡邊さんのセカンドサーブ、これを読んでいたエーちゃん、ダウンザラインに厳しいリターンを返す。
 そして何とか返した渡邊さんのクロスを今度はバックハンドでダウンザラインに決め、0-15。

 完全に流れを掴んでいる。

(この感覚・・・・。ずっと前の・・・・岩佐くんとの試合に近い・・・・)

 渡邊さんのクロスへのショットをまたしても、ダウンザラインに。

(上のレベルに行くために・・、必死に増やした新しい技術・・・・。さらにそれらを使った新しい戦術も増やしてきた。バラバラだったピースは新しい精神力を身につけることで繋がっていく・・・・。

 bs430-02_R.jpg


(この繰り返しがいつの間にか大きなビジョンを描く力になる)

 渡邊さんはまたしてもクロス。
 そして当然狙うであろうダウンザラインを警戒し、フォローに走る。

(確かに好調・・・・。でもそれだけじゃない・・・・)


 ここでエーちゃんは、渡邊さんの逆を突くクロスで、0-30とする。

 bs430-03_R.jpg


(壁を越えて一気に成長してる感覚!)


 すると、この流れそのままで、エーちゃんが第3ゲームもブレイク。
 勢いが止まる気配を見せない。

 どころか、そのまま第4ゲームもあっさりキープ。


 これには渡邊さんも怒りが爆発し、思わずラケットにそれをぶつけ様としてしまうが、寸前で思いとどまる。


 第5ゲーム、やはり厳しいショットを武器にしているだけに、エーちゃんにもミスも起きる。
 しかし、エーちゃんはミスにも全く怯まず、ダウンザラインを徹底して、武器として見せつける。

 bs430-04_R.jpg


 そうすることで、他のショットを活かす。
 完全にダウンザラインにやられていた渡邊さんは、エーちゃんのドロップに完全に反応できず。

 これで第5ゲームもエーちゃんがブレイクに成功する。


 ここでのエンド交代時、渡邊さんは完全にやられていることに悔しさを滲ませる。

 bs430-05_R.jpg


(今まさにこの大会で成長してんのか・・。何なんだよ、それはよ・・。俺だって・・・・プロになって7年やってきたんだ・・・・。22歳で200位台に入って日本代表入り後は誰より、いい環境で練習してきた。夢だったGSにも3年連続で予選には出場している・・・・。

 そして第6ゲームが始まっても、渡邊さんの懊悩は続く。

(でも・・まだ一度も本選には届いてねえ。若い奴がどんどん俺を追い抜いていく・・・・。なんで俺は伸びねえんだよ!
 何が違うんだ? 才能か・・・・。努力か? ここが俺の限界なのか? 違う・・。違うはずだ!)

 渡邊さんもここを落とせばセットダウンになってしまうため、必死の粘りを見せるも、最後、エーちゃんのクロスが決まり、第1セットは6-0でエーちゃんが取る。

 bs430-06_R.jpg

 まさかのダンゴという結果の第1セットに観客も騒然。
 ざわめきも収まらない。

 エーちゃんと渡邊さんとの相性なんかも含め、様々な憶測が観客間を飛び交う。


 ただただ悔しさを滲ませる渡邊さんと、次のセットに向けノートと格闘するエーちゃん。

 bs430-07_R.jpg

 そんな対照的な二人の様子を見る浅野さん。

(渡邊くんはかなり長い停滞期間の中にいる・・・・。それだけに今の丸尾くんとの対戦は試練だが、乗り越えれば得るものはある)


 集大成で勝利は掴めるか――というところで次回<#431 分岐点>につづく。 



 予想外にというよりも、想定以上にエーちゃんが渡邊さんを圧倒。

 正直、ほぼ理想の試合の入り方という体でしたので、ひょっとしたらとは思いましたが、それにしても……。


 まぁ、エーちゃんがゾーン。
 そして後手後手に回って更に懊悩している渡邊さんという図式では、こうなるのも有り得ない話ではないのかなぁと。


 そしてエーちゃんの成長グラフは、納得できるものですね。
 スポーツに限らず、何かができるようになるのは、できるように色々と創意工夫して、本当に何かピースがヒッタリハマったようになりますからね。

 そして、それは伸びの時期と停滞の時期が繰り返されるのも。

 あと渡邊さんの長期停滞のグラフも。
 むしろ親近感としてはこちらにあるので、アレですが……。

 まぁ、こういう時のスランプ脱出の時の伸びは大きいものがありますので、今後の展開は予断を許さないものになるかもしれません。


 ここで次回サブタイが分岐点。

 これはどちらにとっての、なんですかね。

 エーちゃんにとってのでしたら、このまま完全に封殺という可能性も大いにあり得そうな気もするのですが……。


 ベイビーステップ(44) (週刊少年マガジンコミックス)
 ベイビーステップ(44) (週刊少年マガジンコミックス)


[タグ未指定]
[ 2017/04/12 21:36 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)

エロマンガ先生 第1話 「妹と開かずの間」 感想

 ライトノベル作家で生計を立てる高校生・和泉正宗は、一年間部屋に引きこもっている義理の妹・紗霧と二人きりで暮らしていた。ある日、同じクラスの高砂智恵に、自身の小説の挿絵担当でもある正体不明のイラストレーター「エロマンガ先生」が、ネットで正宗を揶揄していたことを聞かされる。「エロマンガ先生」の動画配信の生放送を観ることになった正宗は、そこで「エロマンガ先生」の正体を知ることとなり

 というわけで、始まりました。
 俺の妹がエロマンガ先生なわけがない。


 うん、まぁ、僕、原作は途中で積読化しているわけなのですが……。
 
 コミック版は大王を購読しているため、既読。


 emsa01-01.jpg

 超熱烈なラブレターの冒頭に始まり。

 emsa01-02.jpg

 アバンの時点でヒロインのチラ見せ。

 作画も普通に綺麗ですし、いい感じのスタートなんじゃないですかね。

 emsa01-04.jpg

 妹のストリップショーの世界公開阻止のために動いた正宗。
 結果一年ぶりに沙霧と顔を合わせたり。


 うん、しかし、アニメ化したことで一番思ったことが。

 emsa01-03.jpg

 智恵が予想以上に可愛かったです。


 emsa01-05.jpg

 そしてCパートで爆裂しないファッションビッチであるところのめぐみんが出てきて次回につづく。



 うん、まぁ、俺妹とはベクトルは違いますが、基本主人公のお兄ちゃんが妹に振り回される話。


 正宗の方が京介より初期シスコン度は上ですし、沙霧も桐乃ほど……桐乃ほど……?


 いや、ブラコン度も、面倒さも、あまり違わない気がしないでもない。



 何だかんだ言って、物語が動き出すのは、エルフ嬢が出てきてからですからね。
 次回は顔見世、引っ越しイベントは3話かな?


 とりあえず、次回の見どころは、使い物にならない発言と大好き発言ですかね?

 


 エロマンガ先生 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
 エロマンガ先生 1(完全生産限定版) [Blu-ray]


 

[タグ未指定]
[ 2017/04/09 22:04 ] アニメ感想 | TB(0) | CM(0)

ナナマルサンバツ QUESTION73 感想


 決勝の舞台も終盤。
 リーチ手前の大勝負。
 ここで見せた笹島の誠司への勝負宣言――と見せかけての全チームへの宣戦布告。

 有言実行、まさにこれを取った笹島ということで、いよいよリーチ。
 ここから先の上位4チームの正解は即全国行きの切符を得ることに。


「どうした誠司。ブランクで指が訛ったんじゃないのか?」

「指が早いだけの連中と一緒にしないでくれ」

 nanamaru73-01_R.jpg

「よーし。次は俺の後輩たちが相手だ!」

 と誠司に追い打ちをかける。

 とはいえ、いよいよリーチ。
 それだけに次の答えは大切。

 nanamaru73-02_R.jpg

 どのチームも重圧と気合がせめぎ合う。
 

 ここに来て、真理の手の震えも収まってきた。
 そんな中で深見兄妹はお互いを強く意識。

 そして迎える第19問。

『ハワイ語で――』

 語源問題。
 真理の一番の得意分野だけに、ここは絶対に譲れない。

『王家の――――鷹/』

 ここで一斉にボタンが。
 その中でも早かったのは――。

 開城・大蔵チームの誠司。

 nanamaru73-03_R.jpg


「ハワイ王国7代目カラカウア王によって建てられた、アメリカ合衆国にある唯一の宮殿――答えは『イラオニ宮殿』。
 甘いよ真理…。指問の語源なら僕に勝てるとでも思ったかい?」


 と、解説つきで誠司が余裕のクリア。
 これで開城・大蔵チームが一抜けで全国出場を決める。

「よくぞ開城クイ研に…。いや、クイズ界に戻ってきてくれた」

 そう感慨深げな大蔵。

「なんだい改まって…。僕はただ――――このままじゃ終われないだけさ。結果…それが開城の勝利に繋がるのなら、君たちも文句はないだろう?」


 これで抜けた開城は一旦ステージから降りることに。


「やっぱり深見さんのお兄さんだね。語源の高速押しにもバッチリ対応…」

 と思わず感心しきりの識だが、一方で押し負けてしまった真理。

「くやしい…。絶対獲れたと思ったのに…っ。くやしい…!!」

 nanamaru73-04_R.jpg


 思わず頬を膨らませ、その悔しさを露わにする。

 ようやく調子の出てきた真理に識のテンションも上がる。

「次は絶対に獲ろう!」

「越山くん…!!」

「ふたりで!!」

 nanamaru73-05_R.jpg


 識は真理の上に手を重ね次の問題に備える。


 いよいよクリアが出たことで俄然ヒートアップする上位陣。

 そして続く第20問。


『夜空に輝く88星座で――「サジタリウス」――という』

 読み方は語感パラレル、この流れならば『――ウス」繋がりの可能性が高い。

『学名を持つのは――――「いて座」ですが――」

 語感が近いものは、「スコルピウス(さそり座)」「エクレウス(こうま座)」「コルヴス(からず座)」「アクエリアス(みずがめ座)」。
 しかし、『88星座』という指定なら、『黄道十二星座」は外れる可能性が高い。

 その確認のために、次の一文字は確認したいという意識から、まだ動きはない。

 そんな中でいち早く動いたのが真理。
 これには他の面子も押し読ませミスだと判断し、次のエンチャンを狙いに行く。

 しかし、真理にとって予定通り。

 真理は識の耳元であのタイミングで押した理由を囁く。

 nanamaru73-06_R.jpg

「確かにだけど間違いなく聞こえたわ。頭文字は「s」の音よ」

 あのタイミングで子音を聞き取ったという真理。
 これが確かなら確定ポイントの頭文字は「サ行」ということは、スコルピウス。

(除外していた十二星座だけど、88星座には違いない…」

「…これでいいよね?」

 カウントダウンも始まってしまい、もう時間もない。

(本当にこれでいいのか!? 他に可能性は!?」

 ――S。

 ギリギリのタイミングで識の脳裏に別の可能性が過る。

「せーの」

 nanamaru73-07_R.jpg

「さそ…」

や座!

 真理の答えを遮って、識が別の答えを出す。


『聞き取りにくかったので、もう一度同じ解答を言って下さい』


(深見さん、勝手に変えてゴメン…っ)

(越山くんのことだからきっと考えが…。……)

 ということで、真理も識に答えをパス。

「「サジッタ」のや座です!」

 これが見事に大正解。

 たくさん選択肢のある「――ウス」ではなく、『サジ――」のパラレル。
 S、「スコルビウス」ではなく「サジッタ」を選んだ理由は。

「えーと…。いて座とさそり座は同じ夏の星座で夜空でも隣り合ってる関係だけど、それよりも…」

『それよりも?』

 ここで識の解説をマイクが拾う。

 nanamaru73-08_R.jpg


「あっハイ。その…っ。「88星座」というからには「横道十二星座」の線は薄いと思ったのも一つだし、「早押し」を前提にこの問題を詠んだ時…、「射手」を「矢」で受けた方が、スマートに「ハマる」と思って…」


 識にとってクイズは単なる文章でも情報でもなく「作品」。

 しかし、この問題を正解できたのは、真理のおかげ。
 あのタイミングで押し読ませ、しかも「s」の音を聞き取ることは真理でなければできなかった。

 nanamaru73-09_R.jpg

 いずれにしろこれで文蔵はSQ初出場にして堂々全国大会出場決定。


 この決勝の舞台を見ていた帝山の面々も文蔵に興味津々。
 その中でも虎一のエンジンのかかり具合は一入。


 これで勝ち抜けた文蔵も拍手で迎えられステージを降りる。
 これで笹島と一緒に全国に行ける。

 それだけに文蔵の面々の喜びは計り知れない。
 一方で後輩達に色々と心配させてしまった笹島。

 ここを勝ち抜けたことで、気が抜け階段を降りる際に転げ落ちてしまう。

「すまん…。気ぃ抜けて…」

「怪我とかないですか!? 眼鏡は無事です…っ」

「ああ、すまない」

「先輩…、そんな謝ってばかりなのやめてください」

「そうっすよ、先輩!」

「ああ、すま…。――いや、ありがとう…な」


 リーチをかけていた文蔵が抜けたことで、改めて仕切り直し。
 そんな中で開城・細川チームが正解したことで、上位2チームと2番手グループの差が縮まる。

 nanamaru73-10_R.jpg

 そしてそんな中、全国行きを決めた文蔵の面々の前に御来屋が。
 彼が現れたのは、ライバルへのはなむけか、あるいは――というところで次回につづく。


 開城・大蔵チーム、それに続いて文蔵が全国出場決定!!


 正直、予選ラウンドみたくもっと粘るかと思いきや、あっさり? 決めましたね。

 うん、気のせいか、答えたのは、笹島と識だけだった気がしないでもないですが。
 まぁ、井上、真理共にアシストは非常に優秀だったと思うのですが。

 特に今回の19問目は真理も例のスイッチの動作もあり、その後の問題の子音を聞き取るなど、フローに入っていた可能性もありますし。

 まぁ、それでも解答権を得たのが誠司ということで、相手が悪かったとしか。


 しかし笹島の怪人っぷりはともかく、この決勝ラウンドの識の冴えは半端なかったかと。

 ひょっとしたらシンデレラボーイ的な扱いになるのではと思ってみたり。


 識に限らず、メンタル的にボロボロだった文蔵がここを乗り切ったことで、ちょっとやそっとの重圧では揺るがなくなりそうな気はしますけどね。

 このメンタル面での成長は本当に大きな武器となるのでは思う僕なのです。


 で、最後に登場した御来屋。

 第33回麻ヶ丘例会の識の宣戦布告めいたアレと似たようなことを、今度は御来屋がやるのかと。
 敗者復活戦に対する意気込みを、今の識に対して言わずにはいれなかった的な?

 まぁ、ちょっと御来屋っぽくないきもしますので、違うかもしれませんが。


 いずれにしろ次回でもう1チームの全国出場チームが決定。

 そして敗者復活戦も始まるかな?



 
 【電子版】ヤングエース 2017年5月号<【電子版】ヤングエース> [雑誌]
 【電子版】ヤングエース 2017年5月号<【電子版】ヤングエース> [雑誌]



 

[タグ未指定]
[ 2017/04/08 21:36 ] コミック感想 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
久しぶりに調子が悪くなかったので、ベビステ感想のブランク部分埋めが完了。
次はコミックの感想にいけたらいいなぁ。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
FC2カウンター
QRコード
QRコード