第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

遊戯王ARC-V スケール20 「相手は俺だ!」 感想

 
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 蓮! 壁!! 関係なかった!!!

 粒子加速器で蓮を待ち構えていた遊矢。
 そこに突如として現れる蓮。

「姿を隠していたのが、急に現れるとは…。私を呼んだのだろう?」


「まぁね。君が強敵だってのはわかってたから、こっちも色々準備が必要だったんだ」

「粒子加速器とは面白いコースを選んだな。榊遊矢、君が私の相手をするのか?」

 もちろん今回のデュエルの相手は――。

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「俺だ!!」

 遊矢を押しのけて現れたのは、ユーゴ。
 しかも遊矢を脳裏の奥に置いてくる仕打ち。

 これでは遊矢は外でのデュエルの様子もわからない。

 というのも、遊矢には自分たちの話を聞かれたくないというユーゴの思い故。


 そしてユーゴと蓮がスタートラインに。

 柚子はDホイールを使ってのアクションデュエルに、危険だからと反対。

「男には命をかけて戦わなきゃならない時がある」

 ユーゴの主張も、柚子は全然わからないとバッサリ。

 とはいえ、いずれにしろ、蓮との決着をつけなければならない。
 蓮を倒さなければ、遊矢も危険だから。
 だからこそ、ユーゴは遊矢を守るために戦う。


 ユートと蓮はDホイールに乗り、エンジンをふかし、もうスタートを待つばかり。

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 そんな二人の前に立ちはだかる柚子だが、二人はもういつスタートしてもおかしくない。

 流石の柚子もその迫力、そして二人の本気っぷりに、引き気味。

「ひぃぃぃ! チョット! 私を轢き殺す気!?」


 その柚子の様子に、ユーゴは、彼女がじゃがんだらスタートだと。
 蓮もそれに快諾。

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 そして二人の迫力に負けた柚子が、もう無理としゃがみ込んだところでスタート。


 このライディング・デュエルをモニターで見守るイヴとアイザック。
 そして二人は赤馬零児もどこかで見ているはずだから、それを探知してその居場所を突き止めようと動く。


 そして始まったライディング・デュエル。
 自分の時代の最先端マシンを引っ張り出してきた蓮。
 その性能を駆使して、スタートダッシュに成功する。

 先行を取り、最初のA・カードもゲット。
 もっとも彼はこのA・カードに限らず、全てのA・カードを取るつもり。


 蓮のこのマシンの加速はユーゴの想像以上のもの。

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 このマシンの性能差はいかんともしがたい。

「悪く思わないでくれよ。EVEのために渡しもこのデュエルに負けるわけにはいかない!」


 蓮は手札の『白鱓』を墓地に送って、『白棘鱏』を特殊召喚。
 このカードは手札のホワイト・モンスターを墓地に送って特殊召喚できるレベル4モンスター。

 更に蓮は魔法『白の水鏡』を発動。
 墓地のホワイトモンスターをSSし、デッキから同名カードをサーチ。

 この効果で墓地の『白鱓』を特殊召喚し、ハンドに加えた『白鱓』を通常召喚。

 さらに墓地からSSされた『白鱓』の効果でチューナーモンスターとして、輪廻シンクロのスタート。


「私はレベル4の『白棘鱏』とレベル2の『白鱓』にレベル2の『白鱓』をチューニング!! 深淵に眠る大いなる勇魚! 生と死を巡る大海原に目覚めよ!!」

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 ――シンクロ召喚!!! 白闘気巨鯨!!!


 早速前回のデュエルでのエースモンスターを出してきた蓮。

 さらに手札から永続魔法『白の救済』を発動。
 1ターンに一度墓地の『ホワイト』モンスターを手札に加える。
 この効果で『白鱓』をハンドに加えて、エンド。


 そして予想通りこのデュエルを見ている零児。


 ユーゴのターン。
 ユーゴはアクセル全開で壁走り。
 そこから斜面を下る勢いを利用し加速。

 しかし、それだけでは蓮は抜けない。
 蓮はただ加速するだけで、ユーゴの追撃を躱す。

 そして2枚目のA・カードもゲット。


 このデュエルを観戦するユーリとユート。

(どうにもユーゴには不利なようですね)

(だがユーゴのデュエルにはそんなものを跳ね返す爆発力がある)

(それは分かっていますが…。ユーゴの心配が現実にならなければいいのですが。我々の力は薄れつつある…)

(……)



「アクション・カードが手に入らなくても、俺は絶対にこのデュエルに勝つ!!」

 スケール1の『SRビーダマン』とスケール6の『SRヘキサソーサー』をセッティング。

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「揺れろ運命の振り子!! ペンデュラム召喚!!」

 『SRパッシングライダー』と『SRドミノバタフライ』をP召喚。
 そこからシンクロに繋げる。

「俺はレベル5の『SRパッシングライダー』にレベル2の『SRドミノバタフライ』をチューニング!! 輝く翼、神速となり天地を照らせ!!」

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 ――現れろ! シンクロ召喚!!
 『クリアウィング・ファスト・ドラゴン!!!』

 そして早速効果発動。
 『巨鯨』の効果を無効にして、攻撃力を0に。

 そしてそのまま『巨鯨』に攻撃。

 しかし、ここまでは蓮の読み通り。
 というわけで伏せてあった永続罠『白の仲裁』を発動。

 このカードは手札の『ホワイト』モンスターを墓地に送り、相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする。

 ここで蓮は手札の『白鱓』を切って、『クリアウリング』を守備表示に。


「ここまでは前哨戦! お前なら『クリアウィング』の効果を跳ね返してくる事は俺も読んでいたぜ!」

 というわけでユーゴはPゾーンの『SRビーダマシーン』のペンデュラム効果を発動。

 お互いのターンに一度、自分フィールドの守備モンスター一体を攻撃表示にできる。

 これで『クリアウィング』は再び攻撃表示ということで、改めて『巨鯨』に攻撃。


 蓮はここでA・カード『フルカウル』を発動。
 バトルおよび効果ダメージを半分にする。

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 これで蓮は『巨鯨』を破壊されたものの、ダメージは半分。
 ライフ4000から2750までの減少にとどめる。

 更に『巨鯨』の効果。
 破壊され墓地に置かれた時、自分の墓地の『ホワイト』モンスター一体を除外し、このカードを特殊召喚。

 というわけで、墓地の『棘鱏』を除外し、『巨鯨』を復活。
 さらにSSした時の効果も発動。
 相手フィールドのモンスターを全破壊。


 これはユーゴも許さない。
 『SRビーダマシーン』の更なるP効果。

 先ほどの効果で攻撃表示になった『クリアウィング』はこのターン戦闘および効果で破壊されない。

 これで『クリアウィング』の破壊を防ぎ、カードを一枚伏せてエンド。

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 一方その頃、自身の記憶の奥へと取り残されてしまった遊矢。
 そこで思わぬものを見つけ――というところで次回につづく。


 いよいよ始まる遊矢と蓮のデュエル――と思いきや、ユーゴvs蓮の再戦。
 これまでの流れを考えれば、途中でユーゴが脱落ってな雰囲気があるのですが、如何せん肝心の遊矢が記憶の奥底深くに置き去り。

 急にバトンを渡されても、それまでのデュエルの流れが分からなければ、引き継ぎも難しいかと思いますが……。
 どうなるのかなぁと。


 遊矢もユーゴから蓮戦に当たり輪廻シンクロについては説明を受けているでしょうが、当然次回出てくるであろう『巨鯨』以降は未知数でしょうし。

 あぁ、そう言えば、『白鯨』が『巨鯨』になっていましたね。
 『白闘気白鯨』ですと白と白が被っていたためか、わかりませんが。

 2巻も重版分では変更されたりするのかなぁと。
 余談ですが。


 しかし、柚子のライディング・デュエルへの反応がアニメ版と似たような感じで、何だか感慨深いものが。
 何だかアニメ版柚子の方がストロングで、Dホイールの前に立ちふさがったままでも不思議はないかなぁと思ったりもしましたが。

 個人的には、結局、迫力負けしてしゃがみ込んでしまう、コミック版のこの微妙な人間臭さというかが結構好きだったりするのですが。


 
 しかし、再戦のデュエルは、正直嫌いじゃないんですよね。
 お互いにデッキとエース――『クリアウィング』と『巨鯨』の効果を把握しているが故に来る妨害札とその読み合い。

 そして何だかんだ認め合うからこそ出る舌戦とかも。


 あと気になるのは、今回ユーゴが張ったスケールが1から6。
 『クリアウィング』が破壊された場合、P召喚できないスケールなんですけど……。


 まぁ、次回張り替えるのか、『クリアウィング』自体がPゾーンに行くのか。
 OCGでのP効果はPゾーンからシンクロ召喚できる的な効果ですが、本編とOCGで効果が違うとかザラですからね。

 あるいは素直に『クリスタルウィング・ファスト・ドラゴン』的なものがでるのか。

 色々と期待したいところですが……。


 そして物語的な部分としては、遊矢が自分の記憶の核心に触れるってな雰囲気がありますが。
 正直、そろそろその辺の情報の開示は欲しいのですが。

 あまりにクリティカル過ぎると、ユーゴだけに限らず、一気にユート、ユーリまで消えてしまうって気もしてしまうんですよね。

 こう因縁の相手とデュエル。
 その最中に自分のドラゴンを遊矢に託して、消えていくってな流れが今までの予想だったわけですが……。


 場合によっては、この蓮戦で大きく流れが変わる可能性まで。

 正直、ユート、ユーリには自分のデッキでのデュエルを一度はやってほしいですので、その展開は望んではいないのですが。


 いずれにしろ次回、デュエルも物語も大きく動くかもなぁと思うココノイさんなのでした。



 Vジャンプ 2017年 05 月号 [雑誌]
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[ 2017/04/07 11:41 ] コミック感想 | TB(0) | CM(2)

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第50話 「彼等の居場所」 感想

 今更ですが、オルフェンズ最終回+αでの感想です。


 ギャラルホルンは鉄華団掃討作戦を開始する。立ち向かう、鉄華団の未来は―

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 うん、まぁ、案の定バットエンドで終わってしまいましたね。
 というのが、素直な感想。

 まぁ、今までの流れを見れば、これは想定内。
 むしろ、うまく物語を畳んだ方じゃないかなぁと思っていたのですが。

 例え、どれだけ中身がぐしゃぐしゃでも、外見だけでも取り繕えばという意味で。


 ですが、何だか最終回を終えて、出てくる、出てくる色んな情報。

 物語の改変の裏(?)事情やら、シノの性癖やら、オルガの死亡別ルートやら、ガチ鉄華団全滅ルートやら何やら。
 おまけに続編に関しても何だか動きがあるんだか、無いんだか。


 もう、いいんで、公式は何も喋るなっていうのが一番の感想になってしまいましたが……。
 ホントに。


 HGレクスレプスをヤスっていた手が完全に止まっちゃいましたよ。


 まぁ、愚痴めいたことはこの辺で感想をば。

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 完全に主人公・ヒロインポジに収まったガリ・ジュリ。
 ガリガリが一期の緩軽い感じに戻ったのは、何か安心したというか、何と言うか。

 車椅子だったのは、考察で多かった通り、除去手術後だったからなのかなぁと。
 悲壮感の欠片もなかったですしね。

 その辺から、アルミリアもそんなには悲惨なことにはなっていないのではと希望的観測も。
 まぁ、恐らくティーンエイジャーにして溢れ出る未亡人オーラとか薄幸っぷりを背負っているのでしょうが……。

 
 あとは物語的な結末について。
 ギャラル・ホルン(ラスタル)大勝利。

 うん、まぁ、これについては、非常にもやっとしますが……。
 あれだけ裏で色々やっていたのに、お咎めなしってのは。

 結果だけを見れば、これが世界的には一番平和なエンドなのでしょうが。


 そしてペシャン公について。

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 うん、別にイオク様ここで退場させなくてもって、思わなくもない。
 露骨なヘイト集めは公式が言うまでもなく透けていましたので、退場させるならもっと前に。
 ここまで来たのなら、最後まで生存ルートで良かったと思うんですけどね。

 良くも悪くも……悪くも悪くも、成長の無いキャラで終わってしまったのが、残念だったとしか。

 まぁ、この辺はイオク様だけに限った話ではないのかもしれませんが……。


 クーデリアについて。
 ある種火星のトップまで上り詰めた彼女ですが、その立場は非常に危ういものかと。


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 だからこそ、鉄華団のピアスはやりすぎだと思われ。
 しかも、調印式みたいな、公の場で。
 取材陣も大勢来ていたわけですから、尚更。

 クーデリアと鉄華団の関係はちょっと調べれば分かることなんでしょうが、だからといって。
 しかもそれが過去の関係だけならともかく。

 いくらIDを変えたとはいえ、元鉄華団を囲っているわけですからね。
 その辺のことを突っつかれたら、もう致命的かと。

 ラスタルもその辺分かっていてスルーしたのでしょうし、この時点ではまだ実行されていませんでしたが、ライドのノブリス暗殺という事件も起きてしまったのですし。

 それでいてラスタルに皮肉めいたことを言うとか勝機の沙汰とは思えないんですが……。


 まぁ、これでラスタルが動くということは絶対にないのでしょうが。
 鉄華団がテロリストという認識のままでしょうし、“善良な”市民が声を上げ始めて、クーデリアを排斥し始めたとしても何ら不思議はないと思っているんですよね。


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 まぁ、後はホントにミカ子供作っていたんだねとか、そんな感想しか。



 最後まで見た印象としては、本当に勿体なかったなぁとしか。
 要所要所は面白かったですし、MS、設定なかったも斬新で良かったと思いますので。


 ただ、ホント私見なんですが、好きだったかというと、また微妙ななんですが……。


 まぁ、こればっかりは感性ですからね。
 面白いからといって好きになるかと言われると必ずしもそうではないでしょうし、その逆も然りかと。

 かといって嫌いなわけでもないんですけどね。
 ここまで見て、ガンプラも作ってってわけですし。



 ただ1期の終盤から鉄華団のあり方には、どうしても同調できない部分がありましたので。

 まぁ、それが決定的に感じたのは、2期の35話のオルガの「(お偉いさんへのあいさつ回りより)ドンパチやっている方が全然楽ですよ」ってセリフかなぁと。

 これがずっと僕の中では引っかかっていますので。


 ですので、このエンドは起こるべくして起こったのかなぁとは思っています。
 結局の所、そういう描き方はしていたのでしょうし。

 ですので、最初に触れたとおり、軟着陸できたなぁと。


 極論で言えば、鉄華団もギャラルホルンも壊滅的なことになって、世界はより混迷へエンドでもいいかなぁと思っていた僕だったりしましたので。


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[ 2017/04/07 10:21 ] アニメ感想 | TB(1) | CM(0)

ココノイさん復活のおしらせ


 先月は少し色々ありましたので、全然更新できていませんでしたが、要約少しだけ落ち着きましたので、ちょこちょこ復活していきたいと思います。

 まぁ、4月バカ用のネタもいくつか考えていましたが、正直それどころではなかったですので、今年はスルーで。


 まだ、メンタル的におかしく、偏頭痛もあったりして、物語が様々な情報が頭に入り難かったり、考えがまとまりにくかったりしますので、要所要所でアレな部分もあるかもしれません。


 いや、何か、それは元々の仕様な気もしますが。


 まぁ、一応これで復活しますので、今後ともよろしくおねがいします。


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[ 2017/04/01 00:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

ベイビーステップ #429 「結集」 感想


 渡邊さんとの試合。
 1ブレイクで迎えた2ゲーム目、サーブゲームも好調のまま15-15のエーちゃん。

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(前にゾーンを感じた時は・・不思議な感覚だった。眠った力が発揮されたような・・・・。でも今日は違う・・。驚きはあるけど、やったことには納得できてる。だけどゾーンは突き詰めるとわからなくなってくるから・・・・これ以上意識しない)

 エーちゃん、サーブはとにかく力勝負から自分の意もちを守るつもりで。

 ワイドへ鋭角の厳しいサーブ。
 しかし、渡邊さんは、悪い流れを断ち切るべく、力で押す。

 いいサーブだったものの、渡邊さんの力押しでのリターンで、優位はなくなる。

 その上で、渡邊さんは力で勝負でき、ダウンザラインも狙わせないセンター狙いのショット。

 一方のエーちゃん、渡邊さんの力に応戦するには、武器のダウンザラインに繋げたい。
 そのための選択肢は3つ。

 ① こっちからクロスを打つ(力勝負に持ち込む)
 ② 守備位置を空けて誘い込む
 ③ ひたすら深く打ち続けて待つ(いつかはクロスを打たざるを得なくなるまで)

 こういう劣勢で苦しい時ほど、王戦で学んだ無意識に逃げる自分に敢えて苦しい選択を取る。
 というわけで、ここは③
 クロスにくるまで、なんとか生き延びる。

 渡邊さんの深くて強いショットに苦しむエーちゃん。
 それでもリズムに乗ることで、この渡邊さんの猛攻に耐える。

 それでも、いつでも武器は出せるよう準備は怠らずに、自分の命を守る。

(あまりクロスを避けると単調になって優位が広がらない・・・・。なら球威を上げて・・・・)

 この展開に焦れた渡邊さんが、クロス強打。

 これを待っていたエーちゃんは、素早く対応。
 このエーちゃんの動き出しに、渡邊さんはダウンザラインを警戒。

 しかし、第1ゲームでやられたクロスが脳裏を過る。

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 どちらも警戒するあまり、渡邊さんの動きが止まる。


(いける・・・・。怖かった日本代表の精神力も・・・・。怖がりな自分も・・・・。超えられる!)

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 思い切って1/100のダウンザラインでのウィナー。

 30-15とする。

(渡邊さんに力で押さえこまれた状態から・・・・、優位を奪い返してのポイント・・・・!)

 これは会心のポイント。

 その上で、渡邊さんの頭にダウンザラインがある内に、今度は鋭角クロスを打ち、前へ。
 そしてボレーで逆クロスに決め、40-15。

 完全に振り回されている渡邊さんの表情は暗い。

(やろうとしてたことが全部完璧にできると、こんなにうまくいくんだ・・・・)

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(プロになって、ここまでやってきたことが・・・・、この大会で得られた全部が・・・・、今このプレーに集結してる)


 ダウンザラインへのショットは渡邊さんに拾われるものの、エーちゃんはこれで優位に。

(試合はどんなことでも起こり得る。だからって・・・・ここまでやられていいわけがない。若手に苦しめられ負けるなんて、よくあること。でも、ここまであっとうされるなら、俺にも原因がある)

 ここで渡邊さんはただ力だけに頼らず、プレーを変える。
 エーちゃんのショットを拾い、前で勝負。


 しかし、エーちゃんはこの渡邊さんのアプローチショットに完全に回り込む。

 渡邊さんはまだネットまで詰められていない。
 これではダウンザライン、鋭角クロス、どちらにも抜かれる。
 ならばと、ダウンザラインだけでもフォロー。

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 それを視界の隅に捉えたエーちゃんは、クロスを選択。
 これで、このゲームをキープ。


 頭の2ゲーム、完璧な試合展開を見せるエーちゃん。
 このエーちゃんの成長になっちゃんはこの試合はいけると判断。

(うん・・・・。この試合はいけそう・・・・)

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(きっとエーちゃんが勝つ・・・・。ってことは・・・・明日は会えないんだね)


 エーちゃんの成長がなっちゃんの覚悟を後押し――というところで次号休載。
 <#430 全能力>につづく。


 2ゲームを終えて、完全にエーちゃんが試合の流れを掴んでいる感じです。

 なっちゃんが勝ち確を感じ、翌日の渡米の際にはエーちゃんと会えないことを感じてしまうほどに。
 まぁ、なっちゃんの勝ち確判定は微妙に外すこともありますが……。

 まぁ、今回は大丈夫かなぁと。


 しかし、渡邊さんからすれば、如何ともしがたい展開ですかね。

 頼みの綱の力勝負なら、互角以上の展開には持ち込めるものの、決めきれない。
 変化を付けようとすれば、狙われる。
 戦術を変えても、先回りされる。

 うん、これは手の打ちようがないですね。

 試合序盤とはいえ、これだけやられて、折れずにいられるかどうか。

 あー、これはなっちゃんが勝ち確するのが分かります。


 ベイビーステップ(44) (週刊少年マガジンコミックス)
 ベイビーステップ(44) (週刊少年マガジンコミックス)


 

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[ 2017/03/29 21:41 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)

ベイビーステップ #428 「強攻」 感想


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 死んじゃう覚悟で・・・・。

 懸命に・・!


 巻頭カラーです。


 慶稜チャレンジャー準決勝。
 渡邊さんとの一戦。

 試合の頭、2ポイント、ダウンザライン2本で優位に立ったエーちゃん。


(今度は2/81の狙った所にいった。たぶん俺の状態がいいだけじゃなくて・・・・、思ったより控えめな渡邊さんの立ち上がりにすごくフィットしている気がする・・・・)

(昨日とはずいぶん違うんだな・・・・。
 一見、無茶してハマったエース2連発だが・・・・、本来、共存しにくい迫力と安定感が両立してる。単なるまぐれじゃ片付けない方がいい)


 そして渡邊さんの続くサーブ。
 このサーブゲーム、力での攻撃に頼りたいとするなら、強打が有効なクロス狙いが自然。
 しかし、同時にクロスはエーちゃんんのダウンザラインへの攻撃の機会を与えることにもなる。

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 つまり、この一打で渡邊さんの戦略が読める。

 ここを攻めるか、ひとまず抑えるか。

 すると、渡邊さんはクロスへの強打を避け、ダウンザラインを狙ってくる。
 これはエーちゃんのダウンザラインを警戒しているということ。
 ならばエーちゃんのダウンザラインは武器として成立しているということ。

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(だったら、ここでミスっても死ぬわけじゃないし・・。力勝負でクロスへ・・・・!)


 ここでの力勝負を予想していなかった渡邊さんは完全に意表を突かれ、ただ返すだけが精一杯。

(渡邊さんから力で優位を奪った! だったら、ここも思い切って・・・・!)

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 優位に立ったところでのドロップ。

 これには渡邊さんも反応しきれず、0-40。
 武器を意識させて使わずポイントしての、トリプルブレイクポイント。


(しまった・・・・。ダウンザラインを意識し過ぎたか。いや・・2連続であのやられ方で意識しないわけにはいかない。だからといって・・・・。ヤベえ・・・・。いきなりドツボにハマるパターンか)

 渡邊さんも、ここで流れを変えるべく深呼吸。

(しゃーない・・・・。こういう時は一度基本に立ち返った方がいい)

 深呼吸で気持ちを切り替えた渡邊さん。

 しかし、エーちゃん。
 ここはブレイクチャンスは3つある。
 こういう時、自力が上の相手が本気になるため、本当に怖いという思いもある。
 それでも、こういう時のため樹さんを見習って、対処法を考えてきた。
 命が懸かったつもりで徹底的に考えた最悪の事態のシミュレーション。
 どう力でねじ伏せにくるか、それにどう対処すべきか。

(ここでも大事なのは・・・・。命がけとはいえ死にはしないということ)


 渡邊さんのワイドへのサーブ。
 これを読み、完全に回り込んだエーちゃん。

 当然渡邊さんの頭に過るのは、フォアでのダウンザライン。

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 そこに意識が向いたところで、その逆を突く、クロス。

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 これには渡邊さんも全く反応できず、エーちゃんがラブゲームでのブレイクに成功。


(来た・・・・! ブレイク! しかも完璧に見えてた。相手の動きだけじゃなく心理まで・・・・)

(いきなり振り回されてる・・・・。落ち着け・・・・。リセットだ。丸尾のダウンザラインがいいのはわかった。あそこにやられたら諦めてもいい。だがアレを恐れてポイントを奪われるのはよくない。この意識の変更がスムーズにできれば状況は変えられる)



(やっぱりそうだ・・・・。基本的な戦い方は準備してきた『命懸け』モードで・・・・。だけど思い切って決めにいく時だけ『命が懸かってない』モードに切り替えて、『おいしいとこ取り』でいいんだ!)


 エーちゃんはワイドへのサーブ。
 渡邊さんのリターンを緩いスピンで強打をさせないようコントロール。

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 渡邊さんは、それでも軽快なフットワークで回り込み、打点を合わせての強烈なフォアでウィナー。

 0-15と、自慢の力と技の速攻を見せてくる。


(体幹も強いし技術もあるから、少しでも浅いとねじ込まれるんだ。こういうのを避けるために、力勝負と戦うパターンはできる限り準備してきた!)

 サーブはボディに。
 さすがに渡邊さんもリターンするのに、窮屈そう。

 そして少しでも崩したら、ダウンザラインに強打。

 これは渡邊さんも反応したものの、ネットに引っかけてエーちゃんのポイント。

 15-15とする。


(日本代表の渡邊君相手にこの戦いぶり・・。うまくいってるというレベルを越えてる)

 浅野さんは、エーちゃんのプレーに思わず感嘆。

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(完璧・・・・。ゾーンに入った時に近い・・・・。だけどあの時とも違う・・・・。もっと実感がある感じ・・・・)


 絶好調の立ち上がりに覚醒の予感――というところで次回<#429 結集>につづく。



 エーちゃん、早々の1ブレイク。

 まぁ、吉道さんとの試合も序盤はブレイク合戦だっただけに予断許さないものはありますが。
 ありますが、+エーちゃんの覚醒っぷりを見ると、冗談抜きで、このまま第1セットは圧倒してみせそうな雰囲気があります。


 渡邊さんも基本スペックはエーちゃんのはるか上。
 経験も同様。

 それでも、それすら凌駕してみせるエーちゃん、半端ねぇって話です。


 振り回されて後手後手に回ってはいますが、なりふり構わず、早々に深呼吸をしたりと、日本代表ということもあり、メンタルも強そうな気はしますが。

 それに最後の表情。

 まだまだ波乱はありそうな気もします。



 ベイビーステップ(43) (講談社コミックス)
 ベイビーステップ(43) (講談社コミックス)


 




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[ 2017/03/22 21:29 ] ベイビーステップ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
久しぶりに調子が悪くなかったので、ベビステ感想のブランク部分埋めが完了。
次はコミックの感想にいけたらいいなぁ。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
適当な一言
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